リニアモーターカー発達史

ML100試験車(1972〜)

研究所の構内を走行し,初の浮上走行に成功.速度は60km/h.人の乗車を想定して設計していないようだが,一応,座席があり,開発者の方がこっそり乗って走行したことがあるらしい.

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ML500試験車(1977〜)

宮崎実験線で使われ,517km/h走行成功.ただし,座席はなく,コイルの装置にカバーを被せたようなもの.

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MLU001試験車(1980〜)

はじめて客室を設置し,宮崎実験線で運用.405km/h運転に成功.

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MLX01試験車(1996〜)

山梨実験線で運用され,581km/h運転に成功.

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中央新幹線の基本計画策定時の試験車は「ML100」,公式に「中央新幹線=リニア」になったのは四全総(1987)からなので,その当時の試験車は「MLU001」.担当者の胸の内ではかなり早期の段階から「500km/hの中央新幹線を」と思っていたかもしれないが,公式にはこういう時代背景であった.