SnowHill駅の隣のガラス張りのビルの下の工事,どうやらLRTの路線延伸工事のようだ.
当時は,このビルによじ登っている人に気をとられて気付かなかったけどw
それから,この写真,奧に「HSBC」が見えているので,「コーポレーションストリート」の写真のようだ.
ということは,ここで行われていた工事もLRTの新設工事のようだ.
さて,その後,どうなったかな?
エジンバラからバーミンガムまで,約4時間の汽車旅である.英国鉄が解体されて,もうワケの分からん状態だが,とりあえずブリットレールパスは特に何でも乗れるようだ.
9時ちょっと前の西側まわりロンドン行き特急.電化区間なのに,なぜか5両編成のディーゼル特急だ.英国鉄系ではなくて,車体にはこう書いてある.
レコード屋さんではありません.今や立派な交通事業者.
1等車のチケットを持っているので席に着こうとすると,こんな感じ.食堂車ではありません.
チケットのチェックが済むとすぐにコーヒーを注ぎに来てくれる.ジュースもいるかと聞かれるが,コーヒーだけでいいと返事する.コーヒー代はチケット代に込み.
さらにしばらくすると,今度は国際線の飛行機のようなメニューを持ってきて,選べという.朝食だ.軽食だ.
オムレツを頼むと,サーモン入り,スモークサーモン入り,なしを選べという.えっ? まさかの車内調理? 「なし」を選ぶと,クレッソン入れてもいいか,と聞いてくる. えっ? やっぱり車内で調理???
待つこと20分ほど.運ばれてきた.
ううううう〜んん.
東洋の島国では,車内販売を廃止して護送車のような列車運転してるんだってねぇ?
さらにその後,飲み物のお代わりはいるか? バナナやパンケーキはいるか? 再び,飲み物のお代わりはいるか? …
バーミンガムに着くころには,お腹たぽんタポンである.
なお,バーミンガムに着く直前にはコーヒーカップとグラスを新しいものに取り替えに来たので,そのままロンドンまで乗ってゆくと,お昼ご飯も出てきたかも.
英国は十分に「おもてなし」の文化があると思った.(一方,「おもてなし」をPRしている国では…)
エジンバラのPrinces Streetの様子.
奧から,公園,歩道,バス/タクシー専用レーン,バス/トラム専用レーン,バス/トラム専用レーン,バス/タクシー専用レーン,歩道,店舗.
「トランジットモール」の定義に従うと,ここは公共交通と歩行者だけの通行を許した街路なので,トランジットモールである.しかも約900mもある.
…だが,だ.
トランジットモールに期待される機能としては,公共交通をスムーズに通すだけでなく,歩行者の視点で市街の分断が解消されていること,自由に街路の向こう側にわたれること,であったはず.
ところがここは,歩行者の横断は信号のある交差点のみが原則で,しかもバス交通が多いもんだからなかなか歩行者用信号が青にならない.
これって,トランジットモール,なのか?
なんだか,単なる長いバスをBRTと称している某国の街路&交通部門が「これはトランジットモールだ」と言って真似しそうで,やだなぁ.
エジンバラ駅からローカル列車で10分ほど.まぁ,一生のうちで二度と降りないであろう駅で降車.
こういう位置にある駅である.ローカル列車が2つ写ってるだけだって?
向こうに写っている赤いのを拡大.トンネルつきのタワー?
駅から外に出て,横にまわり込むとこんな感じ.建設系の人で橋関係の授業を受けたことのある人なら必ず紹介されたであろう「超有名」な橋.エジンバラのすぐ近くにある「フォース橋」だ.
変わった形をしている.トラス橋の一種らしいが,一部の部材がワイヤ?いや,よく見ると細かいトラスかな.
列車が走ってきた.
橋でけぇ.列車小ちぇぇ.
なお,この橋,2両編成のローカル列車のために架けられたものではなくて,幹線の一部である.たまに長大編成の特急列車や急行列車が走ってくる.
2013年の3月のBirminghamの写真.NewStreet駅付近である.
なんか工事してるなぁ,と思いながら何となく撮った写真.
今夏再訪することにしたのだが,どうやらこの工事はLRTの新設工事だったようである(たぶん,関連工事).
さて,どうなっているのかな?
(この投稿が公開される頃は,英国に着いたあたりかな?)
岡山の路面電車にはきびだんごの広告が入っていたが,ここは…
ブラックサンダー!
内村航平選手の活躍で注目を浴びた,ブラックサンダー!
「豊橋銘菓」だったのか?
知らんかった.とりあえず帰りに(ちくわとともに)ケースごと買って帰った.
国から低利融資を受け、リニア中央新幹線の大阪延伸を最大8年前倒しするJR東海の柘 – Yahoo!ニュース(朝日新聞デジタル)
情報源: 国の不介入「文書に」 JR東海社長、リニアで要望(朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
何遍も言うが,リニア新幹線は全国新幹線鉄道整備法に基づく中央新幹線という計画に乗っかってしまったので,資金を誰が出そうが国策以外の何モノでもありません.
全国新幹線鉄道整備法の冒頭には…
この法律は、高速輸送体系の形成が国土の総合的かつ普遍的開発に果たす役割の重要性にかんがみ、新幹線鉄道による全国的な鉄道網の整備を図り、もつて国民経済の発展及び国民生活領域の拡大並びに地域の振興に資することを目的とする。
…と書かれており,目的に合致するように整備するのが適当です.金を出しさえすれば,自由に何でもできるわけではありません.そろそろ理解しましょう.
ましてや公的資金を借りてしまえば,その資金投入の目的をも考慮する必要が加わることは当然です.
フラット35で金を借りて家を建てようとすると,技術基準適合住宅でなければ融資の対象とならなかったり,特定優良賃貸住宅供給促進制度で金を借りて賃貸マンション建てようとすると,床面積、構造、広さ、戸数などの条件が定められていたり,それなりに条件は加わるものです.
ちゃんと国策を理解して事業を進めましょう.
………
ところで,3兆円も借りてしまうと,東海道新幹線のリース払いが終わって毎年3千億円以上払っていた分が浮いてきたのと合わせて,2027年頃までには借金しなくても6兆円あまりの資金が確保できて,リニア代払っても資金余るはずなんだけど,その辺はあんまり表で語らないのね.
「借金は5兆円以内」の条件と合わせると,名古屋以西のリニア建設資金問題は既に完全に解決しているはずなんだけど(※),どうして「8年だけ前倒し=名古屋の10年後」なのかな? 税務署が手ぐすね引いて待ってますよ!
(※)そうなるように「3兆円」という額が決められたはずなんだけど.本当は2034年頃には全線開業できるよね.しかも「3兆円」以外の借金無しで.「借金は5兆円以内」の条件で良ければ,「3兆円」の分と合わせて「借金は5兆円以内」だったとしても,資金的には2029年頃には全線開業できても不思議じゃないよね.