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懐かしのピーチライナー

古いフォルダをほじくっていたら,ピーチライナーの写真が出てきたので見てみよう.

まずは,小牧駅.列車の運転席が片側にしかないタイプなので,折り返しはループ線をぐるっと回る.しかし,土地の狭い日本では残念ながらインフラのコストアップの要因でもある.

DSCN3626小牧駅の発車時刻表.減便のためだろうか,中途半端な運行間隔で,覚えにくい上に実際にも使いにくい.

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一見電車風の,ゴムタイヤの新交通システム.この手の不思議な乗り物,最近は導入が減ったが,お役人様が好き好んで導入したがる.背景には補助金システムが関係している.高架式のレールタイプの軽量鉄道システム(ドックランズ・ライト・レールのようなシステム)の方がいいと思うのだが,補助金が対応していないのが悲しいところ.

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ここは中央案内式.開発メーカーによって互換性のない様々なシステムが存在しており,規格化すればコストダウンしやすく,普及させやすい上に後々の維持コストも下がったのになと思うが,今さら,である.

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終点の桃花台は高速道路沿いであり,クルマ好きのナゴヤンがわざわざ電車を乗り継いで名古屋都心に行くかというと,怪しいところ.ナゴヤンは,栄であってもクルマで乗り付けたがる(←日々の観察結果である).

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終点もループ付.ここは延伸対応の準備工事済み.もちろん,使われず仕舞いで廃線.

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車両は日本車輌製の模様.

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でも,車内には三菱重工のプレートが…

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もうちょっと汎用性のあるシステム作ろうよ.利益を囲い込んでいるつもりかもしれないけれど,結局普及しないんだよね.普及しないから儲けにならない.

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北陸新幹線のバージョンアップ

北陸新幹線は,この先,金沢から福井方面に延伸されて敦賀までは約8年後に開業する.ルートはまだ決まっていないが,最終的には大阪に達する.

一方,速度については整備新幹線の最高速度は260km/hと法律に書かれてしまっているので,一応それにあわせて律儀に260km/h運転されているが,整備新幹線の基本的な線形は山陽新幹線などと同じく,半径4000メートルの曲線で構成されている.勾配は山陽新幹線などの15‰程度よりずいぶん急な30‰が採用されているが運転速度のネックになりやすいのは曲線である.

つまり,(一部の急勾配などを除き)北陸新幹線は山陽新幹線なみの速度(つまり300km/h)まで将来的にバージョンアップできるだけの基礎的な設計がされているとも言える.

山陽新幹線については実現はしなかったが,320km/h以上での運転が構想されていた時期もあることから,北陸新幹線についても320km/h運転というのはあながち夢物語ではない.

なお,この手の話をすると「北陸新幹線用車両は急勾配対応なので…」という話が出やすいが,ドイツのICE用の最近の高速新線では40‰の勾配に対応しながら300km/h運転しているところもあるので,それ用の車両を車両メーカに発注すればいいだけではないだろうかと思う.

#関係法令の改正,保安装置のバージョンアップ,架線設備の更新……が必要かな

北陸新幹線がガラガラ…早合点するなって

開業したばかりの北陸新幹線がガラガラだという.そりゃそうだろう.新幹線が出来たからといって即日,北陸の人が東京方面に用事が発生したり,知人が出来たりするわけじゃない.数年〜数十年かけて移動構造が変化してゆく.

今回開業した区間は長野〜富山〜金沢であるが,このルートはかつては越後湯沢乗り換えのはくたか号の経路であった.

首都圏からなら越後湯沢で乗り換えて…

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笹団子とお茶買って…

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乗って,くつろぐ.

乗車したことがある人ならわかるが,はくたか号の最混雑区間は,越後湯沢から直江津までである.席が確保できなくても,直江津を超えると空席が多くなる.そういう列車が毎時1本程度走っていた.そんなわけで元々,北陸三県下ではやや座席が供給過剰であった.

