再び,ちょっと前の新聞記事.
こちらも気をつけないと,調査だけ日本で,そのまま安い中国製になりかねないので,要注意.タイの高速鉄道が日本の新幹線なら,タイの南側のマレーシアも新幹線の可能性は大きいが,要注意.
なお,マレーシアの先にはシンガポールがあり,そのまま延ばすのも比較的容易.
その先は10kmくらいの幅の海峡をいくつか越えることができればインドネシアである.日本の対馬海峡を越えて韓国までトンネルを掘るよりは距離は短そうである(工事の難易度は不明).
再び,ちょっと前の新聞記事.
こちらも気をつけないと,調査だけ日本で,そのまま安い中国製になりかねないので,要注意.タイの高速鉄道が日本の新幹線なら,タイの南側のマレーシアも新幹線の可能性は大きいが,要注意.
なお,マレーシアの先にはシンガポールがあり,そのまま延ばすのも比較的容易.
その先は10kmくらいの幅の海峡をいくつか越えることができればインドネシアである.日本の対馬海峡を越えて韓国までトンネルを掘るよりは距離は短そうである(工事の難易度は不明).
米国の高速道路の入り口である.日本のように料金所があるわけではないが,代わりに信号機が付いている.
信号機には「青信号につき1台だけ」と注意書きがあり,左の標識には「赤信号の時にはここで停まれ」とある.
前方の高速道路が渋滞しないようにするための流入制御であるが,見たところ渋滞そのものはまだ発生していないようである.
日本でも都市高速の入り口でランプ閉鎖によって流入規制をしていることがあるが,日本の場合はそういうときには,たいてい渋滞がひどくなっている.
この信号機では渋滞しないように制御しているようである.
…だが,よく考えてみると,道路というのはみんなが使おうとすればするほど不便になる交通システムである.こう言うのも何だが,人口密集地域には向いていない,田舎向けの交通システムである.使う人が増えると利便性のブレーキがかかるネガフィードバックつきの交通システムである.
ここ20年,30年,日本でも高速道路を作りまくってきたが,未だ高速道路によって地域発展を遂げ,(IC附近だけ多少の賑わいはできたかもしれないが)疎な状態を脱したなどという話は聞いたことがない.
そして最近になって,あちこちで新幹線整備をという声が大きくなってきつつある.高速道路と空港だけではダメだということに気づき始めた地域が多いということだろうか.
300km/hで通過する新幹線.曲線にはカントというレールの内外高さの差を付けてある.
山陽新幹線以降の新幹線ではスラブ軌道というコンクリート板に金具を介してレールを取り付ける方法が採用されており,砂利でできた銅賞を調整する必要が無いのでメンテナンスの手間が少ない.
逆に,カントのようなレール位置の微調整が面倒なのだが,どうやっているかというとレールとコンクリート板の間に挟む金具で調整しているようである.
下の写真には線路が2本写っているが,奥の線路はホームに面したせいぜい70km/h運転できれば良い線路,手前が300km/h運転対応の線路である.両者とも曲線上なのだが,明らかに両者違っている.
まず,そもそものコンクリート板自体が手前の線路のものは少し傾いているのだが,さらに手前の300km/h対応の線路のレールには金具が挟まれており,かなり浮いている.
下の写真だと,その浮いているレールの浮き具合が左右のレールで異なっているのがわかる.この差がカントである.
夏が近づくと,全国のどこかでほぼ必ず起こる事故である.
30日午後3時30分頃、岐阜県七宗町中麻生のJR高山線の下麻生駅―上麻生駅間で、レールの一部がゆがんでいるのを、線路の点検をしていたJR東海の作業員が見つけた。 情報源: 暑さが原因?レールゆがむ…一時運転見合わせ
線路は砂利の上にまくら木を並べてそれにレールを固定するが,寒暖の差でレールが伸縮するのをレールとレールの継ぎ目の隙間で吸収するという話は有名.電車がガタンゴトンと音を立てるのは,この隙間のせいである.
さて,夏を迎えるにあたって,この隙間が安全な範囲に調整されてなかったり,想定外に暑かったりするとどうなるかというと,隙間が完全に埋まって,レール同士が押し合いへし合いするようになる.
押し合いへし合いしているだけならいいのだが,レールが完全に一直線なわけは無く,わずかにゆがんでいる.そうすると,そのゆがみをめがけて押し合いへし合いするものだから,まくら木ごと横に飛び出してしまう.(一種の座屈破壊やね)
この手の事故は,北海道などの冷涼な地域で良くあるが,たまにはそれ以外の所でも起こる.北海道では,確かレールの温度を下げるために水をまく貨車があったんじゃ無いかと思う.
なお,レールを溶接してしまったロングレールの区間では,そもそもレールの隙間が無いのでまくら木ごと横に飛び出してしまうのを防ぐために,重いレールと重いコンクリートのまくら木でがっちり押さえ込んでしまう.できれば「砂利+まくら木」ではなくて,高架橋上のコンクリート板にレールを直接がっちり固定してしまえばなお確実である.新幹線はこの形式だな.
学研都市線こと片町線の電車には4両編成のものと3両編成のものをつなげたものが走っている.
近年は車両間に目の不自由な方とか酔っ払いとかが転落しないようにガードが付くようになっているが,2編成をつなげた電車の場合は運転席同士が頭を突き合わせることになり,ガードが付いていなかった.
連結面になってしまった2両の前照灯を付けてみたりしていたが,そもそも見えない人には効果は無い.停車中に女性の音声が自動で流れて注意を促す試作的な編成もあった.
今日見た電車は,この先頭車同士がおでこを突き合わせる連結部分にもガードを付けているものであった.かっこわるくならずに,なおかつ実用的に良くまとまっている,と思った.
「路面ケーブルカー」と書くと何のことかわからないが,何のことは無い,サンフランシスコのケーブルカーである.
動力がケーブルであることを横に置いておけば,一種の路面電車である.観光資源になっていることで有名.
なんで,路面電車じゃ無いかというと,今さら説明するまでも無いが,これじゃぁ,さすがに登坂能力の高いLRTでも無理.
ケーブルカーに乗るほどでもないので,徒歩でホテルまで歩くと…
ひぃぃぃぃ.きつい.乗れば良かったかも.
軌道敷に「KEEP OUT」と書いてあるので,日本風に言い換えるなら軌道敷内乗り入れ禁止である.
レトロ風車両になっているが,今風の居住性良好な車両にすると,立派な都市交通機関になると思う.が,しかし,米国人にはそういう発想は無い模様.