引き続きこれである.残る項目については,重複が多いので,まとめて記述.
「5.二重行政の根絶」
副首都、国際エンターテインメント都市”OSAKA”を実現するためには、大きな投資が必要であり、1円の税金も無駄 にできません。二重行政は典型的な無駄です。現在、二重行政の解消は、大阪会議における“話し合い”がまったく機能 しないまま、依然として二重のままになっています。あらゆる手段を使って二重行政の解消に正面から取り組みます。
まず,副首都の部分であるが,本当に国家の重要機能を大阪に配置する場合には,それは国家事業になるので基本的には地方自治体である大阪府や大阪市の支出を当て込むようなものにはならないでしょう.なので地方による「大きな投資が必要」ではないと思いますけど.
それから「国際エンターテインメント」実現を目指す場合は,エンターテインメントの基本的な部分は「民活」じゃないかと思いますが.
「6.大阪を豊かにする「1.」から「5.」を実現するための統治機構改革」
副首都大阪を確立するためには、大阪に強力な行政機構が必要です
副首都は国家機能なので,強力な行政機能が求められるのは副首都機能そのものであり,大阪府(や市)が首都機能を果たすわけではありません.東京都は都市としては首都ですが,地方行政府としての東京都が日本を牛耳っているわけではありません.
もっとも,副首都が防災を強く意識したものであるのなら,地理的に淀川河口付近に位置する大阪市が適切な場所かどうかは,かなり慎重な議論が必要ですね.
「9.市町村への権限委譲」
事務事業を移管する場合には,関連する財源も移さないと,移された側は「仕事だけ降ってきた」という状態になりかねませんが,大丈夫???
「12.市民サービスの充実(大阪市)」
(1) 公共施設の避難所機能強化
(2) 密集市街地対策の推進
(3) 南海トラフ大地震への対策
(4) 要支援者の把握サポート
具体的に何しようとしているんしょうか.防災の専門家が怒ってるんですけど.
在阪マスコミは,そろそろ社会部だけじゃなくて政治部を創設した方がいい時期に来ていると思う.それとも「長いものには巻かれろ」か? ならばネット上の”便所の落書き”の方がマシだな.
(あーこわいこわい.)