まもなく(…といっても,まだ半年くらいあるが)北陸新幹線の金沢ー敦賀間が開業する.
敦賀駅の西の端はこうなっている.奥に続く高架橋は敦賀駅に併設される車両基地への入出庫線.手前の高架橋は途切れており,「ここにつながる北陸新幹線(大阪方面)」である.
自動車の走行中、タイヤと道路の摩擦で排出される、タイヤの摩耗による粉じんについて、ヨーロッパでは環境への影響が懸念されるとして新たに規制する動きが出ています。
情報源: 車の走行でタイヤ摩耗による粉じん 欧州で新たに規制する動き | NHK | 環境
このお話.
記事ではタイヤ側の話に終始しているが,タイヤと接する道路も摩耗している.日本では道路舗装はアスファルトによるものが多く,アスファルトは石油そのものである(粘度の高い石油).
つまり,ゴムだけじゃなくて,石油が粉塵になって撒き散らされているわけだ.
一方,鉄軌道は鉄のレールと鉄の車輪なので,粉塵になっても鉄粉である.鉄粉は野生の鹿がわざわざ線路を舐めに来たり,海洋でのCO2吸収を促進するのではと期待される面があるなど,環境面での悪い話は特にない.
EVの課題だなどと問題を矮小化させてる場合じゃないと思うがなぁ.
このお話.
関経連での説明会での質問で,「大阪メトロ中央線だけでなくほかの路線でも混雑の対策が必要ではないかといった意見もあり、担当者はシャトルバスへの誘導を検討していると説明していました。」だそうな.
情報源: 大阪・関西万博 交通混雑緩和へ期間中の時差出勤など呼びかけ|NHK 関西のニュース
いやいやいや…担当者,大丈夫かぁ
他の地下鉄路線の混雑対策の代替案として,シャトルバスへの誘導って…根源的な都市交通機関の輸送能力を理解してなさそう.
地下鉄1本で,書類上の定員で820人,1.8倍まで詰め込んで1476人.
この地下鉄1本分の客をバスで運ぶと,1476÷70=21.1本.
わずか地下鉄1本分で,バスが21便も必要なんですよ.地下鉄中央線でこの差.他の接続路線のことを考えると,毎時1本ずつ増便するだけで,シャトルバス分程度以上の能力が準備されてしまう.
バスの能力を買いかぶり過ぎ.地下鉄の輸送力を甘く見すぎ.
担当者,大丈夫か? 気は確かか?
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(追記)
中央線と接続する他路線の増便を検討するだけじゃぁ不十分で,乗換駅で乗り換え客が中央線に乗り切れない場合の「溜まり場」の検討が必要.特に御堂筋線の本町駅と環状線の弁天町駅および森ノ宮駅.特に特に本町駅はラッチ内での乗り換えになるので,中央線に乗れない客があふれると御堂筋線も麻痺しかねないぞ.
30年ぶりの円安で,輸入品の異価格高騰,物価上昇でみんな困っているらしい…というか,私も困っている.
円買いの「日銀砲を」という声もあるようだが,一時的なものならともかく,構造的な状況下では投じたドル資金がどこかに吸収されて元に戻るだけである.
じわじわと円安になるなら,国内の産業構造もじわじわと対応可能だが,急だと対応できずに困ったことになっている.
じゃぁ,万事休すかというとそうでもない.
忘れている人が大半かと思うが,10年前の大震災直後に,一時的に円高基調になったことがある.震災で国富が大幅に失われているのなら,日本の価値が下がって円安になるはずだが,「復興のための円の資金が必要になるはずなので」「復興需要が活発化するはずなので」といった理由であった.
つまり,国内の経済活性化策こそがこの難局を乗り切れる可能性があるということである.
(外国の力を借りて資金を流出させるのではなく)国内の既存産業を使って大規模な投資を行い,結果として国内の活動を効率化したり活性化させたり安定化させたりする作成策が必要ということだ.
