北陸新幹線京都駅付近の「地上案」(貨物駅通過編- ver. 1.5)

続きである.

前回のライン取りに若干無理があったように思えるので,今回は改善版のversion 1.5である.

前回のこの「シケイン」,このままだと超徐行運転になってしまい,駅近くとはいえ新幹線向きではない.そこで,今回は,在来線の複々線線路を順次ずらして,その隙間に橋脚を立てることを考えてみる.

( ↓ ↓ ↓ 前回の無理がありそうな部分)

さて,改善版である.

大宮通り跨線橋をくぐる段階で,複々線の線路の北側2線(米原方面)は貨物駅の元構内線路2線部分の用地を転用する.南側2線(大阪方面)は元の複々線の空間を使う.

北陸新幹線の線路は大宮通り跨線橋の手前までは南側の現貨物線および引上げ線の2線分を転用して進み,大宮跨線橋付近で西行貨物線,大阪方面外側線,内側線,米原方面内側線,外側線の順でそれぞれまたぐような形で北側にズレてゆく.

そして,複々線の線路が大きく南へカーブし始める頃には現在線の位置に戻るとともに,北陸新幹線の線路は在来線の北側に腹付けで建設できる.

以下,貨物駅方面へは前回と同じライン取り.めでたしめでたし(?).ということで,貨物駅から桂川橋梁までについては,次回へ.(つづく)