鉄道で国づくり」カテゴリーアーカイブ

「乗変」マーク

山形から東京駅で乗り継いで大阪まで.山形新幹線が雪で遅れたときのために,東京駅での乗り継ぎ時間をいつもより長めの約30分に設定.

…で,「つばさ」は何事もなくほぼ定時に東京駅に到着.少々の雪はどうってことないのが雪国の列車,ということか.

さて,東京駅で30分も時間が開いていても,特にすることもないので,もうちょっと早い列車に変更することにした.券売機に特急券を突っ込んで,この辺の列車かなぁ,などと,ボーッと考えながら操作して,新しい特急券が出てきた.

ところが,よく見ると「乗変」マークが付いていない.??

確かにさっき操作した通りの列車と座席が印刷されている.まぁ,いいか,と思いながら改札IN.

んんん??

出発まで20分以上ある.あれ??

よく見ると,新大阪への到着時刻が元々の計画と変わってないではないか.つまり,券売機をいろいろと操作して,同じ列車の別の座席に移っただけ,といいうことのようだ.

ボーッとしてると,いろいろ間違うということの例か.

別列車に予約変更した場合は乗車変更になるので切符に「乗変」マークが付くが,同じ列車の別の座席に予約が変わるのは乗車変更ではないので「乗変」マークが付かない,ということのようである.

あまり役に立たないトリビアかも.

#「乗変」マークが付いていないので,さらに別列車に予約変更することが可能ということかな.

雪の降る季節に敢えて山形から新幹線で

新幹線で山形に行ったら,今度は新幹線で帰ってこなくてはならない.往路は「なーんだ,雪,大したことないじゃん」と思ってたら,帰りはそうでもなかった.

山形の人の話では,この程度大したことないそうであるが「山形新幹線は大雪で運休になることは割とある」「運休にならない場合でも,各駅停車の電車を運休にして,山形新幹線の電車を雪かき車代わりにして運行が続けられることはたまにある」「落ち葉でスリップしたこともあるよぉ.獣はねて止まったことも.(県知事談)」などと聞くと,段々心配になってくる.ミニ新幹線恐るべし.

さて,東京行きに乗ろうとすると,こんなホワイトボード表示が…

東京行きの「つばさ」は止まってないけど,秋田-山形県境のローカル列車運休じゃん.大雪で.

カラー写真です.

雪国恐るべし.

#東海道新幹線が関ヶ原越えたら110km/h運転になってしまった.OTL
#米原駅過ぎて,ちょっとだけspeed up.ただいま160km/h運転中.
#さらにspeed-up.通常運転に戻った模様.(→訂正:230km/h制限)
#京都駅過ぎても120km/hくらいで徐行運転してる.京都駅で降りればよかった.OTL

気の早い構内案内表示

さて,何が「気が早い」のかわかるかな?

ヒント:東京駅の東海道新幹線から東北新幹線への乗り換え改札付近.

 

答え:北陸(長野経由)新幹線

長野経由じゃない北陸新幹線のい存在を前提にしている,ということ.米原-敦賀経由で北陸方面へと行く経路と間違わないようにということだと思う.現状でも米原から「しらさぎ」に乗って,さらに金沢から北陸新幹線という経路も無いではないが,まだちょっと気が早いよね.

その標記が効果的になるのは,オリンピックの後になりそうなんだけど…

 

雪の降る季節に敢えて山形まで新幹線で

昨年の今ごろ,山形県の庄内に呼んでいただいたが,当日始発で自宅を出て列車を乗り継いで行こうとしたら…天気が信用ならないので前泊してくれとのこと.じゃぁ,前泊するとして鉄道と飛行機とならどっちが天気を気にせずに到達できるのかと聞いたら,どっちかといえば飛行機の方がマシとのこと.冬の鉄道は信頼性が低いらしい.

さて,今年も冬場に呼んでいただいたのだが,今回は山形市内である.大阪からなら飛行機で向かう人は少なくない距離だが,新幹線で向かうことにする.

東北新幹線でも冬場に雪などが原因で遅れることがある.原因はほとんどの場合,東北新幹線そのものではなく秋田や山形からミニ新幹線路線経由で直通でやってくる新幹線が原因である.

ということで,冬場のミニ新幹線はどんなものかという興味がちょっとあって,飛行機ではなくて新幹線乗り継ぎで行ってみようかと思う.

