地方都市の駅には,駅前駐車場は当たり前.ここは送迎対応だろうか,20分まで無料のようである.
それ以降はドンドン額が上がってゆくが,鉄道利用者には割引がありそうなことが書かれているように見える.
ラッチ内の改札横にはこういう機械が置かれていた.ショッピングセンターの総合案内とかに置かれているのと同じ機械である.これに駐車券突っ込むと割引されるわけね.なるほどぉ.
「ミニ新幹線」の線路を観察してみよう.区間は奥羽本線の秋田−大曲間である.
写真中央の線路は狭軌(軌間1067mm),右は標準軌(軌間1435mm),右の線路の奥には「新幹線」の車両が走っている.この区間は基本的には狭軌と標準軌がそれぞれ単線で敷設されているという珍しい形態である.
右の標準軌から分岐した線路が狭軌をクロスして,左側の車庫へとつながる.
車庫には標準軌用のローカル線電車が置いてあるので,このあたりでは普通電車は狭軌と標準軌の2種類あるようだ.運用がめんどくさそう(JR東日本て,割とめんどくさい車両運用を平気でやってるよね.).
単線並列なので,信号機もそれぞれの線路に設置されている.そんなわけで,線路の幅の違いさえ無視すれば,まるでヨーロッパの線路(*)のような感じである.
(*)ヨーロッパでは単線並列が普通なので,複線区間では2線ともに信号機が建っている.
「新幹線」ではあるが,車両サイズはミニ,つまり在来線規格相当なので,トンネルがあっても掘削しなおすこと無く,元々のトンネルがそのまま使える.経費節減.
途中の小駅は,ローカル列車が発着するホームだけ.「新幹線」は通過なのでホームが無い.経費節減.
「新幹線」用の線路には,当然ながら時々「新幹線」が走る.
単線区間ばかりでは上下列車の交換に不便があるので,一部の区間は非常に珍しい三線軌になっている.写真奥に写っている片渡り分岐器は「新幹線」だけが通る.ここから先は,当分三線軌が続くので「新幹線」は走りながらすれ違える.
橋梁も在来線のものを流用できるので,経費節減.ただし,単線用の橋梁は重心がずれたりするので,使えないこともあるらしい.
他ではなかなか見られない珍しい分岐器.
なかなか快調に走る.
そして,三線軌区間は終了.
変電所も在来線と同じものを使えるので,経費節減.
今さら言ってもしょうが無いが,西日本方面でもつべこべ言わずにさっさとミニ新幹線を導入しておけば良かったんだけどねぇ.
一方,そうこうしているうちに東北方面では次の段階へ進もうとしているのであった…
初の手痛い敗退の報告である.
今回の購入希望ルートは以下のようなものである.本来は新幹線+新幹線+JR近郊線のルートが「奴」のお勧めルートだが,選んだ経路は…
再び切符と特急券を別々に買う作戦を実行した.
楽勝!…と思いきや,よく見ると「3.」の乗車列車を間違っているではないか.そこで,乗車変更を試みる…が「みどりの券売機プラス」では,当日分の乗車変更しかできないではないか.
うっ,やられた.負けである.このままではかなり早く最初の駅を出発しなければ「3.」で間違えた列車には間に合わない.
仕方なく,後日有人窓口のある駅に向かい,対面で変更してもらった.
「券売機プラス」では要所要所で内容確認を求めてくるが,実物の切符を目の前にしないとなかなか実感ができないものである.対面販売時における実物の切符を前にしての確認作業は重要である,と言うことを実感した瞬間であった.
ただいま通算2勝1敗.
2勝目の報告である.今のところ,右側にある電話機のお世話になっていないので,「プラス」特有の話では無いかもしれない.
今回の購入希望ルートは以下のようなものである.
例のごとく,「奴」のお勧めルートではこのルートは出ないので,簡単ではない.そこで再び切符と特急券を別々に買う作戦を実行した.
斯くして,今回も四度に分けることで目的のチケットをゲット.だいぶ慣れてきたが,時間がかかりすぎ.いきなり電話機に向かって話すだけで発券できるのが理想.でも,20年以内くらいにはできるかも.
TGVが脱線したみたいなんだが…
ドイツとの国境に近いフランス東部ストラスブールの近郊で14日、試験走行中の高速鉄道TGVの車両が脱線し、少なくとも10人が死亡、37人が負傷した。AFP通信などが報じた。 技術者ら49人が乗車し、時…
他の写真などでは複線の上下線間が開いているようなので,LGVと在来線の合流点付近のようだ.水路をまたいでいるので,ここかな.
Metz方面からきたLGVの終点で,比較的急曲線で在来線と合流するあたりのようであり,地図上で見る限り半径800-1000mくらいの曲線のようである.標準軌なので,制限速度としては120〜150キロくらいだろうか.
高速新線を試運転して,そのまま減速せずに突っ込んだ感じだろうな.高速道路を快走していて,いきなり巨大な「終点」の看板が出てきたような感じか.
まだ営業していない新線のようなので,保安装置がまだ機能していなかったのかもしれない.TGVは新線が開通するのにあわせて高速走行実験をすることがあるので,そういった試験の最中の事故だったのかもしれない.
高速線と在来線の境目での事故という点では2013年のスペインのAVEの事故と似ている.また,直線を高速で走行した直後に急カーブが配置されていて脱線した,という点では福知山線の事故とも共通性がある.
高速鉄道では目視で危険を察知しても危険回避が間に合わないらしいので,保安装置は大事だということだね.
客数の少ない在来線特急には,先頭車両を半分グリーン車にして残りを普通車にしたものがある.
グリーン車は通路を通り抜ける客が少ないようにと,わざわざ先頭車両に設けていることが多いと思われるのだが,半室グリーン車はその先頭車のそのまた先頭側に設けられている.
そうすると,確かに通り抜ける客は皆無になるのだが,客席がちょうど台車の真上になり,揺れは大きく,ガタンゴトンという床下からの音も大きく,どうも落ち着かない.進行方向の先頭側だと,気密の悪い場合にはトンネルに入るたびにドンドコうるさくて耳に違和感を覚える場合もある.
それに比べて,後部の普通室はずいぶん静かである.それもそのはず,後ろ側の台車の真上は出入り口やトイレになっており,揺れの少なくて静かな部分が普通車の客席になっている.揺れの大きくてうるさい部分がグリーン車になってしまっている.
車両のデザイナーは,もう少しこの辺考えた方がいいかも(たぶん,二度と高い金払ってグリーン車には乗らないと心に誓っている人は多いはず).
一部はエアロトレイン(≠フランスの)という特殊な航空機の開発実験に使われているようだが…
…全線それに使っているわけでは無いようで,残りの区間はというと…
…太陽光発電に使われているようである.
そんだけ.