かつて,ドイツのあやしい輝きの地下鉄駅を紹介したが,今度はスペインのグラナダである.
どう?
改札外もこんな感じ.
どうやら,工事中に出てきた遺跡を保存したようである.
地面下2-3mくらいの昔の地面を保存しており,さらにその下に地下鉄駅ができている.
むき出しの壁面は透明な樹脂のようなもので固められており,何となく歴史を感じるように仕上げた,ということのようだ.(壁面の地層は特に変わった様子無し)
かつて,ドイツのあやしい輝きの地下鉄駅を紹介したが,今度はスペインのグラナダである.
どう?
改札外もこんな感じ.
どうやら,工事中に出てきた遺跡を保存したようである.
地面下2-3mくらいの昔の地面を保存しており,さらにその下に地下鉄駅ができている.
むき出しの壁面は透明な樹脂のようなもので固められており,何となく歴史を感じるように仕上げた,ということのようだ.(壁面の地層は特に変わった様子無し)
スペインは残念ながら幹線鉄道が貧弱な区間があり,一部都市間はバス依存である.その都市間バスALSAでマラガから日帰りでベレスマラガの2年ほどで廃線になったトラム(の廃線跡)を訪れて戻り,さらにマラガから再びALSAでグラナダに行くという行程である.
さて,余裕を持って10時前にマラガのバスターミナルに行くと,券売機には「Out of service」という紙が貼られ,窓口は長蛇の列である.列の前の人によると,予約システムがダウンらしい.しばし並んで待つ.
職員と思しきおばちゃんがやってきて,列の人と会話をしている.しばらくして「ベレスマラガ ノー チケット」と大きな声で言ったかと思うと,列の半分くらいの人々が何やらあきらめた様子でどこかに行ってしまった.
まずい,予定総崩れである.それどころか,本日のグラナダへの移動も危なくなってきた.予定を変更して本日の最大ミッションを「グラナダにゆく」に変更し,とにかく窓口へたどり着く.どうやら,すぐのチケットは無理だが11時過ぎのバスなら席を確保できるらしい.
これを持って11時頃に再度来い.チケットはバスで販売する.とのこと.
なお,インターネットで予約した人が乗れたのかどうかは,不明である.
スペインの高速鉄道AVEは標準軌新線を300km/hで走行する.スペイン国内の都市間鉄道は,基本的には広軌なので在来線とは直通できないからだ.
もちろんいろいろ例外はあって,広軌の路線を改良して200km/h以上で走れるようにして「AVE」を名乗っている列車があったり,標準軌と広軌を直通できる列車もあったりして(…つまり,日本で失敗したフリーゲージですね),単純ではない.
さて,そのAVEだが,基本的には在来線ネットワークとは別の系統の交通システムを形成するので,ヨーロッパ式の低床ホームじゃなくて高床式のホームにして,列車の床面とホームとの間の段差を縮小して設計しても良さそうなものだが…
相変わらずの車両構造で…
相変わらずのたいそうな装置を使って車椅子の乗り降りをさせている.
LRVは完全フラットなのにねぇ…
#いずれ他国に乗り入れようとしているんだとは思うが.
スペインのカディスのトラムの西側,つまりカディス側である.
元々,スペイン国鉄の広軌の線路上を走行するトラム-トレインとして計画されており,あちこちの資料によると将来的にはカディスの市街地を路面走行する予定だが,当面は鉄道線上を走行してカディス駅に乗り入れることになっている模様.
セビリアでのトラムに関するヒアリングで聞いた話でも,手続き上の問題が解決すればもうすぐ開通するらしいとの情報は得ていた.
で,行ってみた.
段々と下がってきて…
終点カディス駅.
構内を見渡しても,日本のものよりもホームは低いものの,低床式電車に対応するような高さではなく…
どこにもLRV用のホームは無さそう.もちろん,サンフェルナンドとカディスの間の小駅も通常の電車用のホームだけ.
駅構内を見渡しても…
もちろん,市街地の路面にも軌道は無さそう.
ということで,実施には「手続き上の問題」ではなく,カディス側では全く具体的には事業が進行して無さそう.
うううん…ええのか? これで.