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首都圏と新潟県からから北陸三県への鉄道利用は北陸三県東側で一日約8000人である.

これが12両編成の28往復計56本,概ね毎時2-3本になった.全列車に均等に分けると1本あたり142人.1両あたり平均12人ほどになるので,「ガラガラ」は最初からわかってのことであって,徐々に客を増やしてゆく作戦であろう.

まずは,ターゲットは航空.航空による首都圏からの利用は約6600人.先の8000人と合わせると合計14600人の利用である.全部鉄道に移転すると1本あたりの客は260人,1両平均20人あまり.新幹線化すると客は2-3割増えることが多いので,そうなると1本あたりの客は325人くらい,1両平均27人になる.

忘れている人が多いが,大阪まで開通すると,今度は近畿および中京,それから首都圏から米原回りで北陸三県へは約22500人の利用者がある.8年後の敦賀開業時点でほぼこの数字は確定である.さらに客が2-3割増えることを想定すると約28000人.同じ列車本数だとすると1本あたりの客は500人くらい,1両平均42人.これだと概ねそんなものかという混み具合.

つまり,東京から金沢行きだけで北陸新幹線プロジェクトが終わるなら6両編成でも充分であるが,「ガラガラ」でも12両もつないでいるのは,そう遠くない将来に西側区間が開業することを想定しており,そのための輸送力を,現時点で確保したからであろう.

そう騒ぐなって.

新幹線との対面乗り換えが注目されて10年以上経過したんだが

九州新幹線が鹿児島付近の先っぽだけ営業していた時代,新八代で新幹線と在来線特急が対面で乗り換えできていたのは有名な話.これは便利だということで,同様の取り組みをしようと結構あちこちで盛り上がっていたんじゃないかと思うが,あれから約10年.大した設備ではないはずなのだが,1つも実現しない.

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システムの違う鉄道をホームの両側に乗り入れなければならないので,取り付け線の整備程度などはいるがフル規格新幹線建設などに比べて大幅に簡便なはずだったのだが…

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いや,べつに軌間可変装置を付けなければならないということはないんですよ.車両と装置が開発できたら後付けで付ければ良いだけで,FGTが実現するまで在来線と新幹線を接続してはいけないということはないんですよ.出来そうなところはやりましょうよ.

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長野駅から南方面とか,名古屋やリニア三重県駅から三重県南部とか,新大阪から日本海側各地とか和歌山とか,岡山を起点に各方面とか,小倉から大分・宮崎とか,鹿児島中央から宮崎とか・・・

新潟駅はいつ出来るんだったっけ?

#こういった小技についても,「整備計画」認定できるようにしようよ>国交省殿

北陸新幹線の設備を観察

Youtubeで北陸新幹線の運転席からの映像を見ることができるが,なかなか興味深い(画質がイマイチなのがちょっと残念).


まず長野駅を出発した直後(1:34)に差し掛かる分岐器である.長野駅は現時点では全列車停車であるので,長野駅構内の分岐器は高速運転仕様である必要はなく,他の新幹線路線でも全列車停車の駅は通常タイプの分岐器が標準である.ところが,長野駅の分岐器はわざわざノーズ可動式にしているように見える.分岐器を通過する際にも,ガタゴトという音は記録されていないようだ.将来的には長野駅通過列車が設定されることも考慮してあるのだろうか.しばらくして差し掛かる両渡りの分岐器(2:27)も高速通過対応である.車両基地への出入り口(4:48)は,もちろん高速通過対応の分岐器になっている.

トンネルに入ると,雪で見えなかった軌道構造がわかるが(6:40),九州新幹線あたりから採用されているローコストタイプの梯子形のようだ.映像だとずいぶんゆっくりに見えるが,長野-金沢間の映像が68分なので,ほぼ「かがやき」と同程度の運転のようだ.


