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この発想はなかった…

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この発想はなかった…

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情報源: About Headmade

この夏はポケモンGOがはやりらしいが,こりゃぁトラムGOか?

 

続・寄ってる?

先日の「寄ってる?」の続きである.

パンタグラフが片側に寄っているチューリヒの電車が地下線を走るとこんな感じ.

天井の剛体架線のうち,壁側の方で偏ったパンタグラフが集電している.(暗部を確認するために色がおかしいのはご容赦を.)

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後ろ側にまわると,こんな感じ.

剛体架線が壁側と中央の2つ準備されている.

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中央と壁側とで,供給する電気の種類を変えることが可能なようである.

 

なお,元画像はこちら.

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寄ってる?

チューリヒ市内の電車である.さて,どこか普通ではない箇所があるけど,わかるかな?

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こっちは,分かりやすい.

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電車の上にある架線が片方にナゼか寄っている.

電源電圧の異なる路線と線路を共用する場合,架線の位置によって供給電圧を変えることができるらしい.

日本だと,架線の電圧そのものを切り替えてしまいそうだが,こういう対応方法もあるようだ.

 

君も来たのね(まだ新しいのに)

以前乗ったのは,福井に行くときだったろうか.

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君も来てしまったのね.(まだ新しいのに)

いつか来るだろうなとは思ってたし,「古い方」が来るかと思ってたが白羽の矢が立ってしまったのね.

81系気動車,165系電車,EF58形機関車,EF15形機関車,EF60形機関車,あと何だったっけ.いろいろと”さよなら運転”を見たが,君も来てしまったのね.(まだ新しいのに)

…とはいえ,最近は紀勢本線も割と新しい電車が多くなって,普通電車でさえ銀ピカな時代になった.30年前のイメージからすると隔世の感がある.

「来てしまったのね」じゃなくて,「来てくれたのね」の方がいいかしら.

(和歌山駅にて)

ドレミファソラシド〜

ドレミファソラシド〜
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この機関車が動き始めると,こういう音がした.若干の調律が必要なレベルでずれてるけど.

日本にも同じくSiemensの機器を積んだ電車が「ドレミファソラシド〜」の音を奏でてたっけ?

最近はこういった遊び心のある設計ってあんまりないね.

降りる人はボタンを押してね

ドイツ版新幹線といわれるICE.日本の新幹線なら駅に着けば車掌がスイッチ操作で一斉にドアを開けてくれるが,ICEは半自動である.

ドア横にはボタンが付いており,駅に着いたら自分でボタンを押して開ける.出発時は車掌の操作で一斉に閉じる.

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車両の外側にもボタンが付いており,降りる人がいなくても,ホーム上の人はボタンを押せばドアが開く.

下の写真のドア横に上の写真とほぼ同じボタンが付いている.

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市内を走るトラムの電車とほぼ同じシステムだね.

日本のようにどの駅でも大なり小なり乗降客がいるような路線だと,このような押しボタンシステムはあまり意味がないが,ICEは時として閑散路線に1日数本だけ直通するようなこともあり,小駅では車内保温などに有利かな.

 

14両編成(続・ハインリッヒの法則)

学研都市線こと片町線.6/26の午後9時頃に「車両トラブル」で停まってしまった.故障が直らず,線路上で客を降ろして後続電車に押してもらって長尾駅方向に移動.

これがその故障車である.先頭の4両の室内灯が消えており,これが当該編成の模様.その後ろの3両は室内灯が点いている.

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踏切ごとに警笛を鳴らし,かなりゆっくり通過して行く.

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室内灯の消えた4両の後ろに3両.この前7両が故障した電車.

その後ろに室内灯の点いた7両が続く.これが後押ししている電車.

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全部で14両編成.この路線では見たことの無い長さだね.

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午前2時半頃の光景.

このあと,10分おきくらいに長尾方面に電車が走っていった.午前3時頃までは観察してみたが,さすがに眠いのでそこまで.たぶん,押されていった故障した電車は,ふたたび押されて放出の電車の車庫に戻ったのではないかと思うが,さすがにそこまでは確認できず.

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さて,以前指摘したお話を思い出してみよう.最近,JRの電車の車内では球の切れた室内灯が多くなったという話をした.小さなトラブルが数多く発生するような状況下では,いつか大きなトラブルが起きる.

そして大きなトラブルが,また頻発するようだと,より大きなトラブルが起きる.学研都市線のトラブルは4日連続らしいが,大丈夫かしら,この電車.

#「非常ブレーキが誤作動」などという情報があるようだが,編成に引き通されているブレーキ管から空気が漏れて緩解しなくなったのかしら(故障列車がゆっくり通過する際にも,なにやら空気が抜ける音がしていたような気がする).とすると,ブレーキ系統のかなり基本的な整備不良なんだが…大丈夫かしら,この電車.

#その後,原因が公表されたが,雨水侵入による電気配線のショートらしい.それはそれで,大丈夫かしら,と思うわけだが.

ICEのATS

ドイツ版新幹線と言われるICE.高速新線を走っているよりも,在来線相当の線路を走ることの方が多いので,実は「ATS」がついている.

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先頭車の,最初の台車の進行方向右側に車上子がついているようで,ホームからでもわかる.

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こういう位置についているので,地上子も線路のレールの外側についている.

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まぁ,そんだけ.

なお,高速新線を走る場合は日本のATS-P形相当やATC相当の保安装置も積んでいるので,そっちを使って走る模様.

 

青函トンネルを新幹線で通ってみた

例の出張の日になった.列車は東京駅を出る段階で全席完売の盛況ぶり.どうやら私は団体客の多い車両の空き席に収まってしまったようだ.完全に観光列車状態.チョコあげようかとか言われたりするワケだな,これが.

新青森を出ると北海道新幹線区間に入るが,どうも遮音壁が多くて景色があまりよろしくない.せっかくの車窓が,壁だらけ.

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新青森から新函館北斗までは約1時間であり,概ね毎時1本運転されているので,この区間では2度新幹線とすれ違う.

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中小国の信号場で在来線と合流する.

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ここからしばらくは狭軌と標準軌の三線軌だ.残念ながら,速度はずいぶん遅い.在来線特急なら「がんばって走っている」レベルだが,新幹線としては「徐行?」というレベル.

車内放送でいくつかの小さなトンネルの後,青函トンネルに入ることが告げられた.その直後に「奥津軽今別」に停車したので,「あら,もう北海道? 早かったわね.」などと隣の席の観光のおばさま方がのたまわってらしたが,この直後,現実を体験することになる.

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時速約140キロで青函トンネル突入.スピードはもちろんずっとそのまま.トンネルを通過するための所要時間は約25分.

例の観光おばさま方,「えっ! ・・・」・・・ゴォーーーーーーー

青函TN

ゴォーーーーーー.竜飛海底駅と吉岡海底駅も非常用設備として稼働中の模様.

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ゴォーーーーーー.トンネルの中では,新幹線と1回,貨物列車と1回すれ違った.

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ゴォーーーーーー.30年ほど前に初めて快速「海峡」で通過した際には,全4名のうち2名は途中で意識不明.青函トンネル恐るべし.あの時は140キロも速度は出ていなかったので,40分近くかかったと思う.それを考えれば速くなったものだ.

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ゴォーーーーーーッ.やっと出た.例のおばさま方「・・・・・・」

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新幹線で北海道上陸!

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木古内手前で在来線と分離して…

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木古内からさらに15分ほど走って,新幹線の車庫が見えたら終点.

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現時点では,ここが新幹線の北限.