以前,鉄道は航空路だという話をしたが,ケルン駅の構内にもあったあった.
日本でもすぐにできるサービスのはずだが,航空と鉄道は犬猿の仲だからか,協力関係を築くことができない.
海外客のインバウンドがあーたら,どーたら,と言うなら,これくらいのサービスは始めてもいいと思うのだが.特にインフラ投資も必要なさそうだし.
以前,鉄道は航空路だという話をしたが,ケルン駅の構内にもあったあった.
日本でもすぐにできるサービスのはずだが,航空と鉄道は犬猿の仲だからか,協力関係を築くことができない.
海外客のインバウンドがあーたら,どーたら,と言うなら,これくらいのサービスは始めてもいいと思うのだが.特にインフラ投資も必要なさそうだし.
「質より量」と言い切ってしまうドイツのカールスルーエのトラム.さすがに量が多すぎてトラムの渋滞が問題になり,地下化することになった.この光景ももうすぐ見納めになる.
市内中心街は工事のまっただ中で,日本の土地区画整理なら曳家という方法で建物を移動させますが,ここドイツでは…
おおおおぉぉ…すごいことやってる.カナダで小さな家をトラックで運んでいるのは見たことがあるが,クレーンだ.ん?
なんだ,これは??? 家に根っこが…
この工事現場の角を曲がったところには…ん?
どうやら,殺風景になりがちな工事を楽しくやり過ごしてもらえる工夫,アートのようである.
日本の工事現場も昨今は「○○の工事をしています」という看板を掲げたり,遮壁の一部を透明にしたりしている努力をしているが,こういった工夫もありなのかもしれない.
夜には明かりも灯ります.
またまたバーゼル駅である.この写真にヨーロッパの駅の独特の構内配線が写っている.便利でもあり,遅れの原因でもあり.
この線である.端っこから端っこまで斜めにゴリゴリと全線路を横切る渡り線.そして横切る際にはご丁寧に全箇所ダブルスリップスイッチ,つまりどちらから進入してもどちらにでも出て行けるという便利な分岐器が設置されている.この駅は左手前から右奥方向だけだが,駅によっては右手前から左奥方向にも設置されていることがある.
便利な分,高価であり,複雑である.そしてなによりも,これを使って端から端までゴリゴリと列車が駅に出入りしている最中は,他の路線の列車の発着が一切できなくなるので遅れの原因にもなる(高価でメンテが大変で遅れの原因になるので,日本ではまずやらない使い方らしい).
でも,これ見るとヨーロッパに来たなという実感があるよね.
こういう記事があった.
【パリ=本間圭一】オランダからパリに向かっていた高速鉄道「タリス」車内でモロッコ国籍の男が発砲したテロ事件を受け、英仏独など欧州9か国の内相や運輸相は29日、国境を越える路線で乗客の身分証明書や手荷物の検査を強化することで合意した。
情報源: 欧州9か国、鉄道の国際路線での検査強化で合意 : 国際 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)
元々,パリ北駅のコンコースなどには仏軍の兵士が警戒していることが多く,日本には無い緊張感があった.国際便であっても気軽に乗れるのが鉄道の利便性の一つであったんだが,だんだんとそうも言ってられなくなってきたか.
どうぞ,何事もありませんように.
最近徐々に増えてきているミニ地下鉄.
トンネル径を小さくするためにリニアモータ式にされることも多い.
リニア式にすると勾配に強いという話は,カナダのスカイトレインでもしたが,地下鉄だとどの程度急かわかりにくい.そこで例のごとく運転席にへばりついて観察すると…
…結構急である.地下鉄の場合,駅はなるべく浅めにつくりたいが,他の既設地下鉄や上下水管等々避けなければならない地下埋設物も多い.こういうときには急勾配,急曲線を採用できると路線の線形設計がやりやすい.
知っている人は知っているお話.ヒントは,朝8時頃まで.
2面4線の四条畷駅.京橋方には両渡りの分岐器が付いており,どのホームからでも京橋方向には折り返し運転ができる.じゃぁ,木津方を写した下の写真はというと,2番線と3番線の間に片渡りの分岐器が付いている.でも,列車を出発させるための信号機が建てられていない.なんじゃ,こりゃ.
答えはと言うと,普段は京橋方から来た電車が折り返すのに使うのは両端の1番線と4番線であるが,朝8時頃までは山側の1番線を木津方面→京橋方面へのスルー運転用とし,ホーム向かい側の2番線は4番線とともに京橋方面からの折り返し運転用として使う.
1番線に写真手前側から,2番線に写真奥側から同時に列車が進入することがあり,万一2番線の列車が過走した場合に正面衝突しないようにするためには,本来なら安全側線を取り付けるのだが,そんな用地は無いので片渡り分岐器で代用している.なので,信号機が無い.
ATS-P型が付いているはずなので,速度管理しながら進入させれば安全側線は必要ないはずだが,そうはなっていないところを見ると,ATSが簡易なのかしら?
#鉄道マニア君でも知らない人いるのね…
名古屋の地下には,世にも難しい,一見さんお断りに近いホームがある.
(地元の人はよくご存じ)これ.
ただの地下ホームにしか見えないって?
線路の向こう側にある電光掲示を見ながら,自分の乗りたい電車がどこ行きなのかを見極め,1-2メートル単位で横にずらされた整列位置に正しく並ぶ.ナゴヤンにはこの能力が必要である.
もちろん,電光板の表示は電車の「行き先」であって,あなたの降りたい駅が示されているわけではないので,名古屋都市圏の地名を熟知していなければ整列できない.栄生,伊奈,津島,吉良吉田etc…わかるかなぁ? 経由駅名も見とかないと,とんでもなく遠回りのことがあるぞぉ.
しかも,「本日,急行は前後にも停車します」などという暗号めいた構内アナウンスも即座に解読しなければならない.
さらに電車が進入してくると「どーけーよー どーけーよー こーろーすーぞー」という恐るべき脅迫にも耐えなければならないのだ.(今はそんな警笛鳴らさないか.)
ナゴヤンへの道は険しい.