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出発のターン

チューリヒの長距離列車の出発時刻表.さて,気付くかな?

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9:00発,9:01発,9:01発,9:02発,9:04発,9:04発,9:06発,9:07発,9:08発,9:09発,9:09発,9:10発,9:12発,9:16発…

…しばらく開けて,9:30発,9:32発

つまり,毎時00分〜15分頃は「出発のターン」,そして毎時15分頃〜30分は「到着のターン」

こうすることで,すべての到着便と出発便が乗り継ぎ可能なようにしているわけだね.すばらしい.ドイツやオランダでもやっている模様.

日本ではこういう発想無いよね.

 

レールのクリップ留めinドイツ

レールのクリップ留めというと,昨今のパンドロールあたりを思い浮かべるが,中にはこんな変わったクリップ留めもある.

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木製のマクラギに,特殊な金具を打ち込んで,その金具の一部を曲げてクリップ代わりにしてレールを固定しているのかな?

使用箇所はこんなところ.

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行き止まり式の駅の線路.必ず低速運転するので,こういった簡易なタイプでも問題ない,ということだろうな.

(ドイツ シュツットガルト中央駅)

屋上緑化?

京都駅の在来線ホームの屋根の上.屋上緑化の試験施工かしら?

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コケ? メンテナンスフリーの厳しい環境に強いコケがあるらしいが,この屋根の上は想定以上に厳しいのかも.「地肌」が見えてしまっている.

コケは陽光を受けてすくすく育つと言うよりは,湿気が命じゃないかと思うので,南側斜面は太陽光パネルにして,北側斜面をコケにした方がいいのでは?

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なお,ここ数日ミュンヘンネタを書いているその流れで書くと,ミュンヘンの中心街にはこういう屋上(軒上?)緑化があった.

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ここは,どこかで栽培した芝生シートを敷いている感じだね.

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リニアめ〜駅

ビル工事だらけの,め〜駅こと名古屋駅周辺.当然,リニア新幹線の開業を前提としたものになっている.そして,このビルの真下がリニア新幹線の「め〜駅」のようだ.

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外観は他のビルに比べて特に目立つというわけでは無い.

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だが,そのビルの名称は「名古屋駅新ビル」.つまり,新しい名古屋駅ビルということだ.ビルはリニアの真上にあるとともに,名鉄線の上でもあるのでその関連工事も行っているようだ.

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ビルそのものはほとんど完成しているように見えるが,1階部分には開口部があり,そこから工事車両が出入りする.どうやらここが地下のリニア駅本体工事の出入り口のようだ.リニアの線路(駅)もこの開口部のほぼ真下のようである.

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来年4月には駅ビルは部分営業開始.

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「森永キャラメル」は今や昔.すっかりイメージが変わってしまっている.大阪の皆さーん,リニア大阪開業8年前倒しで喜んでる場合じゃないですよ.8年前倒しでも,「10年も遅れる」わけですから.

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なお,リニアめ〜駅には難点もあり,周辺は存外海抜高度の低い低地である.現地人は必ず「えっ,めー駅の地下? あんなところで大丈夫?」という地区であり,水没被害が出やすい地区だ.

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品川も新大阪も,低地だね.ちゃんとサブターミナルのことを考えておかないと,「肝心なときに役に立たないバイパス」と言われかねませんよ.

(上の写真の海抜は「リニアめー駅」のほぼ真上のコンビニ)

あやしい輝きの地下鉄駅の上

昨日紹介した「あやしい輝きの地下鉄駅」の上はトラムのターミナルである.

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地下鉄駅の自己主張とはまた異なる主張がなされており,こちらは「妖しい」というよりは「かわいらしい」といったほうがよさそうだ.

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おや,電車がやってきたようだ.

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出発.

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あやしい輝きの地下鉄駅

ミュンヘンの話は続く.今回は地下鉄の駅.Münchner Freiheitというトラムの接続駅である.

見てのとおり,構内の色づかいが「妖しい」.

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日本の地下鉄も,これくらいぶっ飛んだ主張をしてもいいのではないかと思うが,なかなか,ここまで面白いのは見たことが無い.

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そう言えば,フランスにもこういう妖しい色使いの駅があったよね.

この電停,ややこしいわけで

アウグスブルグ市街にある交通広場.中心繁華街では無いが,トラムやバスなど,いろんな路線が集まっており,ややこしい.

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上の見取り図の右上から図の中心方向を見た感じ.

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ちょっと引いてみる.自動車交通を禁止にしているわけでは無いので,車道もすぐ側にある.

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中心がわから最初の見取り図の右上を見るとこんな感じ.右奥が中心繁華街になる.

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見取り図の中心の三角形の広場の内側は売店や券売所になっている.日本の路面停留所には,路上営業の規制が厳しいせいかこういった店舗類は少ないが,欧州の大きなバス停・電停にはこういった施設が多い.

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再び,見取り図右上から中心方向.

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電停にはバスも発着するので,中心街へはこれに乗ってもOK.

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日本の路面軌道はバスと共用のところはほとんど無い(もしかして皆無?)が,客の利便を考えれば,こういうタイプの方が非常に便利である.

 

120分以上

朝,出勤しようとすると,大雨で電車が止まっているという.駅でしばらく待つと,8時30分頃には運転再開できそうだという.客はホームで待っていろとのアナウンス.長尾駅で電車が出発準備をしているという.

待つこと30分弱.

隣の駅との間で,土砂が線路に入り込んでいるとのアナウンス.ダメだこりゃぁ.今から振り替え輸送で京阪電車に乗って京橋まわりで行くと,2時間近くかかる.ダメだこりゃぁ.

一旦,家に引き返すことにする.

約4時間後,今度こそ運転再開らしい.12時30分頃再開らしい.駅に向かってホームで待つ.

待つこと約20分.ようやく来た.結局,朝,ホームで待っていた電車が4時間半近く遅れてやってきた模様.

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最近は駅の電光掲示に遅れ時間が示されるようになっているが,2時間以上は「120分以上」という表示になるのね.

ベルリン中央駅でけぇ〜

ベルリン中央駅はベルリンの中央駅だが,実は新しい駅である.東西にベルリン市が分断されていた関係で,長距離列車の発着する駅は他の駅だったわけだが,東西統一を機に中央駅を整備した.

新規整備なので,路線の形態はヨーロッパの大きな駅でよく見られる頭端式では無くスルー運転できるような構造になっており,しかも十文字に路線がクロスするという変わった形態である.

そんなわけで,ホームは多層式になっており,各ホームに長距離列車が発着するので,圧巻である.

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続・新幹線札幌駅の件(地下ならここか?)

新幹線札幌駅の件.駅の東側や西側はいろいろ難アリ.1番線2番線転用が無難な解決方法に思えるが,これも難しいとなると,残るは地下か?

札幌駅周辺の便利な場所で地下線にするとなると,南側は既に地下を含めて開発が進んでしまっているので,北側だろうか.

小樽方からの進入経路を含めて考えると,北5条の地下あたりが無難か?

1.5kmほどの地下線を建設できれば何とかなりそうだが,在来線の高架の下を通る部分の工事がめんどくさそう.

sapporo

やっぱり1番線2番線転用が無難かな.

しかしまぁ,繰り返しになるが,どうして新幹線の受け入れ準備せずに再開発したんだろう.