2011年に東日本大震災が起こった後,東北の太平洋側での巨大地震は1000年ぶりで,まるで貞観地震の頃のようだと言われた.
今回,熊本-大分で大地震が起こったわけだが,中央構造線沿いということで慶長時代の内陸地震に似ていると言われはじめている.
ということは,平成の今,貞観の頃と慶長の頃の両方の状況を併せ持った状況になってきているということか?
- 貞観地震(869年)前後:
- 地震:出羽,越中越後,播磨・山城,相模・武蔵,出雲,仁和,貞観
- 火山:富士山,阿蘇山,鶴見岳,鳥海山,開聞岳,白頭山
- 慶長地震(1605年)前後:
- 地震:慶長伊予,慶長伏見,慶長豊後,会津,慶長三陸,慶長
これ全部セットでやってくるということか?
いくつかは,既に「✓済み」のものもあるが,そうで無いのもある.これ以外の場所かもしれないし,ここに書いてあるものの中で「✓済み」ではないところなのかもしれない.わかっているのは,これくらいの数の地震や噴火があるということだけかも.
「貞観シリーズ」は本体の「貞観地震」の前後±20〜±30年程度.「慶長シリーズ」は±10年程度のようなので,平成=貞観+慶長だとすると,平穏な時期が来るまでには,まだなお20年くらいかかるのかも.