では,具体的に何が適当かというと,例えば非効率な過密や将来の破滅的な被災を防ぐ首都機能移転や全国的な(人流・物流の)移動速度向上および省力化を図れる施設(自動運転の高速鉄道など)といったプロジェクトの実施が必要だ.
今回の円安に関しても,日本の成長力そのものが高まれば自ずと円安は解消されると論じている経済学畑の方は複数いるようだが,残念ながらまだ注目度は低いようである.
#「注視と検討」だけしている放置国家には無理かなぁ.
日本に鉄道ができたのが150年前.1872年.
これからの30年は…どんな30年?
そろそろ大きく日本の鉄道の形態が変わる時期かも.
リニア沿線自治体静岡など沿線10都府県で構成するリニア中央新幹線建設促進期成同盟会が、東海道新幹線の新駅として「静岡空港駅」新設を盛り込んだ国土交通省への提言をまとめる方向で調整していることが9日、関係者への取材で分かった。
情報源: 東海道新幹線に「静岡空港駅」提言へ リニア沿線自治体 – イザ!
おちゃちゃは なかま を よんだ なかま は ベホマズン を となえ ようと している >>> りにあ の かち を たかめる ために >>> くうこうに えき を つくれ や おちゃちゃは えみ を うかべている センタくんは れいの じゅもんを つぶやくかどうか なやんでいる
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し だ け で か ん べ ん せ え ろ が か わ の み ず の は な こ う は か ん け い な い や り に あ と し ず お か く う *
じゅもんが ちがいます
#静岡県が同盟会に加入したので,「きっと何か裏がある」と関係者は警戒していたようだが,そういうことね.
この1000人という基準は国鉄再建法廃止基準の4分の1だが、隣接駅間の一方向で1時間あたりの最大旅客輸送人員が500人/日以上になる場合や基幹的な路線と判断される場合は対象から除外するとしている。
情報源: 輸送密度1000人/日の線区、協議開始から3年以内に決着を…国交省のローカル線検討会が提言 | レスポンス(Response.jp)
すでに各所で話題になっているこの件.輸送密度1000人で廃止…って,まぁ,JRじゃ無理だわな.
こんな感じかな.なお,輸送密度1000人で営業を続けている民間鉄道は珍しくない.
ところで,気になったのはこの部分.「隣接駅間の一方向で1時間あたりの最大旅客輸送人員が500人/日以上になる場合」は廃線対象外という条件 (*「人/日」は誤記だと思う).
逆に言えば,片方向ピーク時450人/時とかなら廃線の対象になりうるということ.仮に450人/時をバス輸送しようとすると,60人/台としてピーク時に片道7〜8本/時のバス便が必要ということ.
鉄道線を廃線にしようかというような地域で片道7〜8本/時のバス便を運行できるバス会社あるのか? もしあったとして,朝のピーク輸送終わった後のバス(と運転手)はどうする?
現在,バスは「運転手のなり手がいない」という理由で減便されているような交通機関だぞぉ? 見通し甘くないか?(*)
(*)かつて有田鉄道では,大半の便をバス転換した上で,ピーク時だけ列車を動かしていた模様.結局廃線になっちゃったけどね.
それから,鉄道の廃線が議論されるような地域だと,バスに詰め込みされて輸送されること自体を良しとしない生活習慣の可能性もある.通学時に子供が「バスはギチギチで疲れる.受験に影響する」と言い出せば,容易に自家用車の送迎に切り替わると思っていいだろう.京福電鉄の「負の社会実験」ではそういう話があったと思う.
リンク先の記事には書かれていないが,確か恒常的に50人程度しか乗っていないならバス輸送が適当などという見解も出ているようだが,バスに50人乗せれば半分弱くらいが立ち客になるわけで,昭和の大都市部じゃあるまいし,昨今の地方部じゃぁ着席できない公共交通機関はあっという間に見放されると思うぞ.
「詰め込まれて座れない」と悪評が立って,こちらもすぐに自家用車での送迎に転換しそう.何でもかんでも大都市基準を持ち込むと大失敗.