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あおなみ線にSL

名古屋市がSLを借りて「あおなみ線」で走らそうとしているらしい.

…ん? そんなSL走れるような路線だったっけ?

とりあえず,名駅で線路はJRとつながっている.

DSCN9627電車に乗って金城ふ頭方面へ.

DSCN9631しばらく走ると,沿線に貨物駅があった.少なくともここまでは走れそう.(C56がここまで走ったことはある模様)

DSCN9637この辺から高架へ.登坂できるかな? 電車専用と割り切った設計していると,結構急な勾配があるので,機関車だけならともかく,客車引っ張って登るのはきついこともある.ここは何‰かな?

DSCN9644終点.いわゆる機廻し線は無いので,どうやって折り返すかな?

DSCN9695駅で停止位置そろえる特殊な装置がありそうだが,無くて大丈夫なのかしら.

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ここもまぁまぁ坂きつそう.200mで4-5mくらい高低差ありそうなので,20-25‰?

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保安装置は,基本は「ATS-ST」みたいだね.

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何とも言えねぇ.でも,貸すか貸さないかは貸し主次第だよね.JR西に借りに行った方が確実かも.

それより,そもそも臨海鉄道線なんで,臨港地区の入替機関車連ねて引っ張るんじゃぁいかんのかね? 衣浦から借りてくればええがね(一般受けせんけど).名鉄にも最新鋭の変わった電気機関車あるがね.

ポール対応の架線

今は電車の集電装置というと,架線とパンタグラフであるが,その昔はビューゲルというはえたたき状のものや,さらに昔はポールという棒の先に輪っかが付いているタイプの集電装置であった.

こんなのですね.

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集電装置の先っぽを観察すると,こんな感じ.

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引っかからないように,碍子の部分がこんな形状になっている.

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架線の張り具合もルーズなので,だらしなく持ち上げられている.

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ま,そんだけ.

六郷川鉄橋

明治時代の鉄道を建設し始めたころには,まだ日本には鉄橋を架ける技術が無かった.汽車の走る橋でも木製の橋が当たり前だったが,重要な路線の橋梁には輸入の鋼材を組み立てた「鉄製の鉄橋」が架設された.

東海道本線の六郷川に架かる鉄橋がそれでイギリス製であった.その後,架け替えられて,元の橋はもったいないので別の路線に移設.そこで第二の人生を終えて,博物館行き.

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1経間のみだが,保存されている.IMG_8565

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明治村@愛知県にて.

四条畷駅の「地層」

JR四条畷駅のホーム.よく見ると「地層」がある.基底には煉瓦づくりの低いホームがあり,その上にコンクリートでかさ上げされたホームが載っかっている.

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下層の古いホームは,機関車が客車を引っ張っていた時代の名残.高架の構想も聞く昨今,この歴史的遺物はいつまで見られるだろうか.

JR学研都市線こと片町線は,もともと関西鉄道の路線で蒸気機関車の引っ張る列車も走っていた.行き先は「名古屋!」.大和路線こと関西本線が買収されたことでメインラインのポジションは2年弱で失ったが,一応,由緒ある路線である.

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が・・・今の扱いはあまり芳しくないのが悲しいところ.

京阪特急

古い特急の写真が出たついでに,こういう写真もある.
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古すぎるってか?
京阪特急(ただし超昔の)である.厳密に言うと,かなり昔走っていた特急用車両がその後一般用に転用され,それがいよいよ廃車される直前に元の特急色に戻された際の写真である.(そして,この車両がこの系列で最後に解体された車両の模様)
#これに限らず,在阪私鉄は物持ちが良い.手入れが行き届いているので,古いということを知らずに乗っている人も多いと思う.

京都市電まだ走ってます

京都市電は1978年の9月末限りで全部廃止されてしまって,現在京都市内に走っている路面軌道は市営ではない嵐電だけである.だが,京都市電の「電車」は今も毎日現役で走っている.
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これは,広島電鉄の車両として走っているものであるが,広島電鉄の紋章などが加えられ,車内もICカード対応料金箱などが設置されたりはしているものの,ほぼ原形を保って走っている.
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広島電鉄で「動態保存」されている車両はこのほかにも何都市かある.

新幹線第1号車・・・のスカートをのぞく

大阪の交通科学博物館には新幹線の第一号編成が保存されていた.
DSCN3651その新幹線第一号編成の先頭車両の先端部分の下はこうなっている.
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鉄板が何枚も重ねられ,少々の障害物が線路上に落ちていても,はね飛ばす仕組みである.以前にも書いたとおり,新幹線は目視で線路に異常を発見しても,ブレーキを掛けて停止するまでの距離が長いので間に合わない.そこで,少々のものははね飛ばしてしまおう,と言う発想である.
何度も言うが,「新幹線は目視で線路に異常を発見しても,ブレーキを掛けて停止するまでの距離が長いので間に合わない」ので,事前の対策によって安全が確保されている.決して運転士の超人的な精神力によって運転されているわけではない.
#技術的な話に対して直感に頼って記事を書くと,後で恥をかくだけである.

手宮線LRT?

小樽市内には手宮線という貨物線が,かつてはあった.LRT化しようという話があったが,その後はさっぱり話を聞かない.海外には観光専用LRTというのもあるので,観光専用手宮線LRTというのもあったもいい気がするが,日本ではカネのハードルは高いようである.
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小樽築港から線路は始まり・・・
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廃線跡をたどって行くと・・・
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所々は観光遊歩道となっている.
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かつての踏切跡も残っており・・・
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ここも遊歩道化.
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中心街付近を過ぎると再び廃線跡然とし・・・
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終点は,鉄道の博物館.なので,観光ルート化はしやすそう.
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汽笛一声高知駅

汽笛一声高知駅.ただし,高架になる前の駅で,今から10年以上前の写真.C56はこの日だけ「高知機関区」所属.
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客車がディーゼルカー代用なのはご愛敬.エアコン付きの車両がこれしか無かったらしい.
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展望車付き.
DSCN0017高知駅に汽車が開通したのは新橋-横浜間に遅れること50年あまり.大正時代に入ってからである.今年で高知駅90周年のようだ.
翻って,今年東海道新幹線開業50周年.だが,高知どころか,まだ四国には高速鉄道の槌音は聞こえてこない.