投稿者「hatoko」のアーカイブ

芳賀・宇都宮LRTただいま建設中(5)

2022年には走る芳賀・宇都宮LRTの工事の様子,Part 4につづいて,Part 5だ.

「最終コーナー」を曲がると,「かしの森公園」という公園がある.運動場が主体の公園のようだ.

さらに進むと,本田技研工業の工場があり,このへんがLRTの終点になるようだ.

この工場まで従業員輸送なのかな…と思いながら辺りを見回すと,こういう風景が広がっていた.

「9・11P」と言うことは,第1から第8,第10駐車場もどこかにあるということか?

気になるので,GoogleMapで様子を見ると…ありゃ,駐車場だらけだ.工場の面積の1/3くらいが駐車場? これじゃぁ工場のために用地確保したのか,駐車場のために用地確保したのかわからない.そういえばトヨタの工場も従業員輸送に苦労していて,愛知環状鉄道の輸送力増強につながったかと思う.

気になるので,手前の芳賀町の工業団地も見てみると…ありゃ,こっちも駐車場だらけだ.さらに宇都宮市内のLRT沿線になるはずの清原工業団地も…やっぱり駐車場だらけだ.帝人の宇都宮事業所の北東側の駐車場はかなり巨大だな.ざっと見てこの駐車場だけで収容台数4000台かな?

なーるほど,芳賀・宇都宮LRTは,「まちづくり」という視点というよりは,切実な産業政策上の課題解決ツールという役割かな.

#電動アシストチャリで宇都宮駅から約15キロ.バッテリーが切れてしまって帰りのペダルの重いこと重いこと.

(おわり)

新幹線で農産物を輸送

日本郵便とJR東日本は2018年11月5日(月)、両社の輸送網を活用した物流トライアルを行うと発表しました。

情報源: 新幹線で農産物を輸送 朝収穫、東京で午後販売 日本郵便とJR東日本が試行|ニフティニュース

去年の秋にこういう話題があった(もうリンク切れてるかも).その後どうなったかについてはよくわからないが…

今年6月には長野からも「第二弾」が実施され,「あんず」が輸送されているようだ.

そろそろ第三弾の季節?

なお,(もう止めちゃったけど)過去にはフランスのTGVで郵便物輸送してたわけで,農産物だけじゃなくて,東北とか北海道とかあたりから小包とか宅配荷物とかを輸送するってのもありかも.

在りし日の「La Poste 用TGV」(2014年9月,パリにて)

インフラ企業と地元の関係

マルウェア対策のために当サイトを数ヶ月休止していたが,再開しても相変わらず長崎の新幹線の件静岡のリニアの件は解決できずにこじれたままなワケやね.

そうこうしているうちに,ここ数日で関西電力幹部が若狭湾の電源開発がらみで地元から金品を受け取ったり,関連会社の役員にして利益を渡したりと,なかなかのズブズブぶりが発覚したわけだが…インフラ企業と地元の関係という視点からすると,これは静岡の件の真逆なんだなぁ.

静岡のリニアの件は,地元対策の経験が少なすぎる企業が「まぁイケるやろ」と甘い見通しで進めた結果,こじれってしまった件.

一方,関西電力の件は,地元対策の重要性を知りすぎていたがために,ズブズブになってしまった件.

どちらも,過ぎたるは尚及ばざるがごとし,か?

芳賀・宇都宮LRTただいま建設中(4)

2022年には走る芳賀・宇都宮LRTの工事の様子,Part 3につづいて,Part 4だ.

市民センターを過ぎても,工業団地はつづく.

工業団地内の道路は,交通量に比べてやたらと幅員が広く,車道だけで4車線,両側と分離帯に植樹,緑地帯付きというものなので,LRT軌道を敷設するのはかなり容易そう.

この右側の整地された空間はLRT予定地か?

沿道には有名企業の工場が並ぶ.

もしかして,今写しているこのカメラのレンズはこの工場製か?

LRT予定地?は続く.

工業団地が終わっても,その先,LRT予定地の延長方向では何やら工事をしている.

そして,次の交差点を曲がると,郊外に向かう,よく見るような構造と沿道—ロードサイドショップが建ち並ぶ—が目に入る.

あと3年で,ここをLRTが通るのか? 工業団地と違って,車道を削るか沿道の用地を削らないと軌道敷設は難しそう.

