交通整備のBefore & After の写真を撮るのは大変である.Afterは完成してから祝賀ムードが一段落した頃に訪れればだいたいOKなのだが,Beforeはこれから発生することを予測しながら撮影しなければならないので,実は難しい.予測が外れることも多々ある.
今回はBeforeを撮ったつもりだが,空振りだった写真のギャラリーである.撮影は10年前である.
距離自体は大したことないんだけどねぇ.なかなかこじれると難しいねぇ.
このへん.
交通整備のBefore & After の写真を撮るのは大変である.Afterは完成してから祝賀ムードが一段落した頃に訪れればだいたいOKなのだが,Beforeはこれから発生することを予測しながら撮影しなければならないので,実は難しい.予測が外れることも多々ある.
今回はBeforeを撮ったつもりだが,空振りだった写真のギャラリーである.撮影は10年前である.
距離自体は大したことないんだけどねぇ.なかなかこじれると難しいねぇ.
このへん.
交通整備のBefore & After の写真を撮るのは大変である.Afterは完成してから祝賀ムードが一段落した頃に訪れればだいたいOKなのだが,Beforeはこれから発生することを予測しながら撮影しなければならないので,実は難しい.予測が外れることも多々ある.
今回はBeforeを撮ったつもりだが,空振りだった写真のギャラリーである.撮影は10年前である.
距離自体は大したことないんだけどねぇ.なかなかこじれると難しいねぇ.
このへん.
日本に限らず,電車とホームの間には段差や隙間が残っており,交通バリアフリーで市街地も,駅の構内も段差が解消されつつあるのに,最後の1段がなかなか解消されないという話は折に触れてお話ししている.
じゃぁ,新設のLRT以外は望みが無いかというとそうでもなくて,上の写真はフランスパリの地下鉄であるが,電車とホームの間のギャップはエレベータなみである.
日本のバリアフリーもこのあたりを目標にして欲しいところ.
まだ決まったわけではないのだが・・・整備新幹線(北海道,北陸,長崎)の完成時期を早めるべく,資金計画の練り直しがされつつある.
その点だけを取り上げれば「【祝】整備新幹線開業前倒し」なのだが,そう手放しでも喜べない.
新しい資金計画のポイントは,各整備新幹線が開業することによって発生することになっている将来のリース料収入を担保にして,借金をして建設資金に充当して完成を早めるというものである.新たな国庫財源を探すことなく建設時期を早められるということであるのだが,ちょっと待てよ・・・その案は,タコが自分の足食ってるに近いぞ.
確かに開業は早まり,発生する便益を早期に享受できる.そういう点では社会的便益は大きい.ところが,各整備新幹線が完成するに至った場合,新たに完成した新線のリース料収入は借金の返済に充てられ,リース料収入を財源とした新たな路線の建設はできないことになる.
つまり,どういうことかというと,「今着手している路線の建設が終わったら,新幹線の建設は終わり,終了」ということである.
1970年の全幹法成立直後の基本計画が,2010年代半ばの段階の観点において建設すべきか,せざるべきか,しないとするならば他の都市間鉄道サービス改善の代替案は存在するのか,等々の一切の検討をすることなく,「今着手している路線の建設が終わったら,新幹線の建設は終わり,終了」である.
この国には,幹線鉄道網計画全体を俯瞰できるリーダーは,残念ながら存在しないようである.ちゃんと財源探そうよ・・・
新幹線やTGVには無くて,ドイツのICEにだけ「特等席」がある.
上の写真がICEであるが・・・割とレアな「ICE-T」である.最高速度はICEにしてはちょっと遅めの230km/hだが,カーブに強い車両である.日本でいえば四国や九州の特急とか ,紀伊半島に向かう特急とかが似たようなシステムを持っている.
そんなわけで,台車はちっとゴツい.
で,話を元に戻すと,日本の新幹線やフランスのTGVでは「運転席かぶりつき」ができないのだが,ICEについては旧式の一部のICEを除き,運転席直後に座席があり,間仕切りがガラス張りになっている.もちろん,予約可能.空いていれば予約が無くてもレイルパスなどでも座れる.
ガラスには液晶が仕組まれており,「ヤバイ場面」になると曇りガラスに一瞬で変わる.
あ,そうそう,以前青函トンネルの話を書いた際に運転席側からの前面展望の写真を載せたが,北海道新幹線が完成するとこのような光景は簡単には見られなくなる.
海外のLRTは1編成で200-300人以上の輸送力があり,日本のローカル電車2-3両編成相当である.
そのLRTの編成を2編成併結した「列車」のようなLRTも存在しているが,これだと編成定員が倍で500人くらいある.数両編成の地方都市の郊外電車と同程度の輸送能力があり,実際にこれが通常のレール(路面では無い)の郊外線を走っていたりするので,郊外電車そのものである.
じゃぁ,日本の郊外電車で充分じゃないかという話になるが,この「列車」のようなLRT,郊外線と市内の路面電車線を直通運転するので,便利さは格段に違う.長いLRT編成が市内の道路を走っているのである.