大阪からアムステルダム行きの飛行機の中.テレビドラマの中でしか聞いたことのない機内アナウンスが…
「急病の方がいらっしゃいます.お客様の中にお医者様はいらっしゃいませんか?」
しばらくして,それとおぼしき客が客室乗務員のお姉さんに先導されて前の方へ.その後も時々通路を往復していたが,その後のアナウンスは特になし.
大したことはなかったのかな.少なくとも運行計画変更するほどではなかった模様.当初予定よりも20分ほど早着.
2013年の3月のBirminghamの写真.NewStreet駅付近である.
なんか工事してるなぁ,と思いながら何となく撮った写真.
今夏再訪することにしたのだが,どうやらこの工事はLRTの新設工事だったようである(たぶん,関連工事).
さて,どうなっているのかな?
(この投稿が公開される頃は,英国に着いたあたりかな?)
岡山の路面電車にはきびだんごの広告が入っていたが,ここは…
ブラックサンダー!
内村航平選手の活躍で注目を浴びた,ブラックサンダー!
「豊橋銘菓」だったのか?
知らんかった.とりあえず帰りに(ちくわとともに)ケースごと買って帰った.
国から低利融資を受け、リニア中央新幹線の大阪延伸を最大8年前倒しするJR東海の柘 – Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル)
情報源: 国の不介入「文書に」 JR東海社長、リニアで要望(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
何遍も言うが,リニア新幹線は全国新幹線鉄道整備法に基づく中央新幹線という計画に乗っかってしまったので,資金を誰が出そうが国策以外の何モノでもありません.
全国新幹線鉄道整備法の冒頭には…
この法律は、高速輸送体系の形成が国土の総合的かつ普遍的開発に果たす役割の重要性にかんがみ、新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図り、もつて国民経済の発展及び国民生活領域の拡大並びに地域の振興に資することを目的とする。
…と書かれており,目的に合致するように整備するのが適当です.金を出しさえすれば,自由に何でもできるわけではありません.そろそろ理解しましょう.
ましてや公的資金を借りてしまえば,その資金投入の目的をも考慮する必要が加わることは当然です.
フラット35で金を借りて家を建てようとすると,技術基準適合住宅でなければ融資の対象とならなかったり,特定優良賃貸住宅供給促進制度で金を借りて賃貸マンション建てようとすると,床面積、構造、広さ、戸数などの条件が定められていたり,それなりに条件は加わるものです.
ちゃんと国策を理解して事業を進めましょう.
………
ところで,3兆円も借りてしまうと,東海道新幹線のリース払いが終わって毎年3千億円以上払っていた分が浮いてきたのと合わせて,2027年頃までには借金しなくても6兆円あまりの資金が確保できて,リニア代払っても資金余るはずなんだけど,その辺はあんまり表で語らないのね.
「借金は5兆円以内」の条件と合わせると,名古屋以西のリニア建設資金問題は既に完全に解決しているはずなんだけど(※),どうして「8年だけ前倒し=名古屋の10年後」なのかな? 税務署が手ぐすね引いて待ってますよ!
(※)そうなるように「3兆円」という額が決められたはずなんだけど.本当は2034年頃には全線開業できるよね.しかも「3兆円」以外の借金無しで.「借金は5兆円以内」の条件で良ければ,「3兆円」の分と合わせて「借金は5兆円以内」だったとしても,資金的には2029年頃には全線開業できても不思議じゃないよね.
路面電車の線路はレールの頭部分だけが路面に出ているのでどうなっているのか構造が分かりにくいが,最新式のコンクリート板に溝を掘ってレールをはめ込むタイプでない限り,通常の線路と基本的には同じである.
通常の線路は道床,マクラギ等むき出しなのでそのまま保守できるが,路面電車は舗装されているので厄介である.そもそも運転速度が遅いので,少々軌道が傷んでいても脱線はしにくいのだが,時折こういうレベルの線路を見ることがある.
よく脱線しないな,と感心してしまう.
こっちはレールはマシだが,表面がぼろぼろだね.
構造的に保守しにくいのが一因,あと,保守にお金をかけられないのがもう一因.
道路へのダメージが大きい交通というと,実はトラックやバスもあり,こちらは保守は行政がやってくれる.一応,トラックやバスは自動車重量税というものを払っており,道路保守費用を負担していることになっている.だが,道路舗装へのダメージという点では実はトラックやバスの与えるダメージは一般の乗用車の10倍くらいなので,形式的には保守費用を払っているが実はちゃんと払っていない.一種の産業政策,国策なのである.
じゃぁ路面電車はというと自動車が踏みつける部分については行政が保守費用を負担する制度が大正時代からあるのだが,上の写真を見ると十分とは言えない.実態としてトラックやバスとは扱いが違っているのである.
この際,路面電車のトラックやバスなみの重量税を支払う代わりに,軌道の保守費用は道路保守の完全な一部として取り扱うようにしてしまう,などという方策はないものかなと考えてしまう.
今年も欧州調査に行くわけだが,立ち寄り先がその後暴動現場になったり,テロ現場になったりすることも多くなっており,ちょっとビビってる.基本的には貧乏旅行の一種なので,必然的にそういう場所に近づくケースは少なからずある.
大学の事務方からも「行くか行かないかは先生の判断ですけど…云々」というような注意喚起とも『事務方として責任を果たした!』的証拠づくり的注意ともとれる連絡を受けているが,まぁ結局行かないわけにも行かないので,今年も行く.
今年の訪問都市はこんな感じ.ただし天候によっては近隣都市に急遽変更する可能性あり.
という,なるべくややこしい都市を避けたつもりだが,行程確定後にMünchenのショッピングセンターで銃乱射.
どうぞ,何事もありませんように.