このあたりはテクノポリスという名前が付いているようだが,テクノを感じさせるものは無さそう.単なる郊外開発地といった感じ.清原工業団地の方がテクノっぽい.

さらに進むと,ついに宇都宮市内を突破し,隣接する芳賀町に突入.すると,再び工業団地になる.工事はまだ始まっていないが,ここも幅員は広く,軌道用地の確保はさほど難しくはなさそう.

そして「最終コーナー」を曲がる.

つづく

芳賀・宇都宮LRTただいま建設中(3)

2022年には走る芳賀・宇都宮LRTの工事の様子,Part 2につづいて,Part 3だ.

鬼怒川を渡った東側では工事が進んでいる.

近づいてみよう.

次の停留所の予定地だ.

ここからは小さな丘を切り通しで抜けて…

丘の反対側でも工事中.

完成するとこんな感じになるようだ.

高架橋のまま田んぼを越えて,台地の上の学校(宇都宮清陵高校)の横に至る模様.

ここを通って…

隣の学校(作新学院)の横の林の部分を通る.このへんに電停設置か? 海外のLRTのルート取りを見ると,必ず沿線に学校がある.ここも沿線に学校2つ.

樹木には何やら印が付いているようなので,伐採対象か?

丁字路を左に曲がる.このへんは工業団地になっている.従業員輸送のニーズはありそうだが,どの程度の人数を雇用しているんだろうか.

住友電工産業の前で右に曲がり…

この写真の右側を走って…

清原地区の市民センターなどがある地区付近に達して,そこに電停ができるはず.

つづく

そっ,そこにバス路線ですか…

京阪バスが攻めている.

新しくできた道路や高速道路経由の新規路線,はたまた大学等の学校を狙った路線開設など,老舗のバス会社の中では攻めの姿勢だ.

直Q京都号(松井山手(京田辺市)ー京都駅)は高速道路の第二京阪道路を経由して運行されている.それまでJR線と近鉄線とを徒歩連絡300mを介して乗り継いで,遠回りで結んでいたが,これを着席保証の上で結んだので,大好評.

当初は45分ヘッドという中途半端なものだったが,10年を経て,最近は毎時2本,ピーク時は10分間隔運転という路線に育っている.ドル箱らしい.

さてさて,その京阪バスの今秋の新作は…

「枚方津田大阪空港線」

大阪空港交通のバスとの共同運行路線のようだが,な,なぜ片町線津田駅

いや,個人的には大変ありがたいんですが…
(日々,電車の乗り継ぎが多そうな地域を探し出して検討してるんだろうなぁ…)

経路が結構ナゾで,津田駅を出て第二京阪道路を西進して近畿自動車道北行し,伊丹空港に向かうと思いきや,いったん京田辺を経由して京都方面に向かい,久御山JCT,大山崎JCT,高槻を経て伊丹空港へ.こっちの方が時間が読みやすいということか?

※渋滞ピーク時には久御山JCTの第二京阪北行-京滋バイパス間の連絡通路が渋滞で詰まるので,渋滞フリーというわけではないのが要注意ポイント.

#10/1朝,いつもと雰囲気違って,駅前にスーツ姿の人が大勢いるぞ…出発式でもするのか?

芳賀・宇都宮LRTただいま建設中(2)

2022年には走る芳賀・宇都宮LRTの工事の様子,Part 1につづいて,Part 2だ.

この小学校の横を通過する予定だが…6月時点ではその兆候無し.

そのまま,この集落の中を突っ切るはずだが…?

集落を抜けると…何か工事している.

おっ,これは何だ?

鬼怒川を渡る橋梁工事のようだ.

対岸から先ほどのクレーン方向を見るとこんな感じ.結構進んでいる.

鬼怒川を渡ると,さらに東につづく.この先も何か工事をしているようだ.

つづく

芳賀・宇都宮LRTただいま建設中(1)

他都市の市長さんや議員さんやお役人さん達が,LRT建設が困難な理由をいろいろと考えているうちに,宇都宮ではLRTの建設が始まっている.2022年には走るようだ.

…ということで,駅前で電動アシストチャリを借りて予定線に沿って行けるところまで行ってみよう.なお,以下の情報はサーバが止まっていた6月の様子なので,今行けばもう少し工事が進んでいるはずである.

最初に建設される区間は宇都宮駅の新幹線口側,つまり東側から郊外に延び,隣町の芳賀町までの約15キロ弱である.市街地を通過する欧州のLRTのイメージとは若干異なり,路面電車車両で運転される郊外鉄道といった感じのようだ.

