最近,郊外ショッピングセンターの立地が駅併設のものが増えているという話を書いた.駅構内や周辺の再開発に伴ってそういう立地が多くなっているようだ.
店でウロウロして買い物するのはあまり好きではないので,基本的にはショッピングセンターにはロードサイド型だろうが駅併設型だろうが近寄らないのだが,最近,たまに気分転換に使うようになった.
こういったショッピングセンターにはシネマコンプレックス,つまり映画館が入っていることが多い.映画館というと町中まで出かけて同行者の買い物につきあってメシ食って,何見るか決めて…まぁ,その一連の行動が本来は余暇なんだが,昨今はいろいろと面倒くさくなって足が遠のいていたところだ.(がきんちょ連れて子ども向け映画を見るのがいやで,足が遠のいたという話も…)
ところが,駅併設のショッピングセンターの映画館に完全に一人で出かければ,いろいろと面倒な付帯的なことは全部すっ飛ばして,見たいものだけ見て帰ってくればいい…ということに気がついた.これ,結構気分転換にいいかも.上映開始10分前に電車で着いて,見たらすぐに電車で帰る.
画面のサイズ的には大型テレビを至近距離で見るのと大して違わないかもしれないが,大音量は個人宅ではなかなか実現しにくい.人気映画の封切り直後でもない限り,昨今の映画館はほとんどガラガラなので,近隣の席を気にする必要もほとんど無し.
(ガラガラすぎて,つぶれやしないのかなと思うほどガラガラが多い.ガキの頃の映画館て,結構混んでたような気がするんだが…)
大手資本シネコン,大手資本ショッピングセンター,まちづくりの敵的な扱いをされることが多いが,駅併設ならまぁ許してもいいかと,ちょっと思う今日この頃.