かつては北陸トンネルが(狭軌で)世界最長のトンネルであったが,その記録を塗り替えたのがスイスのフルカ峠トンネルである.
これがその入り口.
単線のトンネルで約15.4kmあるので,途中で行き違いができる設備がある.仙山線の面白山トンネルとか,ほくほく線のトンネルのようなものである.
このトンネルの興味深いところは,真上の峠道の交通量を減らして環境への影響を少なくするべく,トンネル区間を通過するカートレインが運行されていることである.
東海道新幹線では無理だが,日本の新幹線でも列車本数の少ない区間だとこういったカートレインの運転というのはありなのかなと思う.