シアトル(アメリカ合衆国) モノレール


(1)  シアトルのモノレールは市内中心部に発着する。ディズニーワールドのモノレールとならんで、かつては未来の乗り物としてしばしば紹介されていた交通機関である。 実態としては、観光地への専用輸送機関であり、市民の足ではあるが、やや特殊な用途といえよう。
(2)  シアトルというと、最近では地下トンネルがバス専用道路となっていることで有名だ。訪れたのは週末だったが、あいにく、週末は地下トンネルがお休みである。
 写真は市内のトロリーバス。地元の人に「昨日の夜、まちの中心まで歩いていって、バスで帰ってきた」と言ったら、「だめよぉ、殺されるわよ」と言われた。 北米一住みやすいといわれる都市でも、このレベルのようである。
(3)  ラッチがあり、ここで運賃を払ってホームに出る。
(4)  モノレールは跨座式で、一見複線のように見える。だが、分岐器のようなものは一切見あたらない。 左側の線に発着するモノレールの乗り降りはともかく、右の線に発着する場合はどうするのだろうか??
(5)  よく見ると、線路の間隔が狭く、両方の線路に同時に列車が入線することは想定していないようである。 通常の鉄道でいうところの、ガントレット相当の構造である。 どうやら、右の線に入線した場合には、出入り口の方が伸びて、車両まで達する構造のようである。
(6)  週末なので、車内は結構人が乗っている。途中駅はなく、次は終点のシアトルセンター。 展望台や遊園地、子供博物館などのある観光地である。
(7)  ビル群を抜けて、数分で到着。
(8)  シアトルセンター駅。もう一線の列車は、今日はお休みの模様。
(9)  モノレールの軌道。
(10)  展望塔(左)と子供博物館の一画(右)。 子供博物館には日本を紹介する一画がある。 シアトルは神戸市と姉妹都市のようで、特に神戸を紹介しており、妙にリアルだったりする。
(11) 子供博物館の一画。
(撮影日:2001年3月)
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