年度末である.下旬である.月曜である.
「のぞみ」ではなくて「ひかり」であり,お昼頃という点を割引いても,客数が少なすぎる.半分どころか,2割,多くて3割くらいしか埋まっていない.駅ごとにパラパラ乗り降りしてゆくので,終始ほぼこの状態.
駅の構内は新大阪も品川も,祝日の早朝かと思うくらい人が少なく,「不要不急の人の往来」が途絶えているということだろう.
かつて中国の経済成長率の「大本営発表」が信用ならないということで,鉄道の輸送統計が分析されて経済成長率が推測されていた.鉄道輸送は経済のバロメーターと言うことである.
東海道新幹線は日本の経済のバロメータだろうと思うが,この少なさは異常である.外出禁止令が出ているわけではないのにこの少なさ.
欧米では国境封鎖,外出禁止になっているところが出ており,日本以上に厳しい状況に陥っている.
令和の世界恐慌が始まっているのかも.
経済活動を維持しながらパンデミックにも対応する方法は何だろうか.単に「経済活動ヤバいから,自粛の自粛を」と言ったところで,それぞれみんな自分の命は惜しいから,解決しない.
具体的な方法を示さないと,もうすぐ失業者が世の中にあふれるようになるかも.