バンクーバー(カナダ) ウエストコーストエクスプレス


(1)  通勤時間帯のみの運転だが、貨物線を間借りしてウエストコーストエクスプレスという旅客列車が運行されている。機関車+2階建て客車となっており、客車の単部には運転台があり、往復のうち片道は機関車の付け替えを行わずに推進運転で運転される。
 朝は都心方向のみ、夕方は郊外方向のみの運転である。トロントのGOトレインなどと同様の運転形態である。
(2)  昼間は、ヤードの端に留置されている。鉄道は旅客よりも貨物が主体である。
(3)  ウエストコーストエクスプレスはかつての大陸横断鉄道の発着駅であるCPの駅に発着する。
 この駅の西側の引き上げ線上空には人工地盤が設置され、高層ビルが建っている。
(4)  この駅から対岸のノースバンクーバ方面にシーバスが運行されている。スカイトレインとの接続駅でもある。
(5)  バンクーバの交通システムは表彰を受けたこともあるようである。
(6)  CP駅にて。運転本数は少ないが、さほど遠距離から運転されているわけではないので、この列車を逃してもスカイトレインとバスを乗り継ぐ代替経路は確保できるようである。
(撮影日:2001年1〜4月)
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