路面電車」タグアーカイブ

変わった路面電車いっぱい

広島電鉄の変わった電車シリーズ.

まずは,ドルトムント電車.(もう廃車?)

DSCN0197次は,大正型電車.(これも廃車?)

DSCN0198これは現役,グリーンムーバマックス.この写真を写したときは,まだ営業運転前だったっかな.中に車両の開発担当の方がいらした.

DSCN0200ハノーバー電車.これはまだ現役かも.

DSCN0202

そして珍品,貨物電車ことオープンカー.

DSCN0223

岡山駅の路面電車停留所予定地

そのうちにBefore & Afterの比較写真を並べてやろうと,あらかじめ写真を撮っておくのだが,なかなか実現しないのも多い.

例えば,岡山.低床式電車の「MOMO」で有名だが,多くの電車はこんな感じ.

DSCN9935

岡山駅前まで来ているのだが,駅舎からはちょっと離れている.

DSCN9952

駅前広場に乗り入れる構想があるのだが,バスの取り回し方が難しいらしく,なかなか実現しない.実現していれば下の写真の右上から左上−中あたりまで軌道が延びてくるだろうと思っているが,いつAfterの写真が撮れるやら.

DSCN9943

昔日の岐阜市内軌道(忠節→新岐阜駅前編)

新岐阜駅へと戻る.運転席.

DSCN9336

後ろを振り返る.軌道敷に自動車が走っている.

DSCN9339

路面区間170円,黒野まで乗っても510円.

DSCN9340

軌道が邪魔,と言う発想は,昭和30年代から40年代の発想で,この都市は50年遅れで実行したわけだが,他の路面電車廃止都市が廃止によって中心市街が栄えたかというと,皆さんご存じのとおり.学習してなかったと言うことやね.

DSCN9352

DSCN9358

DSCN9360

新岐阜駅前着.

DSCN9367

DSCN9368

これが岐阜市内軌道を見た最後であった.
(電車そのものは,福井と高知で見たけど.)

昔日の岐阜市内軌道(忠節駅編)

忠節橋通りから西にそれて,併用軌道から専用軌道へ.

DSCN9311

専用軌道だが,溝付きレールが使われている.

DSCN9312

DSCN9316

そして忠節駅.結局,岐阜駅前からここまで,路面区間にはまともな電停は無かったということ.そりゃぁ,客減るわ.冷遇されまくり.

DSCN9317

この駅,今はスーパーの駐車場の一部か?

DSCN9318

ここから電車は専用軌道で黒野へ.

DSCN9322

DSCN9324

DSCN9328

昔日の岐阜市内軌道(千手堂→忠節橋編)

いささかしつこいシリーズだが,半分意地なので続ける.

DSCN9274

この辺まで来ると道路幅員にも余裕が出てくるのだが,特段路面電車に優先的な地位が与えられているわけではない.走りたければ自動車は軌道敷内を通行しても良い状態である.

DSCN9276

DSCN9279

そして,忠節橋へ.今やこの橋は連節バスが走っていることはご存じのとおり.

DSCN9281

この橋についても,優先的取り扱いはしてもらえない.

DSCN9283

空いていればわざわざ軌道を走るクルマは少ないと言えばそうなのであるが,問題は込んできた場合である.

DSCN9290

こういう光景,岐阜が地元の人には懐かしいかも.

DSCN9298

DSCN9302

そして,ここのも「命がけの電停」.徹底して冷遇されていた.

DSCN9308

こりゃぁ,廃止になるわな.今や名古屋でもLRT導入検討する時代なんだけどな.先見の明が無かった,と言うことで.

昔日の岐阜市内軌道(徹明町→千手堂編)

柳ヶ瀬地区南側の徹明通を西に行く.

DSCN9251

DSCN9255

ここも命がけの電停.

DSCN9256

柳ヶ瀬に近いので,巨大な立体駐車場がある.柳ヶ瀬に行く人はこういった駐車場に入れるわけだが,帰りは誰が運転するんだろう.飲酒運転の規制がきつくなると,大打撃うけそうな交通体系.あぁぁ・・・残しとけば良かったのにねぇ.

そういえば,最近初寿司に行ってないな.

DSCN9257

千手堂交差点を北へ折れて,忠節橋通りへ.

DSCN9263

DSCN9264

交差点の信号機にはトロリーコンダクターが付いているが,黄色の矢印を出すだけで,特段信号の待ち時間が短くなるわけでは無かったような気が・・・

DSCN9265

DSCN9267

このへんも軌道敷内乗り入れ可.ほとんど何のプライオリティーも与えられていなかった模様.

