しばしば「地面やレールの写真が多い」との指摘を受けるが,ま,興味の対象がそうなので仕方が無い.
このレール,えぐれてます.
曲線の外側のレール.その外側のレールの内側,つまり車輪がよくあたる部分がえぐれている.
表面も剥離しているので,そろそろ交換か.そういえば,国鉄時代の新幹線のレールって,こんな感じのところが多かったよね.
断面が変形してしまってます.
破断する可能性がありそうな箇所は,継ぎ目がなくても継ぎ目板で予防.四連続.
名古屋の地下には,世にも難しい,一見さんお断りに近いホームがある.
(地元の人はよくご存じ)これ.
ただの地下ホームにしか見えないって?
線路の向こう側にある電光掲示を見ながら,自分の乗りたい電車がどこ行きなのかを見極め,1-2メートル単位で横にずらされた整列位置に正しく並ぶ.ナゴヤンにはこの能力が必要である.
もちろん,電光板の表示は電車の「行き先」であって,あなたの降りたい駅が示されているわけではないので,名古屋都市圏の地名を熟知していなければ整列できない.栄生,伊奈,津島,吉良吉田etc…わかるかなぁ? 経由駅名も見とかないと,とんでもなく遠回りのことがあるぞぉ.
しかも,「本日,急行は前後にも停車します」などという暗号めいた構内アナウンスも即座に解読しなければならない.
さらに電車が進入してくると「どーけーよー どーけーよー こーろーすーぞー」という恐るべき脅迫にも耐えなければならないのだ.(今はそんな警笛鳴らさないか.)
ナゴヤンへの道は険しい.
日本には本物のBRTが無いという話は結構何度も繰り返してきた.
東北に行ってみた(BRT編)
日本に本物のBRTは出来るか?(オタワのバス専用道路)
日本に本物のBRTは出来るか?(PARK&BUS乗車)
日本に本物のBRTは出来るか?(バス専用高速道路車線)
日本に本物のBRTは出来るか?(ゴムタイヤトラム編)
日本に本物のBRTは出来るか?(ナントの専用道)
日本に本物のBRTは出来るか?(優先信号)
日本に本物のBRTは出来るか?(完璧なバリアフリー)
日本に本物のBRTは出来るか?(台北編)
日本に本物のBRTは出来るか?(ガイドウェイバス)
日本に本物のBRTは出来るか?(基幹バスシステム)
茨城県のBRT(かしてつBRT編)
茨城県のBRT(ひたちBRT編)
日本に本物のBRTは出来るか?(連節バスは十分条件か)
これは日本的基準ではBRT?
BRT = Bus で Replace した Transit
これなら,実態と合っていると思う.BRTがローカル線の転換バスの新形態だというのなら,納得である.
2020年北陸新幹線延伸の先行開業を目指している福井であるが,先行開業するにあたってネックになっているのがこの部分である.
7-8年前には既に金沢方の半分程度の新幹線高架橋が完成していたが,その高架橋の右隣にあるえちぜん鉄道が問題になっている.
計画ではえちぜん鉄道を,まずこの完成した新幹線の高架橋に仮線で乗り入れて仮駅を開業し,その間に下のえち鉄福井駅を撤去.そして高架駅をつくり,完成したら仮駅を新高架駅に移す.
その後,新幹線の高架駅を完成させて,新幹線開業,という段取りである.
ところが,福井駅まで新幹線を先行開業させようとすると,えちぜん鉄道の仮駅が工事の進捗に影響を及ぼす.ということで,なかなか工期が短縮しにくい原因になっている.
もっとも,他にも先行開業期間中の2-3年間だけ使う留置線や検修設備等々,わざわざ安くない金をかけてまで作るのか,という問題もあり,なかなか一筋縄では行かない.
なお,えち鉄の仮線は,もうすぐ使用を開始できそうなところまで工事が進んでいるように見える.
アウトな話のついでである.今は違うので念のため,
かつて紀勢線に電車が走る前の話である.大半の普通列車はディーゼルカーで運転されており,普通列車の最高速度は実質せいぜい60km/hくらい.ほとんど40km/h台くらいで走っていた.
運転席は今のようにガラス張りではなく,客室との間の窓には四六時中遮光幕が下ろされていた.トンネルがなくても,昼間でも.
運転士が何をしているのかは,客室からは全く見えないが,隙間からのぞくとわずかに見える.ある運転士は週刊の漫画本を運転席に持ち込み,それを見ながらの運転.またある運転士は足を運転台に放り投げながらの運転であった.ま,アウトだな.
駅に到着すると,今よりもはるかに素早くドアが開いた.たぶん安全確認なんぞはせずに,あらかじめスイッチを開にしておき,速度が低下して安全装置が外れると同時に開いていたんだと思う.出発時も瞬時に加速開始.これも,たぶん安全確認なんぞはせずに加速してたんだと思う.
再度念を押すが,今は違うので念のため,
#更新は夜に戻しました.
大雨が原因できのくに線こと紀勢線が止まっているようだ.箕島-御坊間が不通らしいが,そういえばガキのころ,家の近所の崖が崩れて3ヶ月くらいバス代行になってたっけ.
ここですね.
放課後に復旧現場を見物に行き,そのまま線路の上を歩いた記憶が…
それから数年後,こっちでは崖が崩れたところに新宮行きの夜行便が突っ込んで脱線したっけ.
ここですね.
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昭和30年代に全通して以降,一部区間を除いてそのままなので,昔から災害に弱いのが泣き所. 国道は年々改良されてバイパスも建設されるが,こっちについては抜本的対策は成されていない.
欧州では線路インフラの整備は国や地域の仕事,運営は事業者の仕事になっているが,日本では独立採算の美名の下,放置されているのが現状である.