(1) | シアトルのトラムを都市交通として紹介するか、保存鉄道として紹介するか悩ましいところであるが、いちおう観光目的の都市交通ということで紹介することにする。 シアトルは郊外にはマイクロソフトの本社があったり、ボーイング社の工場があったりする西海岸の都市である。最近では、シアトルマリナーズの本拠地という方がわかりやすいだろう。その球場はビルゲイツの持ち物らしい。 | |
(2) | 港に沿った一帯は、観光地となっている。 | |
(3) | 港に沿った貨物線の一部を利用してトラムが運行されている。 これら線群の一部には、バンクーバー行きのアムトラック列車が走ったりしている。 | |
(4) | 停留所は多いが、基本的に単線で、交換設備はあまり多くない。このため、運行本数も比較的少ない。 | |
(5) | したがって、交換設備のある停留所ではほぼ必ず対向の電車とすれ違うようにダイヤがくまれている。 | |
(6) | 車両は、かなり古いタイプ。車内もレトロ。電気は架線からトロリーポールで集電。99号系統と書いているが、1系統しかない。 | |
(7) | 軌道は妙にしっかりしている。かなり重そうな軌道である。 貨物線などとレールや枕木を共通にしているためであろう。 | |
(8) | 港沿いの北側の終点には、車庫がある。 | |
(9) | 港沿いの部分から南側へ行ったところには、ちょっとした憩いのスペース(?)もある。 この辺から南側の終点までは路面に軌道が敷設されている。 | |
(10) | この区間に。もう一つの交換設備がある。ここでも電車が交換する。 ここで対向待ちをしている間、運転手が道路際のコーヒーショップにコーヒーを買いに行ってしまった。 日本では考えられない光景であるが、北米ではさほど珍しい光景でもなく、市内バスに乗っていると信号待ちの間にコーヒーを買いに行ってしまうことはよくある。 | |
(11) | 南側の終点。簡単なホームがあるだけ。すぐ近くにはアムトラックの発着駅などがあるが、特に連携は考えてなさそうである。 | |