飯山駅(10:38)は棒線駅でホームがあるだけ.そういえば,ずいぶん前に卒業生が,ただいま飯山駅付近軌道敷設中,と言ってたっけ.この附近は連続する急勾配があるが,特に遅くなるわけでもなく,淡々と走行.トンネル長いな.そして,East-iとすれ違い(14:27).

トンネルを出ると雪景色なのに軌道に雪は無く(16:33),このあたりは温水の融雪装置が付いているのかな.民家に近い区間では防音壁が一段高くなるが(17:37),透明で景色が見えるタイプ.これも九州新幹線にあったかと思う.


そして,新潟県知事が通過することを前提に設計していることについて激怒したという例の上越妙高駅にさしかかるが,駅の手前の両渡り分岐器は(17:51),もちろん高速通過に対応したものになっている.そして,通過後の片渡り(18:05)も高速対応.
そして再びトンネルだが,短い明かり区間は覆いで次のトンネルと連結されてしまっている(19:17).なぜか,断面が四角のトンネルと,丸のトンネルが接続されている(20:59).四角部分は雪覆いか?


糸魚川駅(27:01)も棒線駅.列車の運転本数が少なく,速達便を各停形が待避する必要が少ないため,設備の簡略化が行われているようだ.


トンネルを抜けて,黒部宇奈月温泉駅が近づくと,複線の軌道間の「谷」が深いようだ(34:56).ここに雪を貯める構造かな(貯まった雪はどうするんだろう).側壁が二重になっており,この間に雪を飛ばして下に落とす構造かな.そして高速通過対応の片渡り(36:23)を過ぎて,黒部宇奈月温泉駅を通過.ここも棒線駅.
しばらく走って入るトンネルの土被りが異様に浅い(38:21).


富山平野を突っ切って,富山駅へ.よく見ると,ちゃんと勾配標あるのね(43:35).それから,風速計(43:38).
新幹線にしては結構急な曲線をとおり(43:58)進路を南へ.減速しながら再び西へ.駅手前の分岐器はノーズ可動式ではなく(46:35),低速運転が前提のようであり,長野駅と違って通過は想定していないか,もしくは低速通過しかできないようである.富山駅を出た直後の分岐器には覆いがしてあるが,これは雪覆いというよりは左隣にマンションがあるため,分岐器や新幹線そのものに起因する騒音対策ではないかと思われる.富山駅の金沢方の両渡り(49:13)は長野や上越妙高とは異なり,フランジウェイのある切欠き付き通常タイプであり,高速走行は想定外.


さらに西へ.新高岡駅(55:06)も棒線駅.この設備は何だ?保守基地?(56:30)
そして,富山石川県境へ.このトンネルは計画変更に伴って掘り直したトンネルだったっけ(59:00).入ってしばらくは雪覆い兼サイレンサーか?
ここも保守関係?(1:03:20)


長野から1時間あまり.金沢着.駅手前の両渡り分岐器(1:06:25)は,やはり通常タイプで高速通過は想定外.通過時にカカンカカンと音がする.

ここまで.おわり.
#(騒音対策の可能性もちょっとあるが)長野駅が通過列車を想定して設計されているのは意外であった.

…で,北陸新幹線の行き先表示はどうなってる?

今は九州新幹線は鹿児島中央から博多までつながっているが,新八代で乗換の時期が数年あり,その時期のか鹿児島中央駅の電光掲示は下のようであった.

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新幹線は鹿児島中央駅を出ると新八代まで運転し,そこで在来線特急に乗り換えであったが,客への案内上は「博多行き」であったというわけである.列車の側面の行き先表示も博多行きだったかと思う.列車の一体性を前面に押し出した方法であった.

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同じく,東海岸を走る特急にちりんであるが,宮崎空港駅から別府駅に向かう列車の側面の表示はこのようになっていた.

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別府で乗換だが,博多までは実質つながってますよ,ということである.