DSCN9270

昔日の岐阜市内軌道(金宝町→徹明町編)

さらに北上.

DSCN9236徹明町で西に曲がる.ここから東に延びる美濃町線も同時に廃されている.メルサの前を曲がる電車.元々は直進して長良橋を渡っていた路線があった模様.ここのメルサは今はドンキホーテかな.

DSCN9239

DSCN9245

徹明町から美濃町方面の電車が出る.この写真の電車は,廃車を逃れて今もなお土佐電で走っているようだ.高知に行った際に乗った記憶がある.

DSCN9243

この徹明町の交差点にある電停も「命がけの電停」である.どうやら全ての電停が「命がけの電停」であり,路面軌道に対する冷遇ぶりは徹底している.

DSCN9248

DSCN9250

 

昔日の岐阜市内軌道(新岐阜駅前→金宝町編)

運賃は,路面区間が170円であり,昨今の都市内交通としては比較的リーズナブルであった.

DSCN9214

郊外区間に単線部分があるので,完全に均等間隔では無いが,毎時4本あり,まぁ,何とか使えるレベル.

DSCN9215

だが,軌道敷内への自動車の進入が許されており,定時性には影響が出そう.このへんが公共交通に理解の無いところ.

DSCN9217

路面電車を邪魔者扱いする前に,中心市街地の道路で交通「量」を捌かなければならない都市構造を考えた方が良かったかもしれない.(今さら,だが.)

DSCN9218

そして再び,問題のある電停.左に写っているのはバス停.電停は,中央に写っているハッチバックの自動車の真下.カラー舗装部分.まさに命がけの電停.もちろん,ここで電車を待つことは出来ない.

DSCN9224

電停の案内及び駅名標は,歩道際にバス停然として設置されており,ここで待て,ということだろう.

DSCN9232

電車が来たら,車の間をすり抜けて,この緑色の部分から乗り降りしろと言うことか.命をかけてまで電車には乗らないので,これは「電車には乗るな」というメッセージと同然.安全地帯の設置が認められなかったんだろうな.

DSCN9235先ほどの新岐阜駅前の電停がかわいく見えてくると言う錯覚.

昔日の岐阜市内軌道(岐阜駅前編)

岐阜の市内軌道線が廃線になってから間もなく10年になろうとしている.「コンパクトシティ」のキーワードが出始めていた時期だけに,残念至極.

行政があまり協力的ではなかったという話も良く聞くので,手元のフォルダをそういった視点から検証してみよう.散策は2005年の1月である.

出発は,JR岐阜駅前から.当時は岐阜駅の高架化工事中で,駅前広場もそれに合わせて整備中.JR駅前から名鉄駅前までの区間は,このとき既に運行休止であったが,復活すること無く廃線になった.

DSCN9204

この部分から先がJR駅前乗り入れ部分であるが,アスファルトで埋め込まれている.復活させるつもりがあるのなら,綺麗に取り外したり,準備工事をしていたりしそうなものだが,最初から復活させるつもりがなかったのかも.

DSCN9205

この当時の市街地側のターミナル電停.名鉄駅前であるが,電停のホームは無く,路面にカラー舗装されているだけである.

DSCN9207

ここで乗り降りしろ,と言うんでしょうか.乗るなと言わんばかりの電停であった.でも,これはマシな方であった.安全地帯の道路標識があるとともに,ポールとロープで自動車走行部分と分離はされている.

軌道線を都市交通として活用させる方策はいくらもあったが,電停がこれでは乗ってもらえない.今なら補助金で綺麗な電停が整備できるんだが,そういう都市政策は採っていなかった模様.

DSCN9209

改築前の名鉄駅の出口から見た様子.出て右に行って,横断歩道を渡って電停へ.

DSCN9211

悲しい廃線の知らせ.電車は邪魔者扱い.

DSCN9212

富山ライトレール以前の最新路面電車新線

新設の路面電車というと2006年開業の富山ライトレールが有名であるが,それ以前の新設区間というと1982年開業の豊橋鉄道の軌道線の支線(運動公園前)約600mであった.
DSCN7567
今は駅前の乗り入れ方法の変更等で全国各地に少しづつ新設・移設の例があるが,当時は参考事例がこの豊橋の事例(この支線と,駅前乗り入れ区間の延伸部分)しかなく,建設単価などでは良く引き合いに出されていた.
DSCN7589
一つ手前の井原電停で赤岩方面と分岐し,それまで複線区間であったものが赤岩,運動公園前ともに単線になっている.運転本数も半々である.
DSCN7604
駅前は広場まで乗り入れ延伸されている.最近は珍しくなくなったが,先進事例の一つである.
DSCN7628