投稿者「hatoko」のアーカイブ

ここが終点&起点

今や単なる神戸市内の駅である.なぜか,ここには折り返し用の渡り線が上下線間にあったりする

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ホーム上にはこんなプレートがひっそりと取り付けられている.

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ここから東が東海道本線,西が山陽本線.両線の起終点は大阪駅だと思っている人が多いが,ここが起終点である.

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今は一部の通勤電車を除き,単なる中間駅だが,日本の大幹線の終点はここ.

昔日の岐阜市内軌道(忠節→新岐阜駅前編)

新岐阜駅へと戻る.運転席.

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後ろを振り返る.軌道敷に自動車が走っている.

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路面区間170円,黒野まで乗っても510円.

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軌道が邪魔,と言う発想は,昭和30年代から40年代の発想で,この都市は50年遅れで実行したわけだが,他の路面電車廃止都市が廃止によって中心市街が栄えたかというと,皆さんご存じのとおり.学習してなかったと言うことやね.

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新岐阜駅前着.

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これが岐阜市内軌道を見た最後であった.
(電車そのものは,福井と高知で見たけど.)

昔日の岐阜市内軌道(忠節駅編)

忠節橋通りから西にそれて,併用軌道から専用軌道へ.

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専用軌道だが,溝付きレールが使われている.

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そして忠節駅.結局,岐阜駅前からここまで,路面区間にはまともな電停は無かったということ.そりゃぁ,客減るわ.冷遇されまくり.

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この駅,今はスーパーの駐車場の一部か?

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ここから電車は専用軌道で黒野へ.

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あと50日

大阪の人がうかうかしているうちに,北陸新幹線が東京から長野を経て金沢まで来ようとしている.車庫には新しい電車が.

IMG_0742金沢から東でサンダーバードやしらさぎ,はくたかを見かけるのもあと少し.

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IMG_0787あと50日らしい.沿線にカメラ小僧が多い.

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昔日の岐阜市内軌道(千手堂→忠節橋編)

いささかしつこいシリーズだが,半分意地なので続ける.

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この辺まで来ると道路幅員にも余裕が出てくるのだが,特段路面電車に優先的な地位が与えられているわけではない.走りたければ自動車は軌道敷内を通行しても良い状態である.

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そして,忠節橋へ.今やこの橋は連節バスが走っていることはご存じのとおり.

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この橋についても,優先的取り扱いはしてもらえない.

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空いていればわざわざ軌道を走るクルマは少ないと言えばそうなのであるが,問題は込んできた場合である.

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こういう光景,岐阜が地元の人には懐かしいかも.

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そして,ここのも「命がけの電停」.徹底して冷遇されていた.

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こりゃぁ,廃止になるわな.今や名古屋でもLRT導入検討する時代なんだけどな.先見の明が無かった,と言うことで.

昔日の岐阜市内軌道(徹明町→千手堂編)

柳ヶ瀬地区南側の徹明通を西に行く.

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ここも命がけの電停.

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柳ヶ瀬に近いので,巨大な立体駐車場がある.柳ヶ瀬に行く人はこういった駐車場に入れるわけだが,帰りは誰が運転するんだろう.飲酒運転の規制がきつくなると,大打撃うけそうな交通体系.あぁぁ・・・残しとけば良かったのにねぇ.

そういえば,最近初寿司に行ってないな.

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千手堂交差点を北へ折れて,忠節橋通りへ.

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交差点の信号機にはトロリーコンダクターが付いているが,黄色の矢印を出すだけで,特段信号の待ち時間が短くなるわけでは無かったような気が・・・

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このへんも軌道敷内乗り入れ可.ほとんど何のプライオリティーも与えられていなかった模様.

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昔日の岐阜市内軌道(金宝町→徹明町編)

さらに北上.

DSCN9236徹明町で西に曲がる.ここから東に延びる美濃町線も同時に廃されている.メルサの前を曲がる電車.元々は直進して長良橋を渡っていた路線があった模様.ここのメルサは今はドンキホーテかな.

