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新幹線松井山手駅って,マジかよぉ

「松井山手駅」とまでは言ってないけど,北陸新幹線の京阪間に駅をつくるとして,淀川左岸(南側)を経由するとした場合,近鉄に接続させた方がヒンターランドが広くてメリット大きいんだが…

https://www.youtube.com/watch?v=wSZ_q3JCjyA

…あ,もしかして,学研都市線の京都府下の複線化工事もするってことなのかしらねぇ.松井山手を経由して新大阪に向かうとなると,北陸新幹線が俺んちの横を通る…のか?

 

山陽新幹線における新ATCの使用開始について

このたび、導入に向けた工事が完了し、使用開始のめどが立ったことから2月19日(日曜日)の始発列車より、新ATCの運用を開始いたします。

情報源: 山陽新幹線における新ATCの使用開始について:JR西日本

ほぉ〜.ようやくデジタル化か.これも山陽新幹線ローン払い終了の効果か?

東京〜新大阪〜博多〜鹿児島中央の全区間でデジタルATCの使用を開始するということで,東京〜新大阪〜博多で併用していたアナログATCを止めても大丈夫だという状態になったわけかなぁ.

アナログATCが止まると,今まではアナログATCとデジタルATCとで整合がとれるように速度制御してたと思うんだけど,アナログを気にせずに一段制御できるので,さらに列車間隔を詰めたり,駅停車時のブレーキ開始位置を駅寄りにしたりできるのかなぁ.

そうだとすると,東京〜新大阪〜博多の「ブラッシュアップ」が近々あるのかなぁ.

 ・こだま747号 岡山~博多間 38分短縮

これはすごいな.でも,まだありそうだな.

「乗変」マーク

山形から東京駅で乗り継いで大阪まで.山形新幹線が雪で遅れたときのために,東京駅での乗り継ぎ時間をいつもより長めの約30分に設定.

…で,「つばさ」は何事もなくほぼ定時に東京駅に到着.少々の雪はどうってことないのが雪国の列車,ということか.

さて,東京駅で30分も時間が開いていても,特にすることもないので,もうちょっと早い列車に変更することにした.券売機に特急券を突っ込んで,この辺の列車かなぁ,などと,ボーッと考えながら操作して,新しい特急券が出てきた.

ところが,よく見ると「乗変」マークが付いていない.??

確かにさっき操作した通りの列車と座席が印刷されている.まぁ,いいか,と思いながら改札IN.

んんん??

出発まで20分以上ある.あれ??

よく見ると,新大阪への到着時刻が元々の計画と変わってないではないか.つまり,券売機をいろいろと操作して,同じ列車の別の座席に移っただけ,といいうことのようだ.

ボーッとしてると,いろいろ間違うということの例か.

別列車に予約変更した場合は乗車変更になるので切符に「乗変」マークが付くが,同じ列車の別の座席に予約が変わるのは乗車変更ではないので「乗変」マークが付かない,ということのようである.

あまり役に立たないトリビアかも.

#「乗変」マークが付いていないので,さらに別列車に予約変更することが可能ということかな.

雪の降る季節に敢えて山形から新幹線で

新幹線で山形に行ったら,今度は新幹線で帰ってこなくてはならない.往路は「なーんだ,雪,大したことないじゃん」と思ってたら,帰りはそうでもなかった.

山形の人の話では,この程度大したことないそうであるが「山形新幹線は大雪で運休になることは割とある」「運休にならない場合でも,各駅停車の電車を運休にして,山形新幹線の電車を雪かき車代わりにして運行が続けられることはたまにある」「落ち葉でスリップしたこともあるよぉ.獣はねて止まったことも.(県知事談)」などと聞くと,段々心配になってくる.ミニ新幹線恐るべし.

さて,東京行きに乗ろうとすると,こんなホワイトボード表示が…

東京行きの「つばさ」は止まってないけど,秋田-山形県境のローカル列車運休じゃん.大雪で.

カラー写真です.

雪国恐るべし.

#東海道新幹線が関ヶ原越えたら110km/h運転になってしまった.OTL
#米原駅過ぎて,ちょっとだけspeed up.ただいま160km/h運転中.
#さらにspeed-up.通常運転に戻った模様.(→訂正:230km/h制限)
#京都駅過ぎても120km/hくらいで徐行運転してる.京都駅で降りればよかった.OTL

気の早い構内案内表示

さて,何が「気が早い」のかわかるかな?

ヒント:東京駅の東海道新幹線から東北新幹線への乗り換え改札付近.

 

答え:北陸(長野経由)新幹線

長野経由じゃない北陸新幹線のい存在を前提にしている,ということ.米原-敦賀経由で北陸方面へと行く経路と間違わないようにということだと思う.現状でも米原から「しらさぎ」に乗って,さらに金沢から北陸新幹線という経路も無いではないが,まだちょっと気が早いよね.

その標記が効果的になるのは,オリンピックの後になりそうなんだけど…

 

雪の降る季節に敢えて山形まで新幹線で

昨年の今ごろ,山形県の庄内に呼んでいただいたが,当日始発で自宅を出て列車を乗り継いで行こうとしたら…天気が信用ならないので前泊してくれとのこと.じゃぁ,前泊するとして鉄道と飛行機とならどっちが天気を気にせずに到達できるのかと聞いたら,どっちかといえば飛行機の方がマシとのこと.冬の鉄道は信頼性が低いらしい.

さて,今年も冬場に呼んでいただいたのだが,今回は山形市内である.大阪からなら飛行機で向かう人は少なくない距離だが,新幹線で向かうことにする.

東北新幹線でも冬場に雪などが原因で遅れることがある.原因はほとんどの場合,東北新幹線そのものではなく秋田や山形からミニ新幹線路線経由で直通でやってくる新幹線が原因である.

