投稿者「hatoko」のアーカイブ

姫路駅前の「トランジットモール」

姫路駅前が「トランジットモール」になるらしいと言うので,立ち寄ってみた.夏以来なので,2度目.若干工事が進んでいる.
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「トランジットモール」なのに,臨時の柵で歩車分離しているのは,工事中だけなのだろうか.そもそも「トランジットモール」に縁石は邪魔だと思うのだが・・・
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最終的にこういう風になるのなら,まぁ理解できる.
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けど,こういう方向もありそう.いずれも同じ姫路駅前.
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やはり,単なる一般車進入禁止区域の歩車分離道路の域を出ないのだろうか.

国道は付け替え,じゃぁ線路は?

実家附近は津波で危ないという話をしたが,その際に国道は付け替えることになっているという話もした.じゃぁ線路は?
紀伊半島の道路や線路は海岸沿いにへばりついた箇所も多く,例えば下の写真は斜面に右上から国道,南行線路,北行線路の順である.
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こういう箇所であるので,津波どころか,大雨が降ると道路も線路も通行止めになることがある.津波を理由とした国道の付け替えはこの箇所もバイパスできるが,線路はそのままであり,津波危険箇所もそのままである.
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「民間会社」に任せている限り,自主的に改善される可能性はほぼゼロだが,一体誰の責任でこの線路を改善するのだろうか.
ちなみに,この写真の箇所はかつての通学経路で,数千回通過したことのある場所である.

空港の変な乗り物

空港に行くと,いろんな変な乗り物に出会える.新交通システムの変種でターミナル間が結ばれているのは珍しくないが,写真のようなナゾな乗り物もある.
どう見てもボーディングブリッジにしか見えない.クロスしている部分が可動式で,バスのボディーのような部分が上下する.そして,タイヤを使ってバスのように移動する.
ボーディングブリッジ+バス+リフトというナゾな乗り物である.
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尼崎港線の残骸

今も存在するのかどうかは知らないが,JR尼崎駅の西側には写真のような堤が残されている.かつての尼崎港線-正確には福知山線の一部の残骸ある.
DSCN3475写り込んでいるマンションを頼りにすると,この辺ですね.

どうやら道路用地として転用されている模様.そのまま軌道系の都市交通機関を作れたかもしれないね.

バリアフリー法の盲点:踏み切り

交通バリアフリー法では,例えば駅周辺の街路を整備し,駅構内を整備し・・・といった具合いに上下移動などがあればそれらを除去して行く.
ところが,意外な盲点がある.踏み切りである.上下移動はないのでバリアフリーの除去対象には入らないことが多く,私鉄の小駅などでは上下線のホームそれぞれに改札が付いてしまっていたりすると,この踏み切りがバリアフリーの経路に含まれてしまったりすることもある.
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上下移動はないのだが,車イスの前輪やベビーカーの車輪などがはまりやすく,実質的にはバリアフリーとは言い難い.足の遅いお年寄りの場合,大きな踏み切りでは取り残されてしまう心配もある.
DSCN3370本格的に踏み切りを除するには,立体交差にするかエレベータ付きの歩道橋を造るかしかないのだが,どちらも大がかりで解決されずに残ってしまっていることが多い.

バリアフリー対応バスのバリアフリー度

バリアフリー対応バスとしては,「ノンステップバス」と「ワンステップバス」がある.いずれも,昔のバスに比べるとバリアフリー度はマシだが,いずれもこういう点はまだまだ改善の余地あり.
まず,電車でのホームに相当する歩道と,バスの間に隙間が盛大にある点.次に,隙間があることで,上下移動が生じてしまっている点.歩道から降りて,もう一度バスに乗らなければならない.
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それから,ワンステップバスは車内に「ワンステップ」あり.ということで,物理バリアは取り切れていない模様.
DSCN3336しつこいようだが,海外には車両とバスとの間の隙間がほとんどないバスや,渡り板が自動で出てくるバスがあるので,日本のバスはまだまだだなぁ,と感じる今日この頃.これで日本のバスの進化は終わりか?

電車とホームの段差

交通バリアフリー法ができてから10年以上経過し,主要な駅やその周辺の歩行環境整備がずいぶん進んだ.お年寄りだけでなくベビーカーを押した人なども如実に増えた感がある.ところが,まちなかの街路が改善され,駅の構内が改善され,電車の中もバリアフリー対応になったのに,電車とホームの段差が残っている.
ラストワンステップ,である.
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ようやく最近になって,ホームのかさ上げを実施したり,(たぶん保線時にミリ単位で徐々に調整して)車体とホームの間の隙間を最小にしたりといった取り組みが見られるようになってきた.
DSCN3530まだエレベータのような隙間は実現できていないし,渡り板が自動で出てくるような段階までは進んでいないが,一歩進歩である.

この日を忘れない

ずいぶん前に,新聞にこういう全面広告が出たことがある.
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文字部分を拡大すると,こう書いてある.
DSCN0325bw株式が完全に民間放出されて,特殊な会社であることを規定した法律の適用外になったことを喜ぶ広告である.現時点では本州の3社はいずれも同じ状態で,「純粋な民間会社」になっている.
まぁ,確かに商法上は「純粋な民間会社」であり,鉄道業以外にも各種の事業は自由にできるようになった.日本の民鉄方式の利益回収システムを構築することも可能であるし,鉄道とは関係のないことをすることも可能であろう.
じゃぁ,昔からの「純粋な民間会社」はどういうスタンスで事業をしているのかというと,(会社によっていろいろあるが,優良と言われている会社だと)沿線の利用者の利便を考え,沿線イメージの向上に気を配り,顧客第一ということが徹底されている.まさしく,沿線経営である.
さてさて,新たに「純粋な民間会社」になった各社は確かに以前に比べて事業は旺盛になったが・・・どういうスタンスで事業しているのかしら.本州三社の沿線とは,ほぼ日本の中心部そのものなので,沿線経営=日本国の中心部経営,といった意気込みがある・・・と信じたい.そうした場合の「純粋な民間会社」ってどういう役割なんだろうね.
国や自治体の言うことなんて,いちいち聞いてられねぇ・・・てか?

武生駅の端っこ空いてるんだがなぁ

鉄道を含め,公共交通は乗換がネックであり,これを敬遠して電車やバスに乗らない人も多い.下の写真は福井県下の武生である.JRと福井鉄道の接続駅であるが・・・
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JR駅の構内が空いているものの,そこには乗換先の福井鉄道はない.改札を出て・・・
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ほんとうにこっちにあるのか不安になりながらしばらく歩くと・・・これ駅?
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構内空いているんだから,あそこに乗り場があると便利なんだが,会社が違うと協力関係は薄い上,(一般論として)誰が工事のカネを出すのかで揉めるので,ほとんど改善されることはない.
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駅の立ち食いうどん店

最近,駅の立ち食いうどん店などの構内営業の軽食店が徐々に少なくなってきているような気がするのは気のせいだろうか.
代わりに「駅ナカビジネス」のおしゃれな物販店や飲食店が増えているような気もするんだが,気のせいだろうか.
でも,もしそうだとすると鉄道会社は分かってないなぁ,と思う.
駅の構内営業の軽食店は,短時間で食えるから価値がある.
おしゃれな店は鉄道会社から見れば客単価の向上を達成しているのだろうが,忙しい人にとってはサービスダウンである.
わかるかな?