さて,北陸新幹線が開業し,JR西日本のサンダーバードは都市間連絡列車としては金沢までの運転となった.富山まで行く人は金沢で乗り換えることになるのだが,サンダーバードと北陸新幹線は客への案内上,つながっているだろうか.逆に,富山から西に向かう北陸新幹線は「金沢止まり」になってないか.

京都や大阪の人にとって「富山」は消滅してしまっていないか?
あるいは,富山の人にとって「京都」や「大阪」は消滅してしまっていないか?

気分の問題と言えばそれまでだが,けっこう重要かもしれない.

【祝】北陸新幹線延伸…福井先行開業は?

開業おめでとう・・・っって,まだ2-3日早いか.大阪にとってはうれしさも半分なり金沢開業といったところであり,金沢以東が近畿圏とのつながりを離れ,首都圏に取り込まれる記念日でもある.

さて,その先,金沢から西,敦賀までは7年後ということになっているが,その途中の福井市まで先行開業できないかなという話が出ている.福井を終点にするには用地買収して車庫作って等という話もあるが,東北新幹線の八戸の話を参考までにご紹介.

今は東北新幹線は青森まで走り,もうすぐ北海道へと行こうとしているが,長らくの間は八戸で止まっていた.線路は八戸駅で止まっていたかというとそうではなくて,北方にしばらく続き,現在は本線となっている線路上には,実は車庫があった.

その写真がこれ.車庫には入り口が2つあって,大きな左側の方が現在の本線になっている部分である.

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延伸工事が始まると,この車庫は取り除かれて・・・

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車庫は小さい方だけ残してスリムになり,今は本線になって新幹線の営業列車が走っている.
DSCN6439ということで,まぁ,敦賀開業までの数年間のためにこういった設備を作るつもりがあるのならできないこともない,ということである.なお,福井駅から白山車両基地のある松任までは70kmほどなので,新幹線なら20分くらい.松任まで回送する気があるのなら別途の設備は不要ということになる.少なくとも金沢駅にいったん入線させれば松任の車庫には入ることはできる.

NANCYのTVRはどうする?

一時期,LRTの整備方法の一つとしてゴムタイヤトラムが注目された感がある.いくつかの方式があるが,その一つとしてTVR方式というのがあり,フランスのナンシーカーンで採用されている.

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ところが,開発元のBombardierがこの方式からの撤退を表明し,カーンについては将来的に通常型のLRTに敷き変えるそうな.結果として,安物買いの銭失いになってしまった.

ナンシーも同じTVR方式である.軌道がずいぶん劣化していたが,早晩車両も含めて設備更新が必要で,何らかの判断が迫られるところ.どうするのかな.

特殊な方式を採用すると,メーカーの都合が大きく影響する例である.トラムに限らず,特殊な都市交通システムを導入すると常にこの手のリスクがつきまとう.(が,往々にしてお役人様は新手の都市交通システムが大好きなのが困ったところ)

連節バスの方がマシかも.(でも,それってもはや単なるバスだよね)

「2200億円」は無かったんや・・・で?

先日は「毎年2200億円あったら何ができるだろうか」という捕らぬ狸の皮算用をしてみたが,大阪市長の話を追って行くとこの2200億円は府に移管した事務経費や市債の返済分等々に使われるそうな.

つまり,市域外の府下で使える2200億円というのは,無かったと言うことなんやな.毎年2200億円,もしもあったなら,府下でかなりの投資が行われるという机上の空論をしてみたが,それはできそうには無いということか.5年で関空リニア完成レベルという,あの強力な破壊力(いや投資力)は期待してはいけないの?

そうすると,新たな疑問がわいてくる.それは………

府市統合しても府下(除く大阪市)には,さほどの期待すべき投資が成されるわけでは無いということか? 府市統合すると,一体何が良いのか?というほとんど振り出しのような原点に戻ってきてしまう.

