LGV東ヨーロッパ線が完成して…

LGVつまりフランスのTGV用の高速新線のうち,東ヨーロッパ線,つまりパリ東駅から東進してストラスブールに至る路線が,試験車両の事故などの困難を乗り越え,今年7月に開業している.

その結果,ナンシーやメスといった途中の都市には都市間列車があまり立ち寄らなくなり,駅の出発時刻表示がこういう感じになってしまっている.

たくさん列車が表示されているが,TGVはパリ行きの1本だけ.あとは予約不要の快速列車であるTERばかりだ.かつてならもう少しTGVはあったかと思うし,10年以上前ならCorail Teozなどの急行列車がたくさん並んでなかったかなぁ.

じゃぁ,表示されているTGV以外の列車に乗りたい場合はというと,上から2つ目の「68162」に乗ることになる.つまり,St.Leon通りのバス停からバスでTGV駅まで送迎というわけだ.

新線開業悲喜こもごも,かも.

(写真は朝のNancy駅.LGVができる前はストラスブールとパリを結ぶ幹線の途中駅だった)

Baden-BadenとRastatt間の不通-隣国では

ストラスブール駅のコンコースにこんな立て看板が…

例の不通区間に関する情報だ.TGVでもこの区間を通るものがあり,発着駅の変更や迂回がある模様.

特設ご相談カウンタもある…が事故発生してから結構日がたっているので,暇そう.

2両編成のディーゼル急行…140km/h運転でした

いつものことですが…

このドイツのザールブリュッケンからフランスのメスに向かう2両編成のディーゼル急行列車.ドイツとフランスをまたぐからか,前が赤色のDBの車両,後ろが青色のSNCFの車両.


…よく見ると「DB」を無理矢理消して「SNCF」ととってつけたように書いている.

ゴトゴトと走り出し,すぐに国境を越えて農村風景の中へ.

ぐんぐん加速して,140km/hへ.急行(RE/TER)とはいえ,そもそも小駅が廃止された結果残った駅だけを結ぶような形なので,実質的には駅間の長い路線の各駅停車.

日本の特急サンダーバードや特急ひたちよりも速くてワロタ.

新幹線にチャリ

新幹線への自転車持ち込みが「可否論争」になっているらしいが…

自転車ブームの裏で“新幹線に持ち込み”可否論争(2017/08/22 17:36)

http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000108274.html

 

単に日本の新幹線の設備が遅れているだけだよね.(↓)

http://jp.france.fr/ja/information/25238/

http://www.sncf.com/en/services/sncf-velo

 

パリをバイパスしてフランス旅行

フランスの鉄道網はほとんど完全にパリを中心に組み立てられている.地方都市間はほぼ全てパリで乗り換えなければ到達できない.ところがごく少数ながらパリを無視した列車が走っている.

例えば,フランス東部のアルザス地方のストラスブールからパリの北側にあるリールに行く場合,パリ東駅まで行って東駅〜北駅間を徒歩か地下鉄で移動し,北駅からTGVというのが標準コース.

ところがこういう列車もある.シャルルドゴール空港経由リールヨーロッパ駅行き.



ゴトゴト.到着.リールはリールでもユーロスターの発着駅の方.旧駅とは徒歩でも10分ほど.

リールで一夜を過ごした後,次の日は逆コース.

リールからシャルルドゴール空港までTGVで移動.パリを無視した移動だね.

なぜこういう系統があるかというと,国際空港アクセスとしてTGVが機能しているから.チケット類も統合されたサービスもあるので,異種交通機関を結合した有機的ネットワーク,とでも言うべきか.

一方東洋の島国では,いまだに手を結ぶことができずに,相変わらず(国際交通であっても)有機的ネットワークを築けない国があるんだってさ.

#パリは宿泊費が高いので,うまく旅程が組めれば費用節約.

世界有数の美しい駅の抱える平凡な問題

世界でも屈指の美しい駅とされる,フランスのストラスブール(ちなみに,日本の金沢駅も美しい駅).

この駅もまた抱えている,よくある平凡な問題はというと…







放置自転車問題.

 

きたねぇ.

世界共通の悩みの種の模様.

夜行列車は欧州でも風前の灯火

この列車はまだ走っているのだろうか.5年半前のパリ行き.

車内(個室)はこんな感じ.

街に街に挨拶を…

ゴトゴトと一晩中走り続けて,到着.

夜間移動サービスは,この先,高速バスでしか提供されないんだろうか.学生の頃のスキーバスで懲りているので,勘弁願いたいところだが,かといって「新幹線+ホテル」とか「航空+ホテル」では値段も高いし,存外時間制約多いし.2-3度乗ったことのあるシュプール号(*)は,からだが格段に楽だったなぁ

(*)夜行スキー列車.20系寝台車に乗ったのは,後にも先にも1度だけ.

大気汚染対策で公共交通を無料化・自動車は規制

パリ、大気汚染対策の一環で公共交通機関の料金を無料化・自動車は乗り入れ規制

情報源: パリ、大気汚染対策の一環で公共交通機関の料金を無料化・自動車は乗り入れ規制 – BusinessNewsline

年に一度程度,ヨーロッパに出向くのだが最近気になっていたことがあった.それは,鼻炎の悪化である.

日本に比べて冷涼なので日本の夏の終わりに行くと丁度欧州は秋で,きっと花粉が飛んでいるんだろう,と,最初は思っていた.ところが年々訪れた際の鼻の調子が悪くなる.

ついには鼻をかむと血が混じるようになった.仕方がないので,今年からはアレルギー薬,風邪薬,鼻の洗浄器まで準備して欧州訪問.日本でもここまでひどくなることはないのにね.

今考えると,「クリーンディーゼル」などというものはなかったんだということだろうな.例の捏造発覚まで,欧州ではディーゼル車全盛だったわけだが,排出量が多かったのはCO2だけではなかったのだろう.

さてさて,ナンバープレートの末尾制限は記事のパリの他,留学生の話によると中国でもやっているそうである.あとは盆地で排気ガスのたまりやすいメキシコシティなど.

一時的には末尾制限と公共交通の無料化で乗り切れるかもしれないが,恒久的施策となると,市の入り口に有料ゲートを設けて,その収益を公共交通に突っ込むなんていう方法もあるかも.

日本でも自動車の制限の議論は時々浮上するが,未だかつて実現したことがない.渋滞対策や環境対策には一定の公共性があるのだから,ビビらずに実行すれば良いのだが,日本の政治家にもお役人様にも,その勇気はない模様.