ロサンゼルス(アメリカ合衆国)


(1)  ロサンゼルス郊外へ伸びるLRT線は、高床式2両編成。
 路面電車というよりは、むしろ日本の近郊鉄道に近い規格である。
 単線並列方式のようで、複線のうち1線を閉鎖して保守作業が行われている箇所があった。
(2)  複線の軌道は多車線の高速道路の上下線に挟まれている。
 ホームも高速道路に挟まれた位置にある。
(3)  右側通行であるが、いちばん左のレーンは2名以上乗車している自動車(HOV)の専用レーンである。
 HOVのことを「CARPOOL」と呼んでいるようである。
(4)  左:ジャンクションなどでは、HOV専用レーンから直接他の道路への連絡路がつながっており、わざわざ最も右側のレーンまで移動する必要がない。
 右:ジャンクションなどでは、LRTの軌道も急勾配のことがある
(5)  左:HOV専用レーンは空いているので、一般車線よりも高速走行ができる。実際、渋滞時に一般レーンの速度がかなり低下している状況でも、HOVレーンは高速走行できていた。
 右:HOV専用レーンと一般車線は所々で車線変更が許されているほかは、車線変更が禁止されており、隣のレーンからの進入をあまり気にしなくてよい。
(撮影日:2001/02/01)
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