えっーと,かつての国政でも埋蔵金の議論があったが,地下鉄売り払うとか,泉北高速売り払うとか,電力株売り払うとか,そういう一時的なのは「二重行政の解消」による構造改革的な効果ではないよね.全部売り払っても大阪市1年分の予算規模にも到達しなさそうだし.

公共施設類の二重投資を解消,という話なんだろうが,ハコモノにしろ,上下水道にしろ,事業組合作って府市で統合するだけで二重化は解消できるので,府や市の本体を統合する必然性のある部分て,どのへんなんだろう.市を小分割するので逆にコストアップでは無いかという意見もあるようだが,いかに?

Q&A読んでも,現状でどこに構造的な無駄が存在するのか,わからんのだが,具体的にどこそこにウン億円の無駄があって,府市統合でそれをどういう形態に変化させることが出来て,その結果,いくらの統合効果が出て,それを積み上げるといくらになって,というわかりやすいリストでも作ってくれんかのう.いくつかの例は別資料に書かれているようだが,積み上げると毎年3千億円以上にもなるの? 今のところ”効果はありまーす”と書いているだけに見えてるんだが.そもそも,この説明サイトは府や市の公式見解なのかな?

やっぱり700ページの資料読まんとわからんのやろうか.府民(≠市民)には,どんなメリットがあるんかな.それから府民(≠市民)の住民投票はどうなったのかしら?

こういう後ろ向きの発言してい…ry) おや,夜中なのに誰かやってきたよぅd・・・

#このサイトが比較的わかりやすそうだが,このサイトの解説見ると,少なくとも1100億円あまりは「区」ではなく「府」に渡るように見える.じゃぁ,やっぱり皮算用してもええんか?

時計仕掛けの幹線鉄道

スイスに行くと,スイス連邦鉄道の列車にこういうのが走っている.

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機関車の番号が「2000」になっているが,製造番号が2000番なわけではないし,型式番号が「2000」なわけでもない.「Bahn-2000計画(Rail 2000計画)」事業に合わせて導入された新規車両なので,プロジェクト名として「2000」が書かれている.後ろに繋がれている車両も同じ計画に合わせて導入されたものである.

Bahn-2000は,(1)主要都市間を30分の整数倍よりもちょっと短い時間で結ぶ,(2)主要都市の駅の出発時刻は原則として毎0分もしくは30分,ということを目指して幹線鉄道の改良をする計画で1987年に計画が開始され,2007年頃に概ね完了.

そういうわけで,スイスの大きな駅に行くと,毎0分もしくは30分のちょっと前になると続々と各方面から列車が集まってきて,毎0分もしくは30分を過ぎると三々五々各方面に列車が散って行く.つまり,毎0分もしくは30分には,駅のホーム上には各方面からの列車が勢揃いしており,全方向相互間の乗換が出来る,というシステムだ.

日本は新幹線を作って走らせて,それに合わせて他を考えるというシステムだが,スイスは発想が逆で乗換がうまくいくようにするには最低限,どの程度の改良をすればいいかという視点で整備がされている.

なので,スイスには日本の新幹線相当の高速新線がほとんど無い.Oltenの南側に少しと,あとはアルプスの長大トンネルの中くらいなものである.

なお,上の写真の列車に関するWikipediaの説明項目には「「バーン2000計画」の要となる200km/h列車用として」と書かれているが,車両としては200km/hで走れると思うものの(実際,Olten付近の短い高速新線では走っている),Bhan-2000は200km/h運転導入が主目的の幹線鉄道計画ではないので,この記述はあまり正確ではない.(学生の皆さん,Wikipediaの使い方には注意しましょう.)

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駅の出発時刻の掲示,よく見ると,ほとんど同じ時間に続々と出発している.まるで歯車のように一定間隔で列車が都市間を行ったり来たり.時計の国スイスならではのシステム.このシステムが導入できるのは,列車を時間に正確に走らせることが出来る国だけ.