バンクーバー(カナダ) スカイトレイン


(1)  スカイトレインは、中心市街地では地下鉄として、郊外部では高架鉄道として建設されている。 完全自動運転で、乗員は全くいない。このため、BCトランジットの従業員のスト期間中でも、スカイトレインだけは運行されていた。
(2)  中心部では地下鉄線。
(3)  中心部では地下鉄線。その2。
(4)  郊外部では高架鉄道。
(5)  リニアモータ駆動の4両編成である。車両はボンバルディア製。キングストンの工場で製作されたようである。 線路中央にあるのはリニアモータのリアクションプレート。 大阪市営地下鉄鶴見緑地線や都営地下鉄大江戸線などと同じ方式である。給電は第三軌条方式の模様。
(6)  駅部の軌道には転落検知マットが敷かれている。列車位置検知の方法は、交差誘導線利用のようである。
(7)  リニアモータ駆動なので、急勾配も上れる。
(8)  郊外に行くと華奢な印象のある斜張橋がある。よく目をこらしてみると、スカイトレインの橋である。
(9)  実際に渡ると、かなりの急勾配である。
(10)  この橋の南側の駅には大規模な駐車場があり、パークアンドライドが行われている。 この川を渡るには、スカイトレインを使うか、近在には1本しかない橋を渡るかであり、市街地への流入制限を行いやすい場所である。
(11)  同、その2
(12)  1日1カナダドル、1ヶ月でも15カナダドル。さらに、相乗り制度もある。
(13)  並行する道路は、都心方向への渋滞が見られた。
(14)  中心市街地付近から分岐する新路線も建設中であった。CP線の跡地利用のようである。
 スカイトレインはいらない、税金の無駄遣いだ、という主張をする人もいるようである。
(15)  工事現場の隣の線路は廃線ではない。シアトル方面からのアムトラック列車も通る。
(16)  スカイトレインは自転車持ち込み可である。
(17)  スカイトレインで使用されている分岐器は、ノーズ可動式の弾性ポイントのようである。 都市鉄道でわざわざノーズ可動式を使用している例は珍しい。乗り心地対策であろうか?
(撮影日:2001年1〜4月)
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