京都市交通局東西線+京阪電鉄京津線(京都市・大津市)


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(1)  1997年に京阪京津線京津三条〜御陵間が廃止され、同区間は京都市交通局東西線に置き換わった。
 ホームドア付きの近代的な地下鉄道である。
(2)  東西線開通と同時に、京阪京津線の車両も地下鉄乗り入れに対応した車両に置き換わった。 京都市の車両が6両であるのに対し、京阪は4両である。京都市役所前まで乗り入れる。
(3)  御陵駅で東西線醍醐方面と京津線浜大津方面が別れる。御陵駅東側の旧1号線を超えたあたりで地上に出る。
(4)  この先は以前と同じ線路であるが、編成が長くなったので、ホームが延長されている。 写真左は京津山科駅。右は四宮駅を出る京都市役所前行き電車。
(5)  以前は普通電車は四宮で折り返しであった。写真左は折り返し線。この先登り急勾配が続く。 写真右は国道1号と名神高速に挟まれた区間であるが、ここは東海道本線大津〜京都間が逢坂山トンネル経由だった頃の線路跡である。
(6)  大谷駅から先の急カーブ区間には、車輪とレールの間の摩耗を防ぐために散水設備がある。
(7)  峠を下りたところで旧東海道線の橋台の横をとおり、上栄町に着く。
(8)  この先、道路と合流し、路面軌道となる。
(9)  交差点を右に曲がる。
(10)  右に曲がって、すぐに終点浜大津である。道路上を4両編成の電車が走る。
(11)  京都市内は地下線、郊外に出て専用軌道、大津市内で路面区間があり、電車は4両編成。 形態的には欧州などのLRTとほぼ同じであるが、路面区間には停留所が無く、また繁華街に乗り入れているわけでもないので、京津線をLRTと言っていいかどうかは微妙である。 だが、諸外国の”自称LRT”を見ていると、都市間の長編成高速旅客列車以外はすべて広義のLRTと考えられるので、京津線をLRTと称しても間違いではなさそうだ。
(撮影日:2001年12月)

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