先行工事したものの,長らく雨ざらしになっていた福井駅の北陸新幹線用の高架橋.久しぶりに見たら…
おぉ,開業寸前ではないか.
ただし,えちぜん鉄道の福井駅として.
かつて東海道新幹線が開通する前,大阪の北東部の淀川沿いで,阪急電鉄と併走する区間で,工事の都合で1年未満の期間であったが阪急の電車が新幹線の線路を走るという出来事があった.
新幹線の施設を他の鉄道が使用するというのは,それ以来の出来事ではないだろうか.
#あと,東海道新幹線の日本坂トンネルとかも在来線で一時使用してたっけ?
「質より量」と言い切ってしまうドイツのカールスルーエのトラム.さすがに量が多すぎてトラムの渋滞が問題になり,地下化することになった.この光景ももうすぐ見納めになる.
市内中心街は工事のまっただ中で,日本の土地区画整理なら曳家という方法で建物を移動させますが,ここドイツでは…
おおおおぉぉ…すごいことやってる.カナダで小さな家をトラックで運んでいるのは見たことがあるが,クレーンだ.ん?
なんだ,これは??? 家に根っこが…
この工事現場の角を曲がったところには…ん?
どうやら,殺風景になりがちな工事を楽しくやり過ごしてもらえる工夫,アートのようである.
日本の工事現場も昨今は「○○の工事をしています」という看板を掲げたり,遮壁の一部を透明にしたりしている努力をしているが,こういった工夫もありなのかもしれない.
夜には明かりも灯ります.
土佐電鉄の高知市内のはりまや橋交差点の線路配置は,複線軌道が十文字に交差し,左右方向に短絡線があるという配置になっている.ただし,北側と西側との間の短絡線が複線になっているほかは単線の短絡線である.
さて,この交差点のど真ん中,つまり線路が交差しているあたりに電停を設置したらどうなるだろうか.こうなる.地図で見ると…
と,まぁ,イマイチどうなのかわかりにくいが,地上ではこんなカオスな状態.まずは,電停というか交差点の中心地.
斜めの短絡線やクロスしているところも含めてほぼ全てが電停として使用されており,線路の隙間の三角形のところなども含めて全てホームであり,停まる場所によってはホームがあったりなかったり.他線をふさぐ形での停車もお構いなし.カオスである.
便利といえば便利だが,これでええのか?
なお,この交差点,トランジットモールではなく,一般の自動車も(通行方向は制限されているようだが)処理している.
フランスあるあるシリーズの最新版である.旧版はこちら(その1)(その2)(その3)
前回フランスのブザンソンを訪問した際には,開業直後ということもあってか,まともに電車が動いておらず,「金返せ」というレベルであったが,今回はまともに動いていた.
沿線の施設等は,もはやフランスの沿線開発の教科書通りといった感じで,日本のJRに相当するSNCF駅から中心街を通って郊外へ.沿線には大学,大学病院,ショッピングセンター,集合住宅,パークアンドライド等々,目新しい工夫は無いが卒の無い出来である.
中心街は意外なことにトランジットモールは存在せず(厳密にはごく短区間だけあるが),入ろうと思えばクルマが中心街に入れる構造になっている.ところが,実際にはクルマの交通量は非常に少なく,一部の街路を除いてほとんど気にならないレベルである.
その秘密は,これである.
中心街の街路は原則として一方通行であり,中心街に侵入する箇所には可動式の「ボラード」が設置されている.ここは右側が中心街の住民専用ボラードで,リモコン操作で邪魔な円柱を下げて通ることができる.左はバス専用レーンであり,同じくリモコン操作で通れる.
斯くして,中心街に用のあるクルマだけが進入できるようになっている,ということである.
なお,中には通行方向や進入禁止を無視して通過する不届き者のクルマも少数ながら存在している.
今年も行くぞ,欧州調査…と言うと,「あぁ〜いいですねぇ」などと言われることが多いが,もしも実際に同行したならば,初日の昼過ぎには別行動の提案をされること請け合いである.
調査中に横でじっと待たれても困るので,基本的には単独行動である.
今年の訪問都市はこんな感じ(天候により急遽変更の可能性あり).
さてさて,どうなるかな.
#旅の途中,自動小銃持った男が取り押さえられた国際特急タリスに乗るんだが大丈夫かな?