そのうちにBefore & Afterの比較写真を並べてやろうと,あらかじめ写真を撮っておくのだが,なかなか実現しないのも多い.
例えば,岡山.低床式電車の「MOMO」で有名だが,多くの電車はこんな感じ.
岡山駅前まで来ているのだが,駅舎からはちょっと離れている.
駅前広場に乗り入れる構想があるのだが,バスの取り回し方が難しいらしく,なかなか実現しない.実現していれば下の写真の右上から左上−中あたりまで軌道が延びてくるだろうと思っているが,いつAfterの写真が撮れるやら.
JR四条畷駅のホーム.よく見ると「地層」がある.基底には煉瓦づくりの低いホームがあり,その上にコンクリートでかさ上げされたホームが載っかっている.
下層の古いホームは,機関車が客車を引っ張っていた時代の名残.高架の構想も聞く昨今,この歴史的遺物はいつまで見られるだろうか.
JR学研都市線こと片町線は,もともと関西鉄道の路線で蒸気機関車の引っ張る列車も走っていた.行き先は「名古屋!」.大和路線こと関西本線が買収されたことでメインラインのポジションは2年弱で失ったが,一応,由緒ある路線である.
が・・・今の扱いはあまり芳しくないのが悲しいところ.
片町線(学研都市線)では,次の3月から列車本数削減をすることで輸送力調整をすることになったが,ちょっと前までは列車の長さを調整することで輸送力調整が行われていた.乗客にとっては列車の長さは利便性と直接の関係がないので,こちらの方が輸送力の調整方法としては優れている.
10年くらい前の京田辺駅の風景.
7両を4両に減車すると,4÷7=0.57,つまり43%減.四條畷以東で本数削減じゃなくて,普通列車か快速列車だけ4両に減らせればちょうど良いかもね.面倒なことはやりたがらないね.国鉄も面倒なことはやりたがらなかったけど.
(まぁ,ガチャンこすると車両が傷みやすいんで,あんまりやりたくないらしいという話は聞くけど,近鉄とか南海はやってるよね.阪神電車もしてたっけ.)
ここに限った話ではないが,実質的な乗換拠点なのに,鉄道の駅が異なっていて接続していることが分からないというケースが少なくない.
大阪市内の福島区の駅.地下鉄千日前線の駅が「野田阪神」で,阪神電車の駅が「野田」,そしてJR東西線の駅が「海老江」.すべて「野田阪神前」交差点に面しているか,その地下である.「野田阪神」駅は単に「野田」と通称されることもあり,「野田」駅は「阪神野田」と呼ばれることもある.併設のバスターミナルは「野田阪神」である.
そしてヤヤコシイことに,この地図の下側(南側)にあるのがJR大阪環状線の「野田」駅であり,その駅との乗換駅は地下鉄千日前線の「玉川」である.
それぞれ事由があって,それぞれの駅名を名乗っているとは思うが,もうちょっと何とかならんかな.
#なお,阪堺電車では「南霞町」から「新今宮駅前」に改名した模様.
全国地震動予測地図2014年版の観察を継続中.このファイルのp.72やp.108を引き続き見ている.今回は中京編.
リニア名古屋駅は地震のリスクが高いが,一応地下駅なのでその点はクリアできる.しかし,名古屋人ならよく知っていると思うが名駅周辺は大雨で浸水しやすく,先日も市営地下鉄東山線が水没しかけた.名古屋駅へのアクセスは新幹線,JR在来線,名鉄,近鉄,地下鉄であり,地下鉄2系統あるので品川よりはマシである.名鉄と近鉄は駅は地下だがすぐに地上に出るので,地下鉄ではない.大地震で地上走行の鉄道が使えなくなると,リニアと地下鉄2系統だけが生き残るという可能性はありそう.
全国地震動予測地図2014年版の観察を継続中.このファイルのp.72やp.108を引き続き見ている.
リニアは首都圏,中京圏,近畿圏を結ぶことが大きな目的であるが,同時に東海道新幹線の代役でもあるので東海道新幹線途絶時においても三大都市圏を何とか結ぶとともに広域鉄道網の要の役割を継続しなくてはならない.これが三大都市圏結節鉄道のBCPの要求水準である.
さて,首都圏のターミナルはご存じ品川駅であるが,(地下なので地震に対しては大丈夫ということになっているが)海岸に近くて浸水の心配がされる地区でもある.一応,高潮や津波は多少防潮堤を整備すれば大丈夫ということにはなっている.リニア品川駅が無事でも,そこへのアクセスはインフラが古いJR在来線が主体であり,リニア品川駅が無事でも地上の品川駅付近の線路が地震動で使えないということが起こりうる.
さて,首都圏ではリニア品川駅の西隣はリニア神奈川県駅で,相模原市の橋本駅付近ということになっている.地震リスクは品川より幾分マシ.
ということで,広域アクセスに難アリなので,全国的鉄道網としては首都圏そのものを迂回するルートを確保した方が良さそう,という結論になる.
在来線特急には,時々「パノラマグリーン車」なるものが連結されている場合がある.こういうやつ.
・・・写真が古いってか?
けども,このグリーン車に乗ろうとすると,ホームの端までいって待たないといけないため,乗降に余分な時間がかかってしまう.端っこなので,車両を通り抜ける余計な客がいなくて静かではあるのだが,急いでいるビジネスマンにとってはあまりありがたくないロケーションである.
グリーン車でベストな位置に連結されているのは東海道新幹線である.通り抜ける客が多めではあるが,編成中の車両の位置とホームの階段の位置がほぼぴったりで,乗降時の余計な歩行が少ない.
東海道山陽新幹線で,乗り継ぎまでの時間が少なくて急いでいる場合,普通車乗車時には到着前のグリーン車の隣の車両まで移動しておくと階段が近くて便利である.これ,豆な.
#「パノラマ」でなくても,端っこに連結されているグリーン車は多い.グリーン車にはエグゼクティブなビジネスマンは居ないということか? 暇な人だけ?
下の写真は阪神尼崎駅の構内である.近鉄大和西大寺ほどではないが,けっこう複雑である.

西大寺の醍醐味は線路の数の多さであるが,この駅の構内の醍醐味は変わった分岐器である.狭い駅構内で列車を各ホームに振り分けるために,複雑な分岐器を使わざるを得ないということであろう.(逆にJRの駅構内は広々しており,単純な分岐器の組合せで処理している.)
2方向から入ってきた列車をあらゆる組合せで2方向に分けるダブルスリップスイッチはまぁ序の口.

最初の写真を拡大下物が下の写真である.まず,中央手前にクロスが見えるが,このクロスの右側にはスリップ用の曲線が併設されている.大きなシングルスリップスイッチ? でもシングルスリップスイッチはトングレールがクロスの菱形の内側なので(上の写真参考),これはシングルスリップスイッチではない.かといって,単純な片開き+クロスでは絶対に構成できない特注品であろう.
そのすぐ奧にはゴリゴリと線を横切るクロッシングが横たわっており,さらにその奧やや左には3方向分岐風の分岐器がある.だが,よく見ると一気に三方向に分岐しているわけではなく,Y字分岐に片開きをくっつけたような,特殊な分岐器が見える.

メンテナンスが大変そうな駅構内である.
なお,現在は阪神と近鉄が直通運転するために,構内配線は上の写真とは変更されている.