LRTというと「トランジットモール」などというイメージがあるが,場所によっては「踏切」が存在する場合もある.
街路同士の交差点で,一方が通常の街路,もう一方がLRTの優先街路という組合せである.割と珍しい光景.場所はここ.
LRTというと「トランジットモール」などというイメージがあるが,場所によっては「踏切」が存在する場合もある.
街路同士の交差点で,一方が通常の街路,もう一方がLRTの優先街路という組合せである.割と珍しい光景.場所はここ.
Düsseldorfの中心街のこの辺は,航空写真では工事中,ストリートビューでは高架道路が確認できる.
2016年夏現在,現地に行ってみると工事真っ最中であり,高架道路は既に撤去されている.その跡地には路面電車が走っている.
上の写真と下の写真,よく見ると,右側にH&Mがともに写っており,中央やや左に各階に赤い張り出し看板が出ているビルが写っている.同じ場所だ.
写真の奥側から反対を向くとこんな感じ.
この線路の横には一方通行地下トンネル入り口(いや,正確には出口か)が口を開けている.まだ工事は完全には終わっていないようだが,一応共用されているようだ.
トンネルの反対側は,ずーっと先で視界に入る範囲には無さそう.
やや東には反対向きの一方通行トンネルの入り口がある.
工事が各所で行われている段階だが,完成すると,付近一帯は自動車が排除されて歩行者と路面電車だけの,公園のような空間になるのではないかと思われる.何年かしたら再訪して完成形を確かめてみよう.
まさしく地面の中の断面のお話.
Düsseldorfでは,あちこちで路面軌道関係の工事をしていたりするが,中心街付近で見つけたこの工事箇所では,軌道の地中の断面構造が見えている.
ここは最新式のコンクリート板にレールをはめ込む形式ではなくて古い軌道,たわみ軌道,つまり通常の線路を舗装材で覆った形のもののようだ.
レールがあって,その下に木のマクラギ,その下は採石,さらにその下は地面.
なかなか鉛直方向の断面が観察できる機会は少ない.
ところで,この軌道も廃線なんだか休線なんだかよくわからない状態だ.だが,廃線ならば工事時に軌道を取っ払うと思うのだが,そうはしていないので,いずれ復活するのではないかと思っている.数年後に再び訪れて観察してみよう.
単なる郊外鉄道だったトラムが,ここ2−3年で市街地まで伸びてきた英国Birmingham.トランジットモールまでできている.ここはEdinburgh的トランジットモールではなくて,歩行者が闊歩している.
さて,市内中心市街をウロウロしていて発見したのがこの軌道.
どこにも繋がっていなくて,20mほどだけ敷かれている.敷かれていると言うよりは「取り残されている」と言った方が正確かもしれない.場所はMuseumの裏側.博物館の展示物?? それともモニュメント?
新品のレールではなくて,すり減ったレール.この写真の奥はNewStreet駅,つまり中心駅である.
奧の工事はオフィスビルの新築工事のようであり,そのビルの向こう側にトラム路線の延伸工事が計画されているようである.
この古い軌道は,新しいトラムの姿を見ることができるんだろうか?