山形新幹線に久しぶりに乗ってみた.
そして,福島駅を過ぎて…
お,遅い…電車そのものは「がんばればできる子」なのに.線路が厳しいと,電車がいくら性能が良くても宝の持ち腐れ状態のようである.
日本では「ロータリー」と呼ばれていることが多いが,優先権の考え方の違いからロータリーとラウンドアバウトは異なるそうである.詳しくは,別サイトを見ていただいた方が正確な情報が得られる.
さて,このラウンドアバウトであるが,最近日本で導入された箇所については早速「渋滞ガー」ということになっていたかと思う.だが,そもそも論として欧州でラウンドアバウトをよく見かけるのは,わざわざ交通量が少ない田舎道で信号機を維持してゆくのは経費がもったいないとか,交通量が少ないのをいいことに田舎道をぶっ飛ばす自動車があるので,ラウンドアバウトで強制的に速度を落とさせるとか,そういった目的ではなかったかとおもう.
そういう点では,ラウンドアバウトの設置箇所は,日本ではもっと田舎の方が良かったのかもしれない.
なお,日本初の本格的「ロータリー」は北海道の旭川になるそうであるが,その設置目的は「ロータリーはやっぱりダメだな」という結論を導き出すためだとか何とか(という噂がある).
こういう記事がある.
リニア中央新幹線の名古屋-大阪間の整備に関し、関西財界とJR東海の首脳による意見交換の場が初めてもたれたことが29日、分かった。大阪への同時開業を求める関西財界…名古屋―大阪のリニア整備で初の意見交換 関西財界とJR東海社長
ずいぶん前からいろんな人が…例えば大阪の名物首長さんや政府与党のプロジェクトチームとかが…大阪までの同時開業を目指してアプローチしているんだけど,毎度同じ反応しか返ってきていない.そろそろ「お願いベース」のアプローチは止めて,理詰めの実効性のある方法に切り替えた方がいいかも.
大阪まで同時開業しない理由の一つは,鉄道会社の資金問題だが,資金問題が解決してもいろんな思惑があって動こうとしない可能性もある.その場合は,全国新幹線鉄道整備法とその関連政令である整備法施行令をよく読むと,実は答えが書いてある可能性がある.
…が,まだそこまで踏み込んだアプローチをしているセクションはない模様.
脱線ポイントの近くで待っていると,来た来た.
通過に要した時間,約10分.機関車3両+貨車70両.まぁ,短めだな.
Canadian Pacificとか,CN (= Canadian National)の文字が書かれた貨車があったり,積み荷が木材の貨車が多かったのでカナダから来た貨物列車かな.