インドネシア高速鉄道:日本のコピー

ほーらね.予想通り.言わんこっちゃない.

昔から知的財産に関する意識の薄い自治体などが,コンサルタントにプロポーザルをつくらせるだけつくらせて,実際の発注を単なる価格の安いところにしてしまって,アイデアを盗まれるというケースは良くあったが,これはその国際版だな.

こういうことを防止したいのなら,肝心な部分の手の内は見せないようにしておいて,他国のシステムでは実現できないようなプロポーザルを書いておくこと,ですね.

日本の新幹線では実現できるが,中国の高速鉄道車両では実現できないこと,それを考えて計画に盛り込んでおくこと.でないと,こういうことはまだまだ続く.

中国でできなくて,日本でできそうなことは,ハードウェアではなくて,メンテナンスのノウハウとか,人材育成あたりかな.