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徹明町から美濃町方面の電車が出る.この写真の電車は,廃車を逃れて今もなお土佐電で走っているようだ.高知に行った際に乗った記憶がある.

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この徹明町の交差点にある電停も「命がけの電停」である.どうやら全ての電停が「命がけの電停」であり,路面軌道に対する冷遇ぶりは徹底している.

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昔日の岐阜市内軌道(新岐阜駅前→金宝町編)

運賃は,路面区間が170円であり,昨今の都市内交通としては比較的リーズナブルであった.

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郊外区間に単線部分があるので,完全に均等間隔では無いが,毎時4本あり,まぁ,何とか使えるレベル.

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だが,軌道敷内への自動車の進入が許されており,定時性には影響が出そう.このへんが公共交通に理解の無いところ.

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路面電車を邪魔者扱いする前に,中心市街地の道路で交通「量」を捌かなければならない都市構造を考えた方が良かったかもしれない.(今さら,だが.)

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そして再び,問題のある電停.左に写っているのはバス停.電停は,中央に写っているハッチバックの自動車の真下.カラー舗装部分.まさに命がけの電停.もちろん,ここで電車を待つことは出来ない.

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電停の案内及び駅名標は,歩道際にバス停然として設置されており,ここで待て,ということだろう.

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電車が来たら,車の間をすり抜けて,この緑色の部分から乗り降りしろと言うことか.命をかけてまで電車には乗らないので,これは「電車には乗るな」というメッセージと同然.安全地帯の設置が認められなかったんだろうな.

DSCN9235先ほどの新岐阜駅前の電停がかわいく見えてくると言う錯覚.

昔日の岐阜市内軌道(岐阜駅前編)

岐阜の市内軌道線が廃線になってから間もなく10年になろうとしている.「コンパクトシティ」のキーワードが出始めていた時期だけに,残念至極.

行政があまり協力的ではなかったという話も良く聞くので,手元のフォルダをそういった視点から検証してみよう.散策は2005年の1月である.

出発は,JR岐阜駅前から.当時は岐阜駅の高架化工事中で,駅前広場もそれに合わせて整備中.JR駅前から名鉄駅前までの区間は,このとき既に運行休止であったが,復活すること無く廃線になった.

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この部分から先がJR駅前乗り入れ部分であるが,アスファルトで埋め込まれている.復活させるつもりがあるのなら,綺麗に取り外したり,準備工事をしていたりしそうなものだが,最初から復活させるつもりがなかったのかも.

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この当時の市街地側のターミナル電停.名鉄駅前であるが,電停のホームは無く,路面にカラー舗装されているだけである.

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ここで乗り降りしろ,と言うんでしょうか.乗るなと言わんばかりの電停であった.でも,これはマシな方であった.安全地帯の道路標識があるとともに,ポールとロープで自動車走行部分と分離はされている.

軌道線を都市交通として活用させる方策はいくらもあったが,電停がこれでは乗ってもらえない.今なら補助金で綺麗な電停が整備できるんだが,そういう都市政策は採っていなかった模様.

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改築前の名鉄駅の出口から見た様子.出て右に行って,横断歩道を渡って電停へ.

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悲しい廃線の知らせ.電車は邪魔者扱い.

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四条畷駅の「地層」

JR四条畷駅のホーム.よく見ると「地層」がある.基底には煉瓦づくりの低いホームがあり,その上にコンクリートでかさ上げされたホームが載っかっている.

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下層の古いホームは,機関車が客車を引っ張っていた時代の名残.高架の構想も聞く昨今,この歴史的遺物はいつまで見られるだろうか.

JR学研都市線こと片町線は,もともと関西鉄道の路線で蒸気機関車の引っ張る列車も走っていた.行き先は「名古屋!」.大和路線こと関西本線が買収されたことでメインラインのポジションは2年弱で失ったが,一応,由緒ある路線である.

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が・・・今の扱いはあまり芳しくないのが悲しいところ.