#東海道新幹線は関ヶ原付近で160km/h運転中の模様.名古屋駅は約5分遅れで出発,東京駅にはほぼ定時に到着.N700A系すげぇ.
#山形新幹線は,沿線に積雪はあるものの,特に何事もなく山形に到着.

米2023年までに「車-車間通信」を義務化

幹線道路交通安全局 (NHTSA)が最近公開した規定案は、全新規車両にV2V(車-車間)通信機能の塔載を義務付けている。これはまだ正式な要件ではないが、もし2019年(この種の規則でよくある期限)に発効すれば、自動車メーカーは今後数年をかけて自社車両にシステムを組み込み、新車がすべて通信可能にならなければならない2023年までに準備を整えることができる。

情報源: 米運輸省、2023年までに全新規車両の「車-車間通信」を義務化

自動運転が実用化される際,問題となるのは自動運転車両と手動運転車両の混在状況下だろうといわれてきたが,全自動車自動化に向けてこういった形で半ば強制的にシステムのインストールを義務づけるという時代がついにやってこようとしているわけやね.

この車-車間通信のシステムを鉄道の列車にも登載すれば,線路際の信号機が要らなくなるんだろうか? 応用できるかな?

#記事の日付と,リアルな日付がずれてきたが,気にしてはいけない.

枚方の隅っこから高槻まで往復500円

何年か前,舞台挨拶もあるし見に来てちょ,と誘いを受けたので,当時小学生のガキンチョを連れて梅田ロフトの地下にある映画館に行った.

まぁ,映画の内容的にはガキンチョが見るにはギリギリかなぁ,という感じだったが,特に何事も無く帰宅.

ガキンチョには映画の内容そのものよりも,小さな映画館に連れて行かれたことが印象的だったようだ.確かにテアトル梅田ってちっこいよね.

さて,その後が困った.「ボクはおとーさんの行きたい映画につきあってやった.今度はおとーさんがボクの行きたい映画につきあうべきだ」という主張.確かに一理ある.仕方がないので,彼の主張通り,映画につきあうことになった.

ガキンチョ向けの映画で,封切りからずいぶん経っていたので,やっているところが少ない.最寄りは高槻の駅前のようだ.枚方市と高槻市は地図上は隣同士だが,枚方市内の隅っこから高槻の駅前の映画館まで行くのは少々骨が折れる.車で行ったら駐車場あるのかな.電車乗り継いで梅田経由で…などと考えていたら,嫁から京阪バスの一日券を渡された.大人500円也(当時).

京阪バスを2路線,始発から終着,乗り継いで,始発から終着と合計1時間あまり乗れば高槻に着く.帰りもバスを乗り継げば500円ポッキリで高槻まで往復可能.主婦の感覚恐るべし.

斯くして高槻の映画館までたどり着いたのであった.ガキンチョにはどの辺の席からが見やすいですか,などと聞きながら席を選び,ふかふかのシートに陣取ったものの……

……あぁぁぁぁぁぁ,,,,肝心の映画の内容が耐えられん…早く終わってくれぇ.オレにはこの映画の面白さは分からん.ガキンチョは楽しそうだが,始終ドワァー,とか,ガーとか,ナントカの術とかいった感じで,何が何やら分からん.1時間半ほどの長いこと長いこと.

以後,しばらく映画館から足が遠のく原因となったのであった.

なお,昨今はガキンチョも大きくなってしまい,「映画でも行く?」と誘っても,一瞥した後「えぇわ」とつれない返事をされるようになってしまいましたとさ.

#何度もバスに乗ると割高なので,乗り継ぎ料金ちゃんと設定しようよ.

 

最近の気分転換

最近,郊外ショッピングセンターの立地が駅併設のものが増えているという話を書いた.駅構内や周辺の再開発に伴ってそういう立地が多くなっているようだ.

店でウロウロして買い物するのはあまり好きではないので,基本的にはショッピングセンターにはロードサイド型だろうが駅併設型だろうが近寄らないのだが,最近,たまに気分転換に使うようになった.

こういったショッピングセンターにはシネマコンプレックス,つまり映画館が入っていることが多い.映画館というと町中まで出かけて同行者の買い物につきあってメシ食って,何見るか決めて…まぁ,その一連の行動が本来は余暇なんだが,昨今はいろいろと面倒くさくなって足が遠のいていたところだ.(がきんちょ連れて子ども向け映画を見るのがいやで,足が遠のいたという話も…)

ところが,駅併設のショッピングセンターの映画館に完全に一人で出かければ,いろいろと面倒な付帯的なことは全部すっ飛ばして,見たいものだけ見て帰ってくればいい…ということに気がついた.これ,結構気分転換にいいかも.上映開始10分前に電車で着いて,見たらすぐに電車で帰る.