ということで,冬場のミニ新幹線はどんなものかという興味がちょっとあって,飛行機ではなくて新幹線乗り継ぎで行ってみようかと思う.

#東海道新幹線は関ヶ原付近で160km/h運転中の模様.名古屋駅は約5分遅れで出発,東京駅にはほぼ定時に到着.N700A系すげぇ.
#山形新幹線は,沿線に積雪はあるものの,特に何事もなく山形に到着.

受験生「宿がない!」国公立大の2次試験

情報源: 受験生「宿がない!」悲鳴 福岡、ライブ重なり“満室”状態 国公立大の2次試験(西日本新聞) – goo ニュース

学会出張で同様の経験あり.その時は九州大学(福岡市内)が会場の学会にもかかわらず,市内では部屋が取れず,結局は北九州市の小倉駅前から新幹線を使って行くことになった.

この手の「被害」が起きる原因はアイドル歌手グループのことが多いが,事前にご理解いただくように会場貸し主のドーム球場などに日程の周知をするのを試験実施側の作業ルーチンに組み込むということも必要かも.

あるいは,私立大学でよくやっている入試の「地方会場」を設定するという方法もある.

あんまりひどいようだと,大規模店舗を立地する前の事前の周辺交通状況の検討のように,一定規模以上のイベントには交通および宿泊への影響の検討を義務づけ,なんてことにもなりかねない.それもつまらん話だな.

#昔はドームでコンサートなんてのは滅多に無かったんだけどなぁ.ドームだと,アーティストが豆粒程度にしか見えないから,雰囲気を楽しむために客は行ってるんだろうなぁ.

続・トランプ「アメ車買え」

デジャブ感満載の「アメ車買え」というお言葉,そういえば前回の「アメ車買え」の後には,自動車そのものに関する圧力もさることながら,「日米構造協議」なるものの名の下に,公共事業430兆円,さらに積み増して結局は630兆円の実施が決められたんだったっけか?

630兆(実際にはそんなに使ってないが)のうち,交通インフラ投資は道路ばかりで鉄道投資が認められず,「アメ車買え」と対を為すものだったのかなと.

どうも新大統領は状況を正確に理解して無さそうなので,再びデジャブ感満載の事態に陥らなければいいんだけどね.

デジタルATCの流儀の違い

JR東系のデジタルATCは,「ボクにぶつからないように,●●●までに止まってね」と後ろの電車にメッセージを送る.

JR海系のデジタルATCは,「ボクは×××あたりを走ってるので,ぶつからないようにしてね.どこで止まるかは自分で考えてね.」と後ろの電車にメッセージを送る.

通常の使い方だと優劣はさほど無いように見えるが,将来的な高密度運転には後者の方が優位かな.

この流儀の差は微妙なものだが,少なくとも一旦立ち止まって頭を切り換えれば混乱は無い.走りながら,しかも安全側で判断しながら,両方の流儀に対応するのは少々面倒そう.車両側についてはある地点を境に判断基準を切り替えればいい.

だが,後ろの電車に送るメッセージは変換しないといけない場合がある.「ボクにぶつからないように,●●●までに止まってね」は,「●●● = ×××」と単純変換すれば「ボクは×××あたりを走ってるので,ぶつからないようにしてね.どこで止まるかは自分で考えてね.」とは(効率はともかく安全側の判断で)簡単に整合がとれる.

ところが,「ボクは×××あたりを走ってるので,ぶつからないようにしてね.どこで止まるかは自分で考えてね.」というメッセージについては,「××× = ●●●」と単純変換するだけだと「ボクにぶつからないように,●●●までに止まってね」と解釈すると前の新幹線に追い付いてぶつかってしまうかもしれない.なので,後続電車の性能を地上に教えた上で適切な停止位置を地上で計算した上で新たに「●●●」の位置を後続電車に教える必要がありそう.

…というふうに,異なる2つのデジタルATCを走りながら切り替える際の課題の対象法を考えてみたりして.

“雑魚な客数のために面倒なことできるかよ!” と返答してJR東海が失ったかもしれないこと(その4)

やっちまったかもしれないお話の(その4)である.

今回は,輸出への影響についてである.日本の新幹線については,海外から見れば「新幹線」のワンブランドのはずだが,その実,細かなシステムがJR東系とJR海系とで異なっており,そのまま両方を直通で走れる列車は現存しない.

かつて国鉄末期には(アナログATC時代だが)両方走れる車両も試験車として開発され,試験走行もされていたかと思うが,今や昔の話.

さて,米原で北陸新幹線と東海道新幹線が直通運転を行っていたとすると,その車両はJR東系とJR海系とのシステムの差異を克服できる車両ということになったはずだった.

ところが,それを実現させる機会が失われてしまったがために,新幹線を海外販売する際に「オタクの国のシンカンセン,保安装置が統一されなくて面倒なんだってナア」と突っ込まれた際に「いえいえ,両方ちゃんと走れる方法も準備してあります」と返答する術を失ってしまった.

欧州系の高速鉄道が各種のシステムを規格化し,統一して,いわゆるインターオペラビリティを向上させてきているのに対し,日本のシンカンセンはガラパゴス化が進み,日本国内ですら自由に走れないほどタコツボ化が進行していることを証明してしまったとさ.

#システムの多様性という点では,青函トンネルにおける在来線との供用区間(三線軌)の存在や,ミニ新幹線システム(=低速在来線との乗入れ),在来線の保安システムへの対応,異なる電源周波数の切替,雪への対応,総二階建て,320km/h運転,2編成併結運転,地下駅の存在,長大山岳トンネル,etc…JR東日本系の新幹線システムの方が,海外から見ればメニューが豊富で魅力的に見えるかもね.