この発想はなかった…

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この発想はなかった…

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この夏はポケモンGOがはやりらしいが,こりゃぁトラムGOか?

 

北陸・中京新幹線

北陸新幹線の最後の区間である敦賀-大阪間のルートの議論で,しばしば「米原ルート」が登場し,他のルートとの比較になる.

しかし,最近の議論で忘れているのは,この敦賀—米原間のルートは「北陸・中京新幹線」という北陸と中京地区とを結ぶ基本計画線であるということだ.

しかも,この「北陸・中京新幹線」相当の特急である「しらさぎ」はちゃんと毎時1本ずつ走っている中堅路線であり,一定の実績のある区間だ.

何が言いたいかというと,北陸新幹線のルートの議論にかかわらず,「北陸・中京新幹線」は建設されても不思議ではない,ということだ.

北陸新幹線を大阪まで繋ぐと北陸・中京新幹線は作っちゃいけないのか? そうじゃないよね.

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写真は,米原駅の「しらさぎ」.(和歌山駅ではありません

輪っかを観察

フランスのミュールーズのLRTの電停の…輪っかの話である.

よくよく観察すると,やはり架線柱の機能はあるようである.

さて,この輪っか,面ごとに違う色が塗られており,こっちから見ると,緑色.

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反対側から見ると,水色.

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ちっとした工夫で,ずいぶん印象が変わる.

日本の路面電車でも,すぐにできそうだけど,やらないだろうなぁ.

 

実用オブジェ

日本の交通施設は質実剛健.コスト重視?

味も素っ気もないものが多い.

海外でLRTが導入されるとき,都市デザインが考慮されている,と紹介されることが多いが,例えばここミュールーズでは架線柱が輪っかである.あっ,いや訂正.

この輪っかは架線柱の機能は無いかも.

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日本だと,いろいろ理由が付けられてリジェクトされてしまう案だよね.

LRTでなくとも,日々使うものにはもっとエレガントさがあってもいいと思うんだが,どうかな.そこら辺が豊かさの実感にもつながると思うんだが.

続・寄ってる?

先日の「寄ってる?」の続きである.

パンタグラフが片側に寄っているチューリヒの電車が地下線を走るとこんな感じ.

天井の剛体架線のうち,壁側の方で偏ったパンタグラフが集電している.(暗部を確認するために色がおかしいのはご容赦を.)

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後ろ側にまわると,こんな感じ.

剛体架線が壁側と中央の2つ準備されている.

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中央と壁側とで,供給する電気の種類を変えることが可能なようである.

 

なお,元画像はこちら.

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リニア平城山駅?

リニア新幹線の「奈良市付近」の駅の位置については諸説あり,北は京田辺,城陽,祝園,生駒市高山,高の原,JR奈良,金魚で有名な大和郡山,そして南は天理.

地質調査をしていたという噂話から,奈良市内ならJR平城山駅付近という話もあるようで,確かにこの辺は東西方向に市街化されていない地区が広がる.丘陵地なので,地震に対してもやや有利である.

都市計画上の土地利用の方針である用途地域を見てみると,何とここは用途地域の指定対象外のようであり,風致地区(自然保護地区のようなもの)だ.しかも大半が第一種.高さ8mまでのようなので,高架橋は無理じゃないかな.切り土盛り土は2mまで.

さらによく見ると,この付近は古墳だらけである.古墳に印を付けてみると,こんな感じで,この東西方向に広がる緑のベルトの南半分は古墳を避けて線路や道路を敷くのは困難そうである.

平城山

北半分は古墳こそ無いようだが,奈良なので,単に現時点で古墳等の重要な文化財が発見されていないだけかもしれない.神社の裏山を調べてみると実は…だった,とか.

風致地区の件はクリアしたとしても,工事を始めると「歴史的発見」がいろいろとあるかも.(工事計画としては,「チャレンジャー」かも.)

コードシェア

シュツットガルト中央駅のホームの時刻表である.

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11:27発は,ICE578であるとともに,ルフトハンザ353便とのコードシェア便.13:27発は,ICE576であるとともに,355便とのコードシェア.

世界はここまで進んでいる(写真は5年前だけどねw).一方,日本では空港駅の設置を拒否した鉄道会社が有るとか無いとか.

今から設置の段取りをしたら,完成は2027年頃だと思うんだがね.将来の需要の種まきしなくて大丈夫かい?(その辺の意識が意外と薄そうだけど.)

駅の中の国境?

バーゼル駅までやってくる.ここはドイツやフランスと国境が接する国境の町だ.

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駅の中には,日本ではまず見ないこういうゲートがある.

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チケットとパスポートを準備して,手荷物検査のX線装置に近づいて,それらを見せようとすると…「行け」という.

ノーチェックだ.何のためにゲートがあるのか不明だが,国境はそこにあった.

なお,一部の列車は隣国から直通運転されており,車内でパスポートのチェックがあるかというと…無い.

ついでに言うと,このゲートの外側はホームがつながっていて,簡単なバーがあるだけ.

ナゾである.

ジュネーブ駅にもあり,そこもノーチェックだったかな.

出発のターン

チューリヒの長距離列車の出発時刻表.さて,気付くかな?

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9:00発,9:01発,9:01発,9:02発,9:04発,9:04発,9:06発,9:07発,9:08発,9:09発,9:09発,9:10発,9:12発,9:16発…

…しばらく開けて,9:30発,9:32発

つまり,毎時00分〜15分頃は「出発のターン」,そして毎時15分頃〜30分は「到着のターン」

こうすることで,すべての到着便と出発便が乗り継ぎ可能なようにしているわけだね.すばらしい.ドイツやオランダでもやっている模様.

日本ではこういう発想無いよね.