画面のサイズ的には大型テレビを至近距離で見るのと大して違わないかもしれないが,大音量は個人宅ではなかなか実現しにくい.人気映画の封切り直後でもない限り,昨今の映画館はほとんどガラガラなので,近隣の席を気にする必要もほとんど無し.

(ガラガラすぎて,つぶれやしないのかなと思うほどガラガラが多い.ガキの頃の映画館て,結構混んでたような気がするんだが…)

大手資本シネコン,大手資本ショッピングセンター,まちづくりの敵的な扱いをされることが多いが,駅併設ならまぁ許してもいいかと,ちょっと思う今日この頃.

 

鉄道ユニバーサル利用料?

そこで筆者は、鉄道の「ユニバーサル利用料」を原資にした上下分離、あるいはJRグループ持株会社設立とそれに伴うJR北海道の子会社化を提案したい。『鉄道輸送統計月報』平成28年9月分によると、2015年度の我が国の鉄道利用者は年間約242.90億人である。そこで例えば、1人1乗車当たり3円を「ユニバーサル利用料」として全国の鉄道運賃に上乗せする形で徴収することができれば、約728.7億円の原資を生み出せることになる。

情報源: JR北海道が直面する「老朽施設の修繕費」問題 | 鉄道ビジネス | 東洋経済オンライン

…うーん,気持ちは分からんでもないが,「通行税」の復活か?

携帯電話の発達で,固定電話網の維持(特に公衆電話など)が厳しくなってきたので,非NTT系電話会社利用者から費用を徴収している例を考えると,地方閑散路線の維持のためのベース費用の負担者としては,やっぱり地元の交通利用者じゃないのかなぁ.

…とすると,地元の自動車ユーザーあたりが適切ではないかと.あとは幹線鉄道利用者からローカル輸送への内部補助あたりが限界では?

全国の鉄道利用者から運賃上乗せの料金…要するに通行税だね…を取ってしまうと,大都市通勤線区の改良費用もそこから拠出しろ,という話になり,地方ローカル線の維持にはまわらない.

ちゅうことで,話としてはおもろいけど,あんまり良い案ではないなぁ.

#実は同じことをかつて一瞬考えたことはあるが,大した額にはならないことに気がついたのと同時に上に書いたことにも気付いたので,私の脳内だけでお蔵入りの話題.

リニア駆動地下鉄のレール

駅の横に住んでいるとよくわかるのだが,駅構内と前後のレールは,かなり摩耗が進行しやすい模様.加減速が効いてるのかな.

さて,リニアモータ駆動の地下鉄の線路だが,こういう構造で駆動力は車輪を介してではなくて中央のリアクションプレートに伝えられるようになっている.

つまり,左右のレールは車両の重量を支えることが主目的ということ.

ということは,駅などで加減速をする際も左右のレールには進行方向の力は原則として伝わらないのでレールの摩耗が少ない,ということなのかなぁ?

 

中国で鉄道建設ラッシュ「八縦八横」へ

 中国が大規模な鉄道建設ラッシュに沸いている。昨年11月末には日本円で4兆円を上回る投資金額となる北京周辺での鉄道計画が承認されるなど、鉄道建設が急ピッチで進められている。2016年夏には新たな鉄道網計画が示され、高速鉄道を中心に鉄道網整備を進める方針が打ち出された。中国当局は「鉄道は国民経済の大動脈」と鼻息が荒いが、構造改革にともなう景気悪化の影響を鉄道投資でカバーする狙いもあるとみられる。

情報源: 【中国観察】中国で鉄道建設ラッシュ 進む鉄道網整備、景気悪化カバーの思惑も 「四縦四横」から「八縦八横」へ(1/4ページ) – 産経ニュース

こっちは,資金を市中に供給するだけで無く,実需をつくり出している模様.

ただし,建設時の直接効果だけで,開業後の効果までは考えているのかどうか,ちとあやしい感じはするが…

一方,鉄道先進国のはずが,毎年の国費が780ppmだけ,毎年の建設費がGDPの0.04%,つまり400ppmの国があるとさ.