自動運転導入で温暖化進行か?

温暖化が進行しているらしい.

一方で,自動運転技術も進みつつある.自動運転は自動車の利用を容易にする技術だ.

ということは,自動車利用の拡大を促す技術でもあるわけで,エネルギー効率の悪化と温暖化ガスの排出拡大を促進しかねない技術でもあるわけだ.

「自動車の利用拡大≒マストラの衰退」
「自動車の利用拡大≒都市の低密度利用≒都市のエネルギ効率低下」

電気自動車の利用拡大でチャラ,とか思っている人は多そうだが,電気自動車の温暖化ガス排出レベルって現時点じゃぁハイブリッド車と大して変わらず,ハイブリッド車って,せいぜいバスレベルじゃなかったかな.バス<鉄道,だな.

「新技術だ!!!」と喜んでる場合じゃないと思っているのは私だけ? 使い方誤るとヤバいんじゃないの?

4時間切り年度内にも…東京―函館

東京から函館までの新幹線での所要時間が、今年度中にも4時間を切る見通しになった。特急電車をやや上回る程度に抑えられている青函トンネルの走行速度を引き上げても安全性に問題ないことが確認されたためだ。短縮時間はわずか3分だが、航空機とのシェア(市場占有率)争いで優位に立つ4時間の壁を超えることになる。

情報源: 新幹線、4時間切り年度内にも…東京―函館 : 経済 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

ようやく160km/h運転になるようだ.青函トンネルの径自体は新幹線サイズだが,トンネル内の曲線とか勾配の関係で,確かもともと設計上も最高速度が160km/h運転じゃなかったかなぁ.(何に書いてあったかは定かじゃないが,工事記録的書物で見た記憶が…)

ここからさらにトンネル部分の運転速度を上げるのは,ちと難儀かも.

あとは整備新幹線として建設された区間(三線軌区間を除く)で運転速度を260km/hからどれだけ上げられるかだなぁ.

整備新幹線区間の課題は,曲線や勾配といった線形ではない.国鉄時代に建設された新幹線に比べて騒音の基準が厳しいあたりが最大のネックかも.

なお,記事は「東京ー函館」と書いてあるが,4時間切ったのは新函館北斗駅であって,ここは市街中心部からかなり離れており,駅の位置選定がかなり残念だ.しかも競争相手の空港が市内の湯の川温泉のすぐ近くで,新幹線がかなり不利.路面電車を終点の湯の川から空港に3kmほど延伸する要望は市民から時折出ているようだ.

駅の位置選定に関してはいろいろ聞くが,在来線の線形を多少いじってでも函館駅に近い位置に持ってきたかったよねぇ.一時期検討されたアクセス列車へホーム対面乗換案はどこへ行ったやら.

ローコスト交通系ICカード

以前にも何度か話したことがある件.

日本の交通系ICカードはデポジットとして500円取られるが,欧州の都市交通用ICカードのデポジットではそのような高額の料金を取られたことは(マドリードを除いて…約¥250)無い.

ずーーーーーぅっと使うなら500円でも別にさほど問題では無いが,今回の訪問限りというような海外からの単なるツーリストには何とも承服しがたい500円.

写真はグラナダ(スペイン)のメトロ用の紙製ICカードであり,透かしてみるとループコイルが入っているのが見える.

1日有効券だとカード代込みで4.5€,回数券だとカード代込みで5€,6回乗車.基本的には使い捨てのICカードである.

マンハイム駅の駅前広場の使い方

マンハイム駅の駅前広場の夜景.

手前の大面積を占めているのは,路面電車乗り場兼バス乗り場.同じホームにトラムとバスがやってくる.バスはもちろん,長いバスである連節バスもある.あ,いや,国交省風にいえばBRTかw

奥はタクシー乗り場であるが,実は1/3くらいはバス乗り場である.ということで,”日本の国交省基準では”,広場の全面積が公共交通に割り当てられており,私的交通は駅前広場には入れない.

じゃぁ,一般車はどこに寄せるのかというと,この広場の地下が駐車場兼車寄せになっている.

上下移動のない一等地は公共交通というポリシー,見習いたいもんだねぇ.

 

青春18切符握りしめて行くもよろし

例年なら前期の成績をつけ終わるとお盆の大移動までの間に少しだけ時間があって,青春18切符を握りしめて小旅行に出かけるのだが,今年はなんとなく予定が詰まっていて,丸々一日の休みが取りにくい.

時間のある学生諸君,出かけるなら今のうちだ.

さてさて,丸々一日の休みは取りにくいが,3分の1日程度の休みならとれる(要するに早引け)ので,例の映画館に出かけて,いつもは地味なのが多いが,今回は珍しくスイーツ系だ.話の筋的には10年以上前のセカチュー系か.桜が印象的だ.

全体のロケ地が滋賀県下が多いのはすぐわかったが,桜の場面のロケ地自体はよくわからなかった.だが,原作本の表紙の桜はどうやらここのようだ.桜の枝振りまで同じである.

原作本の発刊前に撮っていた写真である.一時期,毎月この場所を通っていたので,桜のきれいな季節にも通っており,記念に一枚.原作本のヒロインの立っている位置からはこう見えたはず.

奥のトラス橋は北陸本線のもので,福井駅が高架化された際に架け替えられたものである.なお,90度方向を変えると,こんな感じの風景も見えたはずでもある.

上の桜の写真は幸橋南詰の東側の張り出し部分から写したもので,左右を反転(裏焼き)してある.時間のある人は,青春18切符握りしめて,現地確認するもよろし.福井へ行くのに青春18切符が使えるのも今のうちかも.

ある日の蹴上「電停」の風景

写真を整理していたら懐かしい風景が目にとまった.約20年前の京都市内の蹴上である.電車は地下鉄化される前の京阪京津線,80型かな.高床式のプラットホームの駅と路面の電停の両方に対応すべく,ステップが自動で出てきたかな.

どうする欧州調査(怖いよぉ)

英国マンチェスタでテロ発生.

欧州は最近テロが多いが,多くの発生場所が行ったことのある場所ばかり.

有名都市の路面電車の走っているような中心市街をひねもすウロウロしてればそういうことになってしまう模様.

つまり,昨今のテロの発生場所は中心繁華街は繁華街でも,LRTが走っているような地方中核都市レベルのところが標的にされていることが多いということか.

怖いよぉ.今年はどこに行けば安全なんだろうか.都市の選定が年々難しくなってきている.加えて,数年前ならさほど気に留める人も少なかった街路でのビデオ調査やレーザー距離計を使っての幅員調査などは何となくやりにくくなってきているし,調査方法の選定も難しいねぁ.

どうする,今年の欧州調査.

天満橋の前後

大阪の京阪電車の天満橋駅のことではありませんので,念のため.

2年半くらい前の話である.広島市内に「天満橋」という電車(+歩行者)専用橋がある.この前後の街路は天満橋が自動車通行不可なために自動車の通過交通が非常に少ない.トランジットモールではないが,日本でトランジットモールに実態が最も近い街路ではないかと思っている.電停でいうと,土橋電停から小網町,天満町を経て観音町までの街路である.

路面電車の走る通過交通の非常に少ない街路ということなので,何かのデータに使えるかもしれない.動画撮影+騒音計+レーザー距離計での幅員計測というフル装備で臨んだ.もっとも時間がかかるのが動画撮影だ.

往来の邪魔にならないように,そば屋の道をはさんで向かい側,マンションの前あたりに陣取って撮影開始.30分ほどで撮影終了…のつもりが,マイクのスイッチが入ってなかった.再度30分ほど撮影して終了…のつもりが…

…「何してるの? 結構長いことがんばってたよね」

あちゃぁ.欧州各都市でも同様に計測していると,結構な頻度で沿線住民から”職質”される.只の電車のビデオ撮影にしては時間がやたらと長いし,よく見ると単なるビデオ撮影には使わないものを持っていたりなんかして,,,はっきり言って不審人物だよね.そば屋の奥様から声をかけられてしまった.

”ビデオ撮影結果から歩行者と電車の位置関係を計測し,その相対的位置関係より歩行者の横断行動を”…などと説明すると余計にあやしい人物になりかねないので,つい…

「いやぁ,ここの電車の線路を南側の大きな街路に付け替えることになるかもしれないって聞いたので,撮影しておこうかなと思って」(まぁ,ウソではない)…が,どうやら”スイッチ”を入れてしまったようだ.

…「そんなことは許さない」

えっ!?

…「私たちは,ここに電車が走っているのを誇りに思っている.線路を付け替える話は断固阻止する」(という趣旨のことを言ってたと思う)

えっ!?
おそるおそる質問してみた.「細い街路に電車が走っていて,うるさいとか…」

…「そんなことはない!」

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2年以上経って,ふとテレビをつけると広島市内のような風景が映っている.そして例の「天満橋」が映され,電車と歩行者しか渡れない橋は今や珍しいという説明.その天満橋と電車の走る街路について熱く語る女性の姿が……………ぁあぁっ!

”世の中あんまり広くない”と,久々に思った瞬間であった.

鉄道バスに不満68%内閣府調査

内閣府が11日発表した「公共交通に関する世論調査」で、鉄道やバスの利用頻度を尋ねたところ「ほぼ毎日」「1週間に数回」「1カ月に数回」と答えた人は計35・2%だった。このうち居住地域の鉄道やバスに不満を感じている人は68・3%に上った。不満の内容を複数回答で問うと「運行本数が少ない」32・3%、「遅延する」17・7%、「車内が混雑」15・7%の順に多かった。

情報源: 鉄道、バスに「不満」68% 公共交通の内閣府調査|高知新聞

まぁ調査結果自体は,そうだろうなぁ,という感じ.

問題は,この手の調査(C)をして,有効なアクション(A)につなげられるかどうか.調査だけして仕事したつもりになってはいけないわけで…で,どうする?

C → A → P → D → C → A → …

 

セルカニアスの地下駅の線路

たぶん,タイトルを見ても何のことが分からない人が多いと思うので,解説を.

スペインの都市近郊鉄道は「セルカニアス」というが,そのセルカニアスの発着する都心の地下駅のお話.こういう乗り物である.

そんで,気になったのは,電車の方ではなくて線路.日本の地下鉄の線路などとはずいぶん雰囲気が違っており,ほとんど路面電車の線路である.

コンクリート板に溝が掘られており,そこにレールがはめ込まれているように見える.いちいち細かな調整が不要でメンテナンスフリーなのかも.レールとコンクリート板の間に樹脂が充填されているようにも見えるので,騒音レベルも小さくなっているのかな.

日本では地下鉄というと,騒音の激しいものの代名詞になっているが,こういった騒音防止策もある模様.ところ変われば品変わる.