そのうちにBefore & Afterの比較写真を並べてやろうと,あらかじめ写真を撮っておくのだが,なかなか実現しないのも多い.
例えば,岡山.低床式電車の「MOMO」で有名だが,多くの電車はこんな感じ.
岡山駅前まで来ているのだが,駅舎からはちょっと離れている.
駅前広場に乗り入れる構想があるのだが,バスの取り回し方が難しいらしく,なかなか実現しない.実現していれば下の写真の右上から左上−中あたりまで軌道が延びてくるだろうと思っているが,いつAfterの写真が撮れるやら.
都市間連絡路線でも高度経済成長期に設備投資してもらえなかった路線では未だに単線区間があったりなんかする.関西本線もそのような路線の一つで,奈良−大阪間は大阪都市圏の通勤路線として複線電化されていたが,名古屋口は長らくほったらかし.比較的近年に電化および複線化の工事がされている.
複線化といっても,必要最低限の部分複線化で,途中には珍しい信号場があったりなんかする.この駅部分は複線.
ここで複線終わり.
ここは複線にしたくても隣に近鉄が走っていて厳しそう.
ここからしばらくは複線だが,よく見ると右側通行.つまり,複線区間ではなくて信号場の構内と言うこと.
ここで終わり.
途中のインフラは複線化を前提に設計してあることも多い.線路をまたぐ道路跨線橋を観察すると複線化の構想があるかどうかわかりやすいことが多い.明確な予定がなくても,出戻り工事を防ぐために2線分をまたぐ設計になっていることが多い.
大阪府民だから,「府市統合(大阪都構想)」のコメントしても良いよね.おととい聞いた話なんだが,まぁ詳しいことはリンク先読んだ方がいいんだけど…
そして,個人的には最も驚いたのが,ここ.冒頭部分.「えーっ,知らんかったん!?」って言われてしもうたがな.
んん?あれっ?府民も住民投票するっちゅう話じゃなかったっけ?
「府市統合」だよね.なんか,最初と話が違うような…
「大阪市解体決定」=「府市統合goサインの民意」?
あれ?「府民の民意」はどう反映されるんかいな?
#アホとかバカとか言ってないで,誤解を受けていると思うなら丁寧に説明するのがお仕事.ましてや前例の少ない事例ならなおさら.
地下鉄というのは基本的にずっとトンネルを走行しており,そのトンネルも曲がりくねっていたりするために見通しが悪いことも多く,安全に気を遣う鉄道である.
写真の神戸市の地下鉄にもATCという自動ブレーキ装置が搭載されているようである.さらにはボタン一つで加速から減速まで自動運転させるATOという装置まで積んでいるようだ.ATOは最近できた鉄道だとつくばエクスプレスにも載っている.
この電車のスピードメーターには,走行速度を表示するためのメーターの外側に,出しても良い速度を電光表示するための数字が「0,15,25,45,60,75,90」と並んでいる.新幹線ではないので,ATCとは言えども90キロまでしか指示できない.
そんなわけで,駅の構内には通常あるはずの3色の信号機が見当たらない.赤色に光っているのは入替用の信号機であり,営業運転する電車用ではない.
いささかしつこいシリーズだが,半分意地なので続ける.
この辺まで来ると道路幅員にも余裕が出てくるのだが,特段路面電車に優先的な地位が与えられているわけではない.走りたければ自動車は軌道敷内を通行しても良い状態である.
そして,忠節橋へ.今やこの橋は連節バスが走っていることはご存じのとおり.
この橋についても,優先的取り扱いはしてもらえない.
空いていればわざわざ軌道を走るクルマは少ないと言えばそうなのであるが,問題は込んできた場合である.
こういう光景,岐阜が地元の人には懐かしいかも.
そして,ここのも「命がけの電停」.徹底して冷遇されていた.
こりゃぁ,廃止になるわな.今や名古屋でもLRT導入検討する時代なんだけどな.先見の明が無かった,と言うことで.