もちろん【祝】な訳ないだろ.今度の3月改正で,昼間の運転状況がこうなるらしい.
【改正前,片道,毎時】
京橋←[快速4本+普通4本]→四條畷
四條畷←[快速4本+普通4本]→長尾
長尾←[快速4本]→同志社前
同志社前←[快速2本]→木津
【改正後,片道,毎時】
京橋←[区間快速4本+普通4本]→四條畷
四條畷←[区間快速4本]→同志社前
同志社前←[区間快速2本]→木津
駅間の距離はこうなっている.
京橋←12.8km→四條畷←13.4km→長尾←8.1km→同志社前←10.5km→木津
そうすると,総走行距離(列車キロ)は,改正前が片道あたり263kmであったのが,改正後は209.4km(片道,毎時)になり,約20%の削減である.経費削減.
確かに昼間は快速電車と普通電車合わせてもいい程度に客が少ないのだが,例えば長尾→京橋は改正前が26分だったものが32分へと6分も伸びてしまい,サービスダウンになる.
客が少ないのなら,7両編成を6両に減らすとか,昔,松井山手駅や京田辺駅でやってたように増解結すればいいのだが,そうはしないで減便するようである.次は終日快速廃止&区間快速化かな?
電車の敵は「自家用車」であり,特に自動車利用の多い郊外部でのサービスでは,速度と運行頻度と着席,運賃は列車輸送の基本中の基本である.昔,日本国有鉄道時代,運行頻度を無視してサービス提供側の理論だけで運行して客を減らしたわけだが,また再び同じ道を歩むのだろうか.
基本サービスの低下は公共交通の命取り.第二京阪道路に白旗振るだけじゃ無くて,対抗しようよ.