一方、オブザーバーとして出席した国交省の担当者は、「四国に新幹線を通すにはステップが必要で別の時間軸で議論すべきだ」などと述べましたが、会合では中間整理案が了承されました。
情報源: 四国新幹線を骨格に再構築を|NHK 香川県のニュース
「ステップ」って何だろうなぁ.まさか…
-
- 複線化して
- 電化して
- 高速化改良して
- 需要が増えて運びきれなくなったら
- 新幹線建設
…というステップではあるまいな.
(四国の人には申し訳ない表現だが,)通信手段が発達していない地域においてスマホやインターネットを導入しようとした時に…
-
- まず有線の固定電話を導入して
- 自動交換機を導入して
- パソコンを普及させて
- モデムを介して通信して
- ADSLを導入して
- 光ファイバーを導入して
- 通話機能だけの携帯電話を普及させて
- 通信速度の速い基地局に変えて
- スマホを普及させて
…などというステップは踏まない.最初から最新の基地局とスマホを普及させるだけである.
なお「別の時間軸で」については,全く新幹線をつくるつもりが無いことの意思表明か? 四国の鉄道網(というか公共交通)が自家用車に対して競争力が無いのは,時代の要請にあわせた適切な投資が無いからなんだがねぇ.