フリーゲージトレインの使い道を考える

例のフリーゲージトレインであるが,JR九州があきらめたようなので,どうやら当面実戦配備は無さそうになってきた.

九州新幹線長崎ルートの佐賀県下については,長崎本線を改軌するか新線を建設するか,何らかの対応を早急に考えた方がいいだろう.

さて,せっかく開発してきたフリーゲージトレインであるが,何がいけなかったかというと,技術的な問題もさることながら,技術の投入手順が最大の問題だったかもしれない.

これまで新幹線には様々な技術が投じられてきているが,200km/h超運転,ATC,CTC,車体傾斜,etc…いずれも別の局面で使用されてきた技術の延長であり,新幹線に投入されるのが日本初,という技術はあまりなかったのではないかと思う.

その点,フリーゲージは今までのものとは異なっており,初の実戦配備を新幹線でしようとするものであった.誰か(あるいはどこかのセクション)の功名を気にした行動が招いた悲劇かな.

でもまぁ,せっかく開発した技術は勿体ないといえば勿体ないので,使い道を考えてみよう.

条件としては,1)狭軌と標準軌の直通運転,2)重い電車でもOKな重軌条の路線,ということなので,例えばこんな感じか?

  • 阪急電車(標準軌)→なにわ筋線(狭軌)経由→関西空港
  • 近鉄京都線(標準軌)→橿原神宮前経由→吉野線(狭軌)

実績を積んで,問題点を洗い出して解決して,そして始めて新幹線への実戦配備,というのが本来のスジだよね.