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皆さんなら何に気をつけますか?

さて,この公園,皆さんなら何に気をつけますか? (…などという,交通安全のクイズにありがちな質問をしてみる)

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何も無いと答えにくいので,選択肢を作っておこう.

  1. 奥の道路のバス
  2. 公園内を走る自転車
  3. 手前の道路を走ってくるクルマ
  4. 公園の木が倒れてくること
  5. 怪しい輩に絡まれること
  6. その他

では,答えです.

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「6.その他」でした.

よく見ると,公園から手前の道路に出るところにある柵に「Achtung Tram(トラムに注意)」と書いてある.そしてよーーーく見ると線路がある.

 

ドイツの「命がけの電停」

欧州の路面電車というと設備が行き届いているイメージがあるが,中にはあまりいただけないないものもある.

例えばこの電停.どこが電停かって? よく見ると右側の歩道上に電停の標柱があり,ご丁寧に液晶式の小型の接近案内まで付いている.

そして電車は客を見つけるとこの道路に停まり,客は車が来ないかどうか気にしながら電車に乗り込む.

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もっともこの道路,このまま奥に進むとトランジットモールになっており,交通量そのものは非常に少ない.

まぁ,全部が全部,日本の交通の教科書に載っかっているような状態だというわけではないという一例.

 

トラムトレインの車内

トラムトレインというと,カールスルーエという都市が有名であり,市内の路面軌道と郊外鉄道線を専用仕様のLRVが直通し,路面区間は20-30km/h運転,郊外鉄道線では70-100km/h運転,始発駅から終着駅まで2時間も走るというものまである.

さて,カールスルーエ以外もトラムトレインは存在し,例えばカッセルだと市内の路面軌道専用電車が青色なのに対し,トラムトレインは白色である.

市内の路面軌道と郊外の鉄道線をこのまま直通する関係で,車両もちょっと変わったものが走ってくる.

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一部の電車は非電化区間まで直通するので,発電機とバッテリを積んだものがあるという話を以前したが,今回は室内の話である.

市内の路面区間だけではないので,乗車時間が長めになる.そんな関係だろうか,3両編成のうち,運転席のある車両は通常の路面電車のような内装,中間車両はボディーサイズが路面電車にしてはやや長めで,イスが進行方向と直角のクロスシートになっている.

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ここだけ見ると,路面電車じゃなくて,郊外電車だね.

 

新幹線に100m超の分岐器があるというが…

新幹線に100m超の分岐器があるというが,この分岐器はこの電停の向こう側で3方向に分岐している.よく見ると,目前の線路は完全には合流(というか分岐)しておらず,二重である.そして…

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反対方向を振り向くと…

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合流(分岐)は,はるか向こうである.

分岐器の全長は,新幹線の160km/h対応分岐器よりも長いかもしれない.ドイツでは時々こういう分岐器がある.

なぜ,こういう分岐器になっているかは定かではないが,複数方向への分岐を行う箇所でよく見かけるように思われるので,日本で言うところのトロコン相当の制御機器の問題なのかもしれないと思っている.

 

 

高架道路よサヨウナラ

Düsseldorfの中心街のこの辺は,航空写真では工事中,ストリートビューでは高架道路が確認できる.

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2016年夏現在,現地に行ってみると工事真っ最中であり,高架道路は既に撤去されている.その跡地には路面電車が走っている.

上の写真と下の写真,よく見ると,右側にH&Mがともに写っており,中央やや左に各階に赤い張り出し看板が出ているビルが写っている.同じ場所だ.

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写真の奥側から反対を向くとこんな感じ.

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この線路の横には一方通行地下トンネル入り口(いや,正確には出口か)が口を開けている.まだ工事は完全には終わっていないようだが,一応共用されているようだ.

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トンネルの反対側は,ずーっと先で視界に入る範囲には無さそう.

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やや東には反対向きの一方通行トンネルの入り口がある.

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工事が各所で行われている段階だが,完成すると,付近一帯は自動車が排除されて歩行者と路面電車だけの,公園のような空間になるのではないかと思われる.何年かしたら再訪して完成形を確かめてみよう.

路面軌道の断面構造

まさしく地面の中の断面のお話.

Düsseldorfでは,あちこちで路面軌道関係の工事をしていたりするが,中心街付近で見つけたこの工事箇所では,軌道の地中の断面構造が見えている.

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ここは最新式のコンクリート板にレールをはめ込む形式ではなくて古い軌道,たわみ軌道,つまり通常の線路を舗装材で覆った形のもののようだ.

レールがあって,その下に木のマクラギ,その下は採石,さらにその下は地面.

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なかなか鉛直方向の断面が観察できる機会は少ない.

ところで,この軌道も廃線なんだか休線なんだかよくわからない状態だ.だが,廃線ならば工事時に軌道を取っ払うと思うのだが,そうはしていないので,いずれ復活するのではないかと思っている.数年後に再び訪れて観察してみよう.

 

 

廃トランジットモール?

Düsseldorfのトランジットモールの調査に出かけた.U-Bahnの出口を上がると,そこにはトランジットモールが…あれ? 無い.

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線路はあるが,架線がない.なんかおかしいぞ.

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レールの溝にゴムでフタがされている.廃線? 少なくとも運転はして無さそう.

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線路をはがすようなことまではしていないので,廃線ではなくて休線かもしれないが,営業はして無さそう.

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現地調査に出かけると,行ってはじめて分かることも多い.この都市では地下鉄(U-Bahn)の整備が進行中のようなので,この区間の路面軌道はこのまま廃線なのかもしれない.

路面なんだか,地下なんだか,わかんねぇ

ドイツの地下鉄は「U-Bahn」というが,地下鉄乗り場に行ってみると,ホームが低くて小型電車が走ってくることも多い.

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小型車両,と言うか,路面電車車両そのものといっても過言ではない.敢えていえば,低床式電車ではなく,古いタイプの路面電車といった方が正確か.

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中心街を抜けると,車道にはさまれた専用軌道を走るスタイルになり,地上を走る電車になる.

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まぁ,一種の「ライトレール」だね.

Birminghamの古い路面軌道

単なる郊外鉄道だったトラムが,ここ2−3年で市街地まで伸びてきた英国Birmingham.トランジットモールまでできている.ここはEdinburgh的トランジットモールではなくて,歩行者が闊歩している.

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さて,市内中心市街をウロウロしていて発見したのがこの軌道.

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どこにも繋がっていなくて,20mほどだけ敷かれている.敷かれていると言うよりは「取り残されている」と言った方が正確かもしれない.場所はMuseumの裏側.博物館の展示物?? それともモニュメント?

新品のレールではなくて,すり減ったレール.この写真の奥はNewStreet駅,つまり中心駅である.

奧の工事はオフィスビルの新築工事のようであり,そのビルの向こう側にトラム路線の延伸工事が計画されているようである.

この古い軌道は,新しいトラムの姿を見ることができるんだろうか?

豊橋銘菓?なの?

岡山の路面電車にはきびだんごの広告が入っていたが,ここは…

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ブラックサンダー!

内村航平選手の活躍で注目を浴びた,ブラックサンダー!

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「豊橋銘菓」だったのか?

知らんかった.とりあえず帰りに(ちくわとともに)ケースごと買って帰った.