昨日紹介した「あやしい輝きの地下鉄駅」の上はトラムのターミナルである.
地下鉄駅の自己主張とはまた異なる主張がなされており,こちらは「妖しい」というよりは「かわいらしい」といったほうがよさそうだ.
おや,電車がやってきたようだ.
出発.
昨日紹介した「あやしい輝きの地下鉄駅」の上はトラムのターミナルである.
地下鉄駅の自己主張とはまた異なる主張がなされており,こちらは「妖しい」というよりは「かわいらしい」といったほうがよさそうだ.
おや,電車がやってきたようだ.
出発.
日本でも駅に貸し自転車屋が増えてきており,「駅りんくん」などという名前になっている.
ドイツにももちろん貸し自転車はあるが,どこが事業主体になっているか,わかりやすい,
「DB」印の自転車.ドイツ鉄道である.(アウグスブルグ)
鉄道の末端交通が自転車である,という位置づけであろう.日本ももうちょっと増えてもいいと思うが,各自転車が2往復くらいしてもらわないと割に合わないそうな.
そうすると,「土地利用の純化」が進んだ計画的な都市よりも,職住一体渾然とした日本の都市圏内の方が貸し自転車事業には向いているということか.
あるいは,観光地と住宅地の近い場所なども向いているかも.
朝,住宅から駅へ出勤・登校,その後駅から事業所等に駅から出勤,あるいは観光地へ観光客が移動,夕方はその逆の移動で自転車2往復かな.
アウグスブルグ市街にある交通広場.中心繁華街では無いが,トラムやバスなど,いろんな路線が集まっており,ややこしい.
上の見取り図の右上から図の中心方向を見た感じ.
ちょっと引いてみる.自動車交通を禁止にしているわけでは無いので,車道もすぐ側にある.
中心がわから最初の見取り図の右上を見るとこんな感じ.右奥が中心繁華街になる.
見取り図の中心の三角形の広場の内側は売店や券売所になっている.日本の路面停留所には,路上営業の規制が厳しいせいかこういった店舗類は少ないが,欧州の大きなバス停・電停にはこういった施設が多い.
再び,見取り図右上から中心方向.
電停にはバスも発着するので,中心街へはこれに乗ってもOK.
日本の路面軌道はバスと共用のところはほとんど無い(もしかして皆無?)が,客の利便を考えれば,こういうタイプの方が非常に便利である.
ベルリン中央駅はベルリンの中央駅だが,実は新しい駅である.東西にベルリン市が分断されていた関係で,長距離列車の発着する駅は他の駅だったわけだが,東西統一を機に中央駅を整備した.
新規整備なので,路線の形態はヨーロッパの大きな駅でよく見られる頭端式では無くスルー運転できるような構造になっており,しかも十文字に路線がクロスするという変わった形態である.
そんなわけで,ホームは多層式になっており,各ホームに長距離列車が発着するので,圧巻である.
こういう記事があった.
自民党は3日、7月の参院選へ向けた公約を発表した。日銀のマイナス金利政策を活用して、官民合わせて5年で30兆円の資金をリニア中央新幹線の大阪への延伸前倒しや整備新幹線の建設などに投じる。 民間では困
情報源: 自民が参院選公約 5年で30兆円投資、リニア延伸前倒し :日本経済新聞
「5年で30兆円の資金をリニア中央新幹線の大阪への延伸前倒しや整備新幹線の建設などに投じる」がほんとなら,ものすごいことだ.
整備新幹線,リニア,新幹線の基本計画線,その他幹線の改良など,全部合わせても40兆円ほどでできてしまったと思うので,30兆円も投資するなら,幹線鉄道がらみの懸案事項はすべて解決.
…といけばいいのだが,たぶん,総額30兆円の投資で,その一部がリニアや整備新幹線の建設費にまわるというものだと思う.
記事本文を見ると,奨学金の話や開かずの踏切対策なども列挙されており,これら以外にも投資先はあるのかな.目立つ新幹線を標題にしただけという,やや精度の低い記事.
なお,財投債は返済を前提としたものなので,いわゆるプライマリバランスには影響しないらしい.