駅から東に延びる太い道路では工事が…まだ始まってない.あえて言えば,中央分離帯がすでに撤去され,移動可能なテンポラリなガードレールになっていることくらいか?

路線はまだまだ先に続くので,チャリンコに乗って進んでみよう.

しばらく進むと,交差点部で道路が立体交差している.ここはどう通過するんだろう?

3分割されているようなので,すでに対応済みで設計? それとも中央部分を取り替え?

さらに進んでみるが,うーん,何も工事が始まっていない?

ベルモール付近を過ぎると…これってLRT工事の一部だよね.中央分離帯の撤去工事.

田んぼが見え始めると,LRT軌道は道路を離れ,専用軌道で東進する模様.田んぼの中で盛り土工事をしている.車両基地予定地のようなので,転圧か?

宇都宮市の環状道路の一部となる国道4号のバイパスの東側に出ると,田んぼの中をさらに東進するはず.

この視線の方向にLRTの軌道が延びてゆくと思うんだが…現時点では単なる田んぼだよね.ここで合ってるんだろうか.

写真中央の田んぼの中には,よく見ると黄色いリボンの付いた杭のようなものが見えるが,もしかして軌道中央線? 奥の小学校の手前に停留所ができて,学校のすぐ左側を通過するようなんだが,まだ工事始まってないねぇ.

つづく

英旅行大手トーマス・クック破産申請

創業178年の英旅行代理店トーマス・クック・グループは23日、ロンドンの裁判所に破産を申請した。追加の資金調達交渉が合意に達しなかったため。英民間航空局(CAA)は、同社が「直ちに営業を停止した」と発表した。トーマス・クック・グループは、「近代ツーリズムの祖」とも言われる実業家トーマス・クックが19世紀に創業した老舗旅行代理店が母体だった。

情報源: 英旅行大手トーマス・クック、破産申請 旅行者15万人の帰国作戦が開始 – BBCニュース

トーマスクックというと,日本では「ヨーロッパ鉄道時刻表」でおなじみだったブランドだが,その時刻表の版権もとうの昔に手放されている.

本業は旅行代理店で,日本で言うとJTBみたいなポジションかな.

昨今はネットで列車も航空もホテルも直接予約・発券が可能で,旅行代理店の存在価値が問われており,ついにやってきたかという感じ.

日本の旅行代理店も戦々恐々としていると思うが,ネットと価格競争をしても勝ち目のないのは目に見えており,ネットでは得られない価値を提供できるかどうかが生き残りの重要ポイントのはず.

おそらくそのポイントは,「優れた企画力」「信頼性」あたりではないかと思う.

ネット予約の難点としては,画面上からしか得られないサービス内容を信じて現地に行ってみると,何ともまぁ欺された感の強い現実が待っていることが少なくないこと.もう一つは,いちいち自分で全ての旅程を立てなければならないので,面倒なこと.

決して客に向かって「あさま号ってどこ走ってましたっけ」とか「うちでも○×○×.comの扱い商品の予約ができるようになりました」とか言っていてはいけないわけで…わかってない旅行社が少なからずあるような無いような.

#そういえば,数年前に “てるみくらぶ” が破綻してたっけ.あそこも廉売中心だったかな.

新交通に知事疑問「近場でも車で移動」

ずいぶん前の記事だが…

 金沢市が導入を目指す新交通システムについて、石川県の谷本知事は28日、「県民は近場でも車で移動する意識が染みついている」と述べ、「マイカー好き」の県民が乗り入れ規制が不可欠となる新システムを受け入れるのは困難との見方を示した。

情報源: 新交通システムに知事疑問「近場でも車で移動」 : 社会 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)

(システム障害で長らく下書きを放置してあったので,リンク切れてるかも…)

北陸の新幹線駅設置都市で,お城のある(あった)まちを並べてみまーす.

富山市,高岡市,金沢市,加賀市,小松市,福井市,敦賀市,小浜市

グループ分けしてみまーす.

Aグループ:富山市,高岡市,福井市
Bグループ:金沢市,加賀市,小松市,敦賀市,小浜市

あらぁ……小さな都市と同じ政策なのかな.

偉い人は運転手付きの車で移動することが多いので,公共交通よりも道路と自動車の方が気になっている人が多い傾向があるような印象…気のせい?

#どーでもいい話ですが,私ICa持ってます.