甥っ子が高三で,そろそろサッカーの試合に出るのも終わりなので,試合中の写真を撮っておいて欲しいという.そこで,撮影機材一式を持って,新幹線の製造工場の近くにあるとある高校のサッカー場まで片道200km,往復400kmの道のりを(他にも寄るところがあったり,同乗者のスケジュールの都合もあり)クルマで往復したわけだが…
…若い頃はなんてことは無かった距離のはずだが,昨今は400kmの運転はつらい.
高齢化のこのご時世,生産年齢人口の貴重な時間と体力を奪う「道路+クルマ」による交通システムは,費用と時間という交通システムを特徴づける2つの指標では表現できない大きな損失を伴っていることを実感した一日であった.
翌日である本日も疲労がとれず,ほぼ1日つぶしてしまったわけで,指標に顕在化しない社会的損失は大きい.
#かといって電車で同じような行動を1日で出来たかというと出来ないので,事実上クルマしか選択肢が無かったわけで,痛し痒し.