初夢鉄道(鉄道航空融合編)

こんな夢を見た.第七夜である.

海外出張の帰路である.航空搭乗券は現実世界では正式な紙券が廃止されているが,夢の中ではさらに進んでおり,ICカード搭乗券になっている.顔写真等の個人情報とともに搭乗便および座席が書き込まれており,券面には感熱式の概要表示もある.ICカード登録の顔情報と旅券の写真情報と実際の顔の三つが一致しないと飛行機に乗せてもらえない.

今回の帰路の経路は,FRA->HEL->KIX->KYOである.つまり,独フランクフルト発,ヘルシンキ乗換,関空着,それからそのまま鉄道に乗って京都まで.昨今の鉄道と航空の有機的結合政策によって,国内大都市主要駅にも空港のレターコードが割り当てられ,ICカード1枚で乗れるようになっている.予約情報は旅行会社のカウンタか,自宅のPCに繋いだカードリーダでICカードに書き込める.

関空から京都までは,特急はるか,ではなくて新幹線である.毎時4本が関空から大阪経由京都まで走っており,その先は2本が東海道新幹線直通,残りが山陰新幹線方面と北陸新幹線方面である.大阪経由の山陽新幹線直通と,向きが逆であるが四国方面行きもある.これら列車の運行会社は航空会社と提携しており,通常の列車便名とともに航空便名もついている.いわゆる共同運行便である.

関空以外にも高速鉄道が乗り入れいる国際空港があり,成田空港にはスカイアクセス線経由で,ミニ新幹線タイプの新幹線電車が各方面から乗り入れている.羽田空港は東北方面から東海道新幹線の車両基地の横をかすめる線路を経由して新幹線が乗り入れている.もっとも実現が早かったのは福岡空港の国際線ターミナルであり,第二滑走路開業に合わせて博多駅から単線の新幹線が乗り入れ可能な線路が建設された.

・・・と,ここまで見たところで目が覚めたが,寝てばっかりのうちに,完全にお正月は終わってしまっている.寝正月.そろそろ本格的に仕事しよっと.

#なお,一連の夢が正夢か逆夢かは定かではない.