海外の路面電車を紹介する際には,自動s何対して優先権があり,歩行者と共存され…と説明されることが多いが,すべてのトラムが理想状態とは限らないわけで…
こういった車の渋滞にまみれて苦労しているトラムも存在する.
(プラハ)
あべの橋界隈の再開発.阪堺線もリニューアルされつつあるが,気になるのはこの電停.
地下道は整備されるようだが,歩道橋からのアクセスが無さそう.一応,この完成図をよく見ると,歩道橋からのアクセス階段が書かれているようにも見える.
もしかして,この小さな出っ張りがその準備工事???
大阪のあべの橋界隈(JRの駅は,天王寺,阪堺線の電停も天王寺駅前)で再開発が進んでいるが,阪堺電軌軌道の線路もリニューアルされつつある.
元々の電停は,こんな感じだが…
(まだ出来ていないけど)こんな感じに.
最も印象が変わるのは,やはり緑化軌道か
元々の軌道の状態がこんな感じなので,その差は格段に大きい.
さてさて,路面電車の軌道工事というのは滅多に見られないので,よく観察してみよう.緑化軌道の芝生は下の写真のような普通の線路の上にスポッとはめ込むような形で置かれているようだ.
そんで,この軌道が作られる前はというと,整地された路盤.この上にインターロッキングを並べればそのまま歩道になりそうである.
さらに,その整地された状態の前はというと,古い舗装の単なる道路.つまりこの状態から順に写真を上にたどって行くと,きれいな緑化軌道が出来上がるというわけだ.
そんなに難しい工事でもないはずなので,もっと緑化軌道があってもいいなと思う.
タイトルで十分だが,本日,阪堺電軌軌道の161形が現役なのを確認.
道ばたでデータ取りしていたら,貸切電車が天王寺駅前に走って行き,しばらくして折り返してきたところを捕獲.1928年製らしい.
なお,10年後の1938年製のよく似た電車は大阪産業大学の構内に保存されている.
そんだけ.
よく,LRTを紹介する際には「電車とバスが同じ平面内で乗り換えられます」みたいな写真を示すことが多い.
確かにそういう構造の拠点は多いのだが,もっと引きの構図で撮ってみると…駐車場併設だったりする.
交通拠点なので,自動車との乗り換えも当然,という発想かな.
ストラスブールの「鉄の男広場」も円形モニュメントのある広場の地下は駐車場だね.