日別アーカイブ: 2017年9月5日

「質より量」からの転換か?

かつて,カイザー通りのマルクトプラッツ交差点では,12系統×各10分ヘッド×往復=毎時144本の電車が通過し,LRTの交通渋滞が発生するとともに,トランジットモールであるにもかかわらず,電車の隙を縫って街路の向こう側にわたるのが難しかった.

当時の市役所の担当曰く「ウチは質より量ですから」とな.確かに低床電車はほとんどなく,高床式電車に自動で出てくるステップをよじ登る形式が多かった.

それから15年.カールスルーエの電車も郊外鉄道に乗り入れる系統は相変わらずだが,市内で完結する系統は低床式電車が増えてきた.

停留所でホームとの隙間が大きいところでは…

ちゃんと板ができてきて隙間を埋めてくれるし…

出発するときには収納される.

(このタイプの電車は前からあったけど)